こんにちは、ニホンバトです
今回はだいぶ遅くなってしまいましたが、先月の1月17日〜18日の間に埼玉の秘境、奥秩父にある三峯神社への約3年振りの参拝と人生初の一人宿泊を果たしたのでそれについての旅日記を書いていこうかと思います😊
三峯神社について
三峯神社は言わずと知れた埼玉の観光地である秩父の中でも更に奥深くの果てしない道程を進んだ先にある有名パワースポットとして名を残しており、昔から白い気守りが有名なだけでなく、最近だと西武鉄道が秩父を紹介する際の観光名所のひとつとして宣伝をされるぐらい猛プッシュをされています。
そんな三峯神社についてですが、ここはかつて僕が3年前に初めてこの地へ訪れ、その地に満ち溢れる気の力によってその当時の僕が抱えていた迷える心を振り払い、その後「いつか必ずここにもう一度来よう」と決め込んでいて今回ようやくそれが実現した…という経緯になります。
3年前に訪れたあの当時の僕はそれはそれはもうメンタル的にはどん底に近いぐらいの絶望状態にありまして…三峯神社が持つ気の力というものに縋りたくなったというのもあるし、その当時の僕が抱えていた悩める気持ちを払拭したかったというのもあって、ほんの少しばかり自分に試練を課す事で心身共に乗り越えていこう、という思いが強くありました。
人生で初めて訪れた三峯神社の聖地としての神秘的な雰囲気に感動を覚え、ここに訪れるまでの間 、登山という形として自らの足で辿り着けたという事も踏まえ、その時の僕はなんだか清々しい気持ちになっていました。
気守りを授かり、帰ってきた後、僕は「いつかもう一度必ずここに来よう」そう決意してその時が来るのを実現させようとしていました。しかしその年の後半に人生の分岐点に立たされる出来事が起こり、同時にその当時から既にコロナウイルスも蔓延していたという事もあって色々と大変だった時もありましたが、時が経つにつれてようやく落ち着いた状況になり、コロナがなかなか収まらない雰囲気がある中でその時を模索し、そして今ここに再訪を実現するに至った…そんな感じの旅でした。
参拝旅1日目
スタートは早朝の早起きから始まりました。3年前はキツかった3時起きも早番仕事をしていたおかげで慣れたもんで楽々と起床。前もって入念に準備していた荷物を背負い出発しました。
朝5時頃、地元の駅から始発に乗って西武池袋線の飯能駅に到着後、乗り換えで西武秩父線の各駅停車に乗り込み、1時間ほどの時間をかけて西武秩父駅に向かいました。
今回は旅のお供として最近お迎えしたサボテンダーを同行させました。良き相棒です👍
あっという間に西武秩父駅に到着
3年前と変わらぬ御花畑駅の駅舎
ここから軽く徒歩で秩父鉄道の御花畑駅に向かい、今回の目的地である三峯神社の方向に向かう三峰口駅行きの電車を待ちました。
駅舎の雰囲気自体はあの時と変わっていなかったのですが、3年前と大きく変わった所がありまして…それがICカード入場口の導入ですね!
去年の3月、秩父鉄道は全駅で念願の交通系電子マネーであるICカード(SuicaやPASMOなど)に対応しました。これによってそれまで現金で切符を買う事でしか乗れなかった秩父鉄道でもスマートに乗り降りする事が可能で極端な話、財布を持たなくても乗り降りできちゃうのが時代の変化を感じますね…!
と…ここで問題が発生。この3年もの間で始発&深夜便の削減という大幅なダイヤ改正があった為か、3年前には間に合っていた御花畑駅の6時台着発の電車の乗車に間に合いませんでした…これによって何が起きるかと言うと、三峰口駅から出発する7時台のバスに乗れないんですよね…
僕の計画では3年前と同じ行程で行こうと計画していて、始発で地元の駅を出発し、御花畑駅の6時台の電車に乗車、7時前に三峰口駅に着いたら7時台のバスに乗って表参道入口がある大輪バス停で降りて登山スタートという算段だったのですが、朝のバスに間に合わないというのは予定外だったのでどうしようか焦りましたねぇ…
しかも何を慌てたのか三峰口駅の1駅手前の白久駅に間違えて降りてしまうという凡ミスをやらかすという…終点だと思って降りたら電車がそのまま出発したのを見て唖然としましたねぇ…(笑)
とはいえ、1駅ぐらいだったら歩いて行けなくは無い距離だったので気分転換にそのまま三峰口駅まで歩いて行きました。その道中、通学中だと思われる中学生の子たちから「おはようございます」と挨拶されたのがとても心地良かったのでこちらも思わず「おはようございます」と挨拶を交わして進みました。
そうこうしている間に20分ほど掛けて三峰口駅に到着。相変わらず無人駅状態のここには駅員などはいませんでした。というか周りに人が誰もいない…まぁ時間帯も時間帯ですしね。
で、ここでバスの時刻表をチェックしたのですが案の定、大輪バス停に止まる7時台のバスは出発してしまっていたので次のバスを待つか歩いて大輪に向かうかのどちらかを選ぶ事に、この時点での時刻はちょうど朝8時、次のバス到着時刻は1時間20分後の9時20分ほど、一方で大輪バス停までは片道6.5km程で徒歩50分ほど、さてどちらを選ぶか?僕の結論は…
せっかくなので徒歩で行く事にしました。
僕は少しでも早く向こうに着きたかったのでバスの時間を待っていられないという事と、バス通りを徒歩で行けるもんなのかを試す意味でもそちらの選択をする事にしました。
昇る朝日がとても美しかったです🌅
しかしこの選択、実際に歩いてみて感じた事としては少なくとも国道140号線を徒歩で行く事はオススメしないです。
以前自転車で西武秩父駅に向かった時にも感じた事なのですが、都心部や人通りの多い郊外の国道ではまだ歩道もちゃんと整備されてるので良いのですが、田舎の国道は車やバイクで走る事を前提とした造りになってる事が多く、一部の道では歩道が消失している事も決して珍しくはないです。
その上国道であるが故に大型トラックが走る事も多く、端に寄って歩いている自分の真横で超大型の車が横切る瞬間は何度も肝を冷やす事になり、いつ轢かれるかも分からない恐怖にビクビクしながら歩くというのも心臓に良くないし、また実際に危ないので田舎の国道を徒歩で歩く事はおすすめしないです。
国道の道中では秩父の自然を保護する意味合いで建てられた国立公園(公園…?)の看板が
音楽を聴きながら横をすりぬける車に気を付けながら歩く事約1時間ほど、ようやく3年前にも訪れた三峯神社表参道入口にやって来ました。この時の到着時刻はちょうど朝の9時で、大輪バス停に着くバスの時刻が9時40分ほどなので約40分の時間短縮に成功。しかし国道を通るのはやはりオススメしないです、危なかったし(笑)
大きな門構えでそびえ立つ白い鳥居も3年前のそれと変わらないままで、ここから訪れる人を暖かく出迎えてくれました。
眷属のお犬様も変わらぬお姿でいて少し安心しました。
実はここを訪れた時、同時に男女2人がこの鳥居にやって来てこれから登山を始めようとしていたらしく、ちょうど僕とスタートが被る事に。
3年前は山頂近くで下山をする人とすれ違うまで一切人とは会わなかったので、よもやここで遭遇するとは思いませんでしたが、先導者がいる状況には少し安心感を覚えていたので今回の登山は楽をさせて頂きました。🙏
まずは登り始める前にすぐ近くの竜門の滝へ向かい、滝を見に行く事に
手すりのない石段と急階段を昇り降りした後…
見えました。こちらが竜門の滝です。ここの滝は水量こそそこまで多くないものの、素晴らしいのはその水の透明度の高さで、底が透けて見えるほどの美しいクリアな水と、ひとつとして同じものにはならない波紋の神秘具合に相変わらず見とれるばかりでした…
そういえばつい最近プレイしたHorizon Forbidden Westの水の透明度が素晴らしいとブログでも述べたのですが、こうして本物の水とゲーム内の水の描写との比較をすると本当に実写と何ら変わらないレベルにまで今のゲームのCG技術力が進化してるんですね…
滝を見終わった後はいよいよ本格登山、というわけで表参道入口の看板に来ました。
相変わらず熊出没注意の看板を見るとビクビクしてしまいますが、今回も熊よけのベルは持ち込んでいるので早速ウェストポーチに取り付け出発しました。
人は通れるが自然の痕跡が多い山道
3年前の参拝直前に降った大雨で崩壊したと思われていた柵の崩壊した道は相変わらず修繕もされてない状況でした
そんなこんなで最初の休憩ポイントの滝に到着。本当は好きな音楽でも聴きながら登りたかったのですが、山の中では何があるか分からないですし、自然の音を聞いていたいという気持ちの方が強かったので敢えて音楽は聴きませんでした(笑)
それと今回の記事では登山道中の写真は殆ど掲載していません。何故なら今回の登山では登山道中の様子を写真ではなく、動画撮影で撮りながら登っていたという事もあり、ここに動画ファイルは貼り付けられないので登山中の様子は大幅カットする事になります。
言うて変わらない道でしたし、3年前の登山ではバッテリーの関係で写真を撮りまくる事が限界だったiPhone6sと違い、バッテリー容量が大幅増加したiPhone13だからこそ実現できた事で、今回は記念記録としてそれを残す事が出来て本当に良かったです😊
しかしせっかく登り始めから到着までの内容をあっという間に終わらせてしまうのもしのびないので、ひとつTwitterでも言ってなかったエピソードを書き記します。
実は竜門の滝を見終わった後、3年前の登山時には寄り道しなかった洞窟に行ってみようとしたんですよね。竜門の滝へ行く道から更に分岐した先を歩き続けると景観スポットのひとつとして洞窟がある…というわけで行ってみようとして最初歩き始めたのですが、途中から「何だか長くなりそうだな…」という気になってしまい、やっぱり断念して戻ってたんですね。
そしたら…なんと道すがらに横たわる鹿の○○(自主規制)が!!!
行きの時は全くその存在に気付く事が出来ずに真横を通り抜けており、帰りに気付いた時にはめちゃくちゃ驚きました。崖から転落してああなったのか…?とも思いましたが、山道に強い鹿が崖から落ちるとは到底思えないし、となると…まさか熊…?
そう考えた瞬間、身の毛もよだつ身体の震えを覚えたので一目散に元の登山道入口の看板まで戻りました。しかし後になって考えてみるとあの鹿の○○には抉られたような目立った傷跡もなかったし、腐敗臭みたいなものもその時は全く感じなかったのでやはり事故に遭った鹿で、しかもまだ新しかった…と予想する事ができますが、真相はもはや誰にも分かりません。
ただやはりここいら一帯の地域にも熊はちゃんといるんだな…という事を初めて実感した瞬間でしたね…。一応気を付けようと心掛けてはいるのですがやはり想像するとめちゃくちゃ怖かったですね😭
山頂手前の民家跡で最後の休憩
とゆーわけで今年もまた三峯神社への参拝登山を成功させる事が出来ました〜✌️
ここまで熊に遭遇する事もなく、3年前よりも多くの登山者の人とすれ違い、挨拶する事ができたので今年はとても良い登山でしたね!もちろん結構早めのペースで動いてたので全身汗びっしょりになってしまいましたが!(笑)
こうして秩父の街並みを眼下に見下ろせる絶景を目の当たりにすると「ここまで来たんだな…」と、随分と遠くまで旅して来たもんだという事を実感するので、この時感じた気持ちというものこそ旅の醍醐味と言えるのかもしれませんね。
さて、絶景も十分に堪能したのでいよいよ参拝へ向かいます!
遥拝殿から鳥居をくぐり抜け、階段を降りた先には
三峯神社を象徴するもののひとつである巨大な赤い随身門が見えます。
そしてこちらが代表的な三峯神社の拝殿ですね!威風堂々とした拝殿の佇まいと両脇にそびえ立つ樹齢800年超えの御神木の迫力は変わりなく、何度見ても神秘的でした。
僕は早速、3年振りの来訪が無事に達成出来た事のお礼をしてきました。
こちらの御神木、3年前に訪れた時はその手で触れる事によって直接気の力を授かる事ができましたが、流石にコロナ禍となっている今は感染防止対策のため、お祈りという形で気を授かる方式に変わっていました。
まぁこういうのは気持ち次第って言いますし!直接触れる事は出来なくともこの地に訪れただけで気の力の恩恵はあると思うのでね!
そして今回は日帰りではなく、人生初の一人外泊をする事になりました!今回泊まった宿は三峯神社の境内にある「興雲閣」という宿舎で、三峯の地に訪れる人々の憩いの場として長年多くの観光客から愛されてきた宿舎で、僕はここに泊まるのがある意味の夢でした。
3年前は実現できなかった興雲閣への宿泊…この旅の目的の半分はここに泊まる事と言っても過言ではないです!
案内された部屋に来ると…うわぉ!なんて味のある雰囲気!ここを全部1人で使って良いなんて!…と、この時の僕はここまで辿り着けた事による達成感と安堵感に疲れていながらテンションが爆上がっておりました(笑)
備え付けのお茶に灰皿、旅館等でよくある窓際の椅子とミニテーブルのスペース、そこから見える景色の美しさと宿泊施設の部屋としては申し分無し!そもそもこういう施設に1人で泊まる事自体が初めての経験なので宿としての善し悪しとか一切関係ありませんでした(笑)
ここまで背負ってきた荷物をようやく降ろし、つかの間の休息をした後、お昼ご飯を食べに行くために外へ出ました。
1階土産コーナーでは秩父が舞台のアニメ、あの花、ここさけ、空青の特別コラボイラストが使用されたグッズが販売していました。
アニメファンの人はこの等身大パネルを撮りに三峯神社まで来るのもありかも
お昼をいただくのは三峯神社境内から外れた入口すぐそばに店を構える「大島屋」さん。西武鉄道のCMで女優の吉高由里子さんがわらじカツを食べていたのですが、それがこのお店のわらじカツらしく、CM効果もあって以前より人気になったんだとか。
この日の天気はあいにくの曇りとなってしまいましたがせっかくなのでテラス席で景色を見ながらご飯をいただく事に!
しゃくし菜飯に味噌おでん、そして秩父錦の熱燗…と完全に飲みのスタイルですが、まずこれを前菜として頂きました👍
そして来ました!今年も食べれて良かったわらじカツ丼!事前に味付けされた薄切り薄衣のわらじカツはとても柔らかくて食べやすく、下味もしっかり着いてるので上からソースをかける必要性もなく、バクバクと食べれてしまいました😋
しゃくし菜飯の歯ごたえの良さや味噌おでんの味わい深さ、そして秩父錦のキリッとした口当たりの後に米本来の甘みを感じたり…と、どれもこれもが美味いやつでしかない。ひと口ひと口を噛み締める度に僕は幸せを感じていました…!
僕が座った座席の左斜め前の角には野鳥の餌場があり、そこでこの地に生息する野生の鳥がご飯にありつく様子が目の前で見れます。ただ、野鳥であるが故なのかずっと餌場に留まるということはなく、一瞬だけついばんだ後にすぐに逃げ、再び食べに戻ってくるを繰り返していたので鳥さんを撮影するのもなかなか苦労しました。(これが限界なんです許してください(笑) )
世にも珍しい三ツ鳥居も変わらず立派に構えておりました。
山頂で食べるお昼ご飯を堪能した後、夕飯の時間になる前にここまで来るのにかいた汗を洗い流すために興雲閣内にある温泉、「三峯神の湯」に入りに来ました☺️
3年前に訪れた時はまだコロナ流行寸前の時期だったので日帰り入浴をする事が出来ていたのですが、現在はコロナ禍の感染防止対策の為に日帰り入浴は中止、宿泊者だけが入れる特権となっておりました。
この日宿泊した人数は自分を含めてたった7名しかいなかったので、温泉では誰とも会うことなく、半ば貸切状態でゆったりと浸かる事が出来ました…!3年振りの温泉は最高に気持ちよかったですね…!*1
入浴も終わってスッキリ一休み✨
一息ついた後、夕方6時になると館内からのアナウンスで「夕飯ができた」との報せが、部屋に置いてあった浴衣に着替えたあと、6階の宴会場まで向かいました。
そして見てくださいこの豪勢な夕飯!秩父地域で採れる山菜を中心としたメニューとなっているのですが、ここまで豪華なご飯を頂くのも久しぶりというかなんというか、こういう旅館で出るご飯ってやっぱり見た目の華やかさがあって良いですよね…!
ミニ鍋に入っていた肉団子汁は醤油ベースの味付けでとても美味く、あっという間に平らげてしまいました😋
ご飯や汁物はおかわりが自由で豊富なおかずの数々に箸を動かす手が留まる事を知らず、次々と食べていきました。いやぁ本当に幸せでしたね…☺️
人生で初めて見た奇跡の光景
そして夜…僕は当初、夜の三峯神社を見てみたいと思って施錠の夜9時が来るまでの間に外に出ていました。
しかし、そこで僕は驚きの光景を目の当たりにする事になりました。
それは光り輝く満点の星々が埋めつくした夜空…
まさに宇宙の神秘そのものの圧倒的な光景でした…!
それは本当に圧巻の光景でした。
ふと上を見上げて見えたこの景色、普段何気なく見ているつもりの夜空にある星は本来これほど多くの数が光り輝いており、それをこの地球上から肉眼でもここまで見る事ができるんだという事を初めて知る事となりました。
ではどうして地元では殆ど星が見えないのか?それは人間の経済と文化の発展によって作られたインフラから発せられる人工光が地上の街を明るく照らす事によって星の輝きを覆い隠してしまい、星々が輝く夜空本来の姿を見る事が出来なくなっていたからです。
特にこの傾向は都心や都会であればあるほど顕著で、都内からでは月ぐらいしか見えず、僕の地元でも目を凝らせばギリギリオリオン座が見えるかな?程度のレベルでした。
三峯神社は地上から1000メートル以上の高さに位置する高地で、それによって周辺地域では星の光を邪魔する人口光が殆どなく、オマケにこの日の月は新月に近い状態だったという事もあり、このような天然のプラネタリウム状態の光景を見せる事ができていました。
どこを振り向いても星々が輝く光景…それは本当にあまりにも美しく、僕は「うわぁー!!!すげぇ〜!!!」と大人気なくテンションが上がって喜んでいました。
写真ですらその美しさを感じ取れるかもしれませんが、これでも本来の美しさをお伝えできていない部分が多く、僕が生で見たものとは圧倒的な違いがあり、やはり肉眼で見るあの景色の方が本当に美しく輝いておりました…!思わずプレーヤーを起動してかけた「Eyes On Me」がこの光り輝く星々と絶妙に合っており、大好きなFFの音楽と共にこの宇宙の神秘を感じ取る事ができて本当に幸せでした…!
これだけでももうこの旅行を実行してよかった。そう思える最高の瞬間でした。
夏には運が良ければ天の川も見れるとの事で、夏も行って見たくなる気持ちが高まりました…!
参拝旅2日目
朝、5時に起きた僕は早速朝風呂に入りました。朝風呂は朝の5時〜7時までとなっており、なかなか入りに行きにくい時間帯だと思うのですが、気持ちをスッキリ目覚めさせるためにも入ってきました。
そして夜明け前の三峯神社境内を散策、当然ながら人1人誰もいなかったのでとても静かで静寂という言葉がこの一帯を表現にするのに相応しい程でした。
そしてこんな早い時間に起きた僕の目的は遥拝殿から見えるとされる秩父の雲海が見れるかどうか確かめる事、三峯神社は雲海スポットとしても有名らしく、雲海ピークとなる毎年10月〜11月頃は雲海を見ようと多くの観光客が訪れるんだとか。
そんなこんなで僕は遥拝殿から見る日の出と運が良ければ雲海を見にここまでやってきました。
残念ながら雲海を見る事は出来ませんでしたが、その代わり朝焼けの美しい遠景と日の出を見る事ができたので僕はとても大満足でした。
静寂が辺りを包み、時を刻む毎に太陽はゆっくりと地上の街並みを徐々に明るく照らし、新たな一日の始まりを告げる…そんな美しい光景にただボーッと見ていた僕はそれまで起きた嫌な事や過去のもやもやなどが全て払拭されました。
そして色々な事を考えました。この地球は圧倒的に美しく、そこから生み出される自然を僕達は守っていかなければならない。その中で人生を全うし、営みを紡いでいく必要がある。しかし世の中の大半は嫌な事、悪い事ばかりで時々自分の人生に対して疑問を持つ事もある。
悩む事もあるし、それによって嫌な気持ちになる事だってある。常に悩ましいと思いながら生きてきた人生だと思ってたけど、この光景を見たらそんな何もかもを忘れる事ができそうで本当に良かった。
これからはこの景色を何度も見るために前向きになろう。ちっぽけな人生かもしれないけど、その中で輝ける時を掴む為に頑張ろう。
心が洗われた。そんな気分になりました👍
日の出を見終わったあとは戻って朝食を頂きました😋
そしてこの日までお世話になった部屋の整理整頓をし、興雲閣を後にしました。泊まったのはたった1日だけではありましたがその分濃密な1泊でもありました…!
ご飯は美味しいし、温泉も快適だし、景色も最高。神様の宿る聖なる地で寝泊まりできた事、本当に幸せでした。
西武秩父駅行きのバスが来るまでの間、一息つくために興雲閣すぐ傍にあるカフェ「小教院」でコーヒーを頂きました☺️
帰る前に最後に僕がどうしても訪れたかったところがありました。それが神社の眷属を祀る御仮屋です。3年前日帰りで訪れた際にはバスの時間の事も相まって残念ながら訪れる事が出来なかったのですが、今回ばかりは来て御礼参りをしようと最初から決め込んでいました。
三峯神社の眷属であらせられる狼様はかつて日本武尊が東征をする時に道案内をしたとされる伝承が残っており、特に雨や霧の時に狼様が現れやすい…とされているんだとか
3年前の日帰り参拝に奥宮への到達、そして今回の参拝登山も無事に終える事ができたのは眷属の狼様の御力添えがあったから…とまでは言いませんが、少なくとも無事に到達出来たことの御礼を狼様にも述べる必要があると思っていたので、今回ようやくそれの実現に至る事になりました。
感謝の気持ちを込めて祈祷し、最後の最後にここまで来れて本当に良かった。もうここまでやったからには悔いは残っておりません!
そして無事に西武秩父駅まで戻ってこれました!
で、西武秩父まで来たなら秩父神社も訪れないわけにはいかないよなぁ!?
とゆーわけで僕にとってはお馴染みの秩父神社も参拝してきました。実は数年前から秩父神社の拝殿は修繕工事中だったのですがどうやらそれがほぼ終わってるらしく、新しくなった拝殿はとてもピカピカに輝いていて綺麗そのものでした…!
この旅の最後にやりたかったのは焼肉屋で焼肉を食べる事。
実は前々から気になっていたホルモン焼き屋さんがあって、そこで僕はホルモンを食べたかったってのがあったんですよね(笑)
結果美味かったです😋
焼肉食いに行くのハマりそう…
旅を終えて
こうして無事に1泊2日の旅を終える事が出来ました。
元々御礼参りをしに行きたいという思い自体は強くあったものの、なかなかタイミングを掴む事が出来ないまま、あれよあれよという間に3年が経ってしまい、だいぶ時間は掛かってしまいましたが僕が叶えたかった目的を叶える事ができたので本当にそれに関しては大満足でした!
新しく授かった気守りに加えて病気平療御守も授かり、これでどんな万病にも立ち向かえる強さを得られたような気がします👍
そして三峯神社で貰った御朱印についでなのですが、これもまたコロナ禍仕様に変わっており、以前までは自分が持ち込んだ御朱印帳に印して貰えたのですが、コロナ禍の今は事前に書いておいた朱印紙を貰う形となっており、少し寂しい部分が見られました。
しかし朱印紙は1枚1枚手書きで書いていることに変わりはなく、その日1日1日が変わる度にちゃんと日付も変わっているのでどちらにせよ貴重な一枚であることに変わりはないです!
今回の一人旅は事前に入念な準備を重ねた上で実行しており、それに伴うリスクや安全に対しては徹底的な配慮をして実行してきました。
無事に終えられるか少し心配してた部分もあったのですが、蓋を開けてみれば本当に楽しい事ばかりで、改めてこの旅行を計画し、実行する事ができて本当に良かったです!
またいつか、来年でも再来年でもこの地に再び訪れようと思います!!!
皆様ここまでお読み頂きありがとうございました🙏
次の楽しみは3月のFF10歌舞伎です!
その時のレポを楽しみにしててくれたら嬉しいです!
*1:実は後になって気づいたのですが、宿泊に来たこの日、温泉の源泉工事期間中だったので温泉ではない状態だったんだそうです。通りで肌がすべすべにならないなぁと思ったらそういう事だったのか。けど気持ちよかった事に変わりはなかったのでOKです👍