ポッポ屋日記

日記的なブログにしたいです

FF7の生誕25周年をお祝いしたい話

 

こんにちは、ニホンバトです!

今回の記事は2022年1月31日の昨日、生誕25周年を迎えたファイナルファンタジー7についてお祝いを兼ねてちょっとだけ語りたいのと、今後のFFシリーズについてほんの少しだけ期待している事でも語っていきたいと思います!

そこまで長くするつもりは無いので気軽に読んでくれたら嬉しいです😊

 

FINAL FANTASY Ⅶとは?

もはやあまりにも有名過ぎるゲームなので今更ここで紹介する必要は無いと思うのですが、一応簡単に紹介しますと、FINAL FANTASY Ⅶ(以下FF7)とは1997年1月31日にスクウェア社から発売されたファイナルファンタジーシリーズのナンバリング7作目の作品。

これまでファミコンスーファミという2つのハードでドット絵のナンバリング作品を出していた前作までと違い、対応ハードを新進気鋭のプレイステーションに電撃移行、当時新しかったCDロムディスクによってソフトの収録容量は他ハードに比べて大幅にアップ、更に3DCGポリゴンという当時はまだまだ新しかったグラフィックの表現方法によりドット絵では実現できなかった「物語に対するリアリティ性」を表現する事に成功。

当時の業界の中では最新鋭の高性能ハードにプラットフォームを移した事によってこれまでのFFには無い新たな表現方法を誇示し、新たな可能性を広げたFINAL FANTASYとして一躍話題になり、PlayStationでできる表現方法をふんだんに使ったゲームということもあり、「FF7はゲーム業界に革命を与えた」とも言わしめる程で、当時としてはとてつもなく凄いゲームだった。

その後、FFシリーズがシリーズとして長く続いて行くと共にFF7もまた原典であるFF7からの派生作品や外伝的作品を次々と立ち上げる「COMPILATION of FINAL FANTASY VII」という企画を立ち上げ、FF7の世界観を更に大きく広げ、FF7という作品の歴史を濃密に作り上げてきた。普通に考えた場合、大元となるFFシリーズのいちナンバリング作品のひとつでしかなかったFF7にスポットが当てられてフィーチャーされ、一つの作品の世界観を濃密に描くという事はFFシリーズに限らず、他ゲーム業界全体として考えてもそれは異例中の異例であり、その世界観の構築は今なお続いているのだが、これもまたそれほどまでにFF7という作品が世界中のFFファンから愛されたゲームであるということの証明であるのだろう。

そして現在、これまで作り上げてきたFF7の世界観から一線を画した新たな可能性を描いたFF7リメイクがPS4で発売されたのを皮切りに、FF7が再び話題となり、FF7という作品の壮大な世界観を体感する超大型企画をユーザーは再び楽しめる期間に入った。これから先もスクエニFF7リメイクを先頭に新たな世界観を構築してユーザーを楽しませるつもりなのだろう。こうして長年FFファンでいる僕もまたこんなにFFを楽しめる機会が増えると期待感が持てるなんてとても喜ばしくてしょうがない。

FF7という作品はそれだけでも多くを語ることの出来る凄い作品なのだ。

 

僕とFF7

僕は子供の頃から触れてずっと変わらず好きなものがある。それがFF...今となっては過去作から最新作までの全ての作品に触れて濃密なFFの世界を楽しんできたが、そんな中でもFF7は自分にとっても特別な思い入れのある作品だった。

そもそも僕が初めてFFという作品を"知った"のがその当時父親がスーファミでプレイしていたFF6、まだまだ子供だったので1人でRPGをプレイするのは難しくてプレイ出来ず、FF6の壮大なストーリーを理解する事は出来なかったが、画面に映るキャラクターのセリフを読み上げるのが僕はとても好きで、そのキャラクターをイメージした声質でセリフを読み上げ楽しんでいた。特に強烈なキャラクターであるケフカのセリフを読む時はより派手に、より奇抜なトーンでセリフを読んではケラケラと楽しんでいた。*1

けれど結局そのFF6はうちが持っていたROMカセットが相当古かったのかオンボロで不具合があったせいで、魔大陸突入前のエアフォース戦でフリーズ&データ焼失により父親はやる気をなくしてしまい、最後までプレイする事がなく、結局FF6のエンディングは僕が高校生になって自分でクリアするまではお預けだった。

FFという作品を"初めて知る"キッカケとなったのはFF6だが"初めてプレイする"キッカケとなったのはFF7だった。

FF7は再び登場するが、当時の父親が家にあったPlayStation(以下PS)でFF7をプレイしていたのを僕は再び傍観者として見て楽しんでいた。父親は解体真書を片手にFF7のストーリーを次々と進めた事で僕にFF7のストーリーを楽しませてくれた。しかし父はラストダンジョンである大空洞突入前に突然ゲームをやらなくなってしまった。仕事が忙しくてやる暇がなくなってしまったのか、それともこれ以上ゲームをする事に疲れてしまったのか?父は突然FF7をプレイすることをやめてしまった。僕が「お父さんFF7やらないの?」と聞いても「う〜ん...いつかやるよ」と困り顔で唸った後に必ずそう言うのだが、それでも父はそれ以降自分のハマっている「タワードリーム2」をプレイする時以外ではPSを起動する事がなくなってしまった。

これまでずっと傍観者としてFF7を見ていた僕としてはラストダンジョン突入前という佳境も佳境のところでやめられてしまったのがめちゃくちゃ腑に落ちず、この先にどんな敵が待っているのか、どんなストーリーが待ち受けているのかが知りたかった僕としては父に何度もFF7をやる事を催促していた。しかし父もまた言葉を濁してはFF7をのらりくらりとやらないように回避していた。その事に業を煮やした僕は遂に自分の手でPSを起動してFF7を始めた。

ラストダンジョン手前でやめてしまった父だが、父はガチ勢だったのでキャラクターデータはめちゃくちゃ強く、大空洞でも敵をバッサバッサと切り捨てながら進む事が出来た。当時はキャラクターのコマンドシステムをあまり理解出来ていなかったが、強力な敵の技によるアビリティや魔法コマンド、リミット技によって押し切る事が可能で、初めてプレイした僕でも簡単にFF7を進める事が可能だった。そしてあっという間に星の体内へ辿り着き、見事ラスボスを倒す事に成功してエンディングを迎える事が出来た

途中までずっと父が進めていたデータだったが、戦線離脱した父に代わって始めたFF7で初めてFFという作品を自分の手で触れて操作した。そして見事にクリアする事が出来た。その時の感動というものはひとしおで、エンディングでこんなに感慨深い気持ちになったのはこの時のFF7と高校生の頃にクリアしたFF6、そしてFF15ぐらいだ。こうして振り返ってみると僕が今なおFFにハマってずっとシリーズを追い続ける事になった重要な切っ掛けを作ったのはFF6FF7だった...

それからの僕はFFという作品の面白さを肌で体感した事で今度はFF7を最初から自分の手でやりたい!と思い立つようになり、ニューゲームで再び開始、FF7を今度は最初から自分の手で動かしてクリアした事でその満足度はめちゃくちゃ高かった。そしてその勢いそのままにFF8を始めよう!と起動したのは良いものの、ジャンクションシステムという全く違うキャラクター育成システムについてこれずに挫折してしまったのは以前にも語ったと思う。

その当時の僕が自分の手で再び最初からFF7をプレイしている様子を見た父は「おぉ、今度は自分でやってるのか」と面白げに見ていたのだが、未だに分からないのは父はどうしてあの時突然FF7をプレイする事をやめてしまったのか?面倒くさくなってやめたのか、それとも何か別の理由があるのか?あの世に行った今では聞く事が出来なかったので残念だったが、もしこの先会うことがあれば聞いてみたい事の1つでもある。

 

そんなFF7が20年以上の時を経て再び復活し、現代のゲームとして楽しめる時代が来るとはこの時は夢にも思っていなかった。想像もしていなかった。でもFF7は僕にとっても思い入れのある作品で、その当時のリメイクが原作と同レベルの革命をもたらすのかどうかは不透明だった。しかし僕はそれ以上に言葉で言い表せない程のドキドキと理由も根拠もない期待感が心の中でめちゃくちゃ昂っていたのは確かで、結果的にその期待感を超えるほどの神作となっていた。

ずっと年がら年中FFに触れている僕だったが、FFのトレンドは今がとても熱く、素晴らしい世界観を体験させてくれるだろうという期待感で胸がいっぱいに溢れている。だから僕はFFのファンである事をやめられないし、辞める気もサラサラない(笑)

そんな中でFF7は25周年を迎えた.....僕が生まれた1997年という同じ年に世の中をあっと言わしめた作品が誕生していたなんて本当に驚きでしかない。本当におめでとうございます。

 

今後のFFに期待する事

今年はFF7が生誕25周年であるが、同じくFF11も発売から20周年になる。更に引いては全ての原点となった初代FFが発売から35周年となっており、今年はまさしくFFイヤーと言っても過言ではないレベルでめでたい作品が多い。

スクエニも当然その事を意識しているのは確かで。FFシリーズ35周年に向けた企画を考えているのは容易に想像出来る。

今年は既にチョコボGPとSTRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGINの発売が決まっており、3月が待ち遠しいレベルで期待感が高まっている。思えばFFはこれまでずっとユーザーを飽きさせずにFFを楽しませようとして作品毎に世界観やキャラクターをガラリと変えたり、ゲームシステムも常に一定のままでキープすることもなく常に変化と挑戦を続けてきた。剣と魔法が織り成す中世風の世界観という元来の大元は変えず、バトルシステムも昔ながらのターン制RPGという伝統も変えずに続けてきたドラクエとは対を成す存在ではあるが、僕はそれぞれが独立した世界観を確立していて常に同じシステムを使い回す事なく、ユーザーに新鮮味を持たす事を第一としているFFがとても大好きである。

だから僕はこれからもFFに対して愛を叫ぶ、今後のFFがどんな革命を与えてくれるのか、どうユーザーを楽しませてくれるのか本当に楽しみで楽しみで仕方がない。願わくば今年中にはFF7リメイクの続編やFF16の続報などが出る事に期待しながら3月のチョコボGPとFFオリジンの発売を楽しみに待ちわびようと思う。

 

WE ARE FINAL FANTASY

僕はこれからも素晴らしきFFの世界を楽しんでいきます!!!

 

 

 

*1:まさかあの後ディシディアで派手派手ピエロのメイクをして超特徴的な声質で有名な千葉繁さんが声優をやるとは夢にも思わなかったが