こんにちは、ニホンバトです。
皆さん今日も元気にゲームしてますか?
僕はここ最近、あまりにも積みゲーが増え過ぎたせいでホライゾンFWのDLC、FF2、パワーウォッシュ、シアトリズム…と、複数のゲームを掛け持ちでプレイしている状況にありまして、あんまりプレイしているゲームにバラツキがあると集中してゲームが出来なくなるからどれか一本のソフトに一点集中した方が良いのでは?とちょっとした悩みを抱えながらゲームをしている状況です(笑)
オマケにあと4日後にはForspokenのDLCも配信されるからその前に次から次へとやって来る新作の波に押されて途中で放置してしまっていたForspokenの本編もクリアしないと…と若干焦燥感に駆られた思いに満ち溢れています()
そんな中、スクエニ待望の期待作のFINAL FANTASY ⅩⅥ(以下 FF16)の発売日まで残り1ヶ月となりました。
(これは池袋の駅近にあるLABIにあるゲームブースのPS5のコーナーにあったFF16の特設コーナー)
FF16は2023年6月22日にスクウェア・エニックスから発売予定のFINAL FANTASYシリーズのナンバリング最新作のタイトルです。
これまでFFはクリスタルの存在が重要な位置付けにあった中世風の世界観だったFF1を皮切りに、機械文明が発展した世界観やサイバーパンク、学園風、原点回帰、アジアン風、旧イヴァリース、神が支配する近未来、現代風…と、様々な魅力溢れる世界観をナンバリング毎に出してきたFFシリーズの世界観ではありますが、今度のFF16ではかつて多くのRPGで採用されてきた中世ヨーロッパ風の世界観に立ち返りつつも、召喚獣やドミナントと呼ばれる存在にクローズアップした全く新しいFFの世界観を打ち出してくれるとの事で、一体どんな冒険が待っているんだろう…!と、長年FFファンとして今を生きている僕はめちゃくちゃ最高に楽しみな事のひとつでもあります。
今の僕が思う事、それは「もうすぐ僕の夢が叶う」
その一言に尽きます。
FF16についてあれこれ
元々僕は子供の頃からFFが大好きな人間でした。その想いは今も続いており、時折FFに触れない期間もあったりしたのですが、一昔前Nintendo Switchで7以降の旧作FFに触れたのをキッカケに徐々にFFに触れる機会が増えていき、2020年にPS4から発売されたFF7リメイクをプレイしたのを機に一気にFF愛が爆発的再燃、かつての子供の頃と比べて今が一番FFを愛し、そして推している状況にあります。
推し活もめちゃくちゃ捗るぐらいFFは今を生きるための原動力になっており、FFがあるからゲームを今でもプレイし続け、FFで人生が満たされている部分もあります(これはちょっと言い過ぎかな?(笑) )
そんな中いよいよ発売を迎える事になるFF16ではあるのですが、思えば2020年は個人的に家族関係の事で色々とゴタゴタがあって親元を離れて暮らす事になり、その翌年に決めた目標が「PS5と4Kテレビを買う事」でした。理由はもちろんPS5で出る事が確定しているFF16を最高の環境でプレイする為にあります!しかし、2020年のこの時はまだティザートレーラーと公式サイトがオープンしたばかりの状態で、ここから何年後にFF16がプレイできるのかどうかも分からない状況。そんな確約された未来が保証されているわけでもない状態で4KテレビとPS5を買うなんてバカげてる…そう思う人もいるのでしょうか?
でも良いんです、次世代機で最新のFFをやりたいという強い想いは切っても切り離せないものでしたから。それに何よりFFを愛し続けている今!この時!!最新のナンバリングFFがプレイできるのがFFのファンとして最高に嬉しくて、この状況にいちユーザーとしてリアルタイムに体感できるのなんて、これ以上に貴重な事は他に無いのです。
そんなこんなでFF16も2022年になってから新情報が続々と公開される事になり、発売日も2023年の6月である事が決定しました。今回はそんなFF16の魅力溢れる4つのポイントと、それに対する個人的な感想を述べていきたいと思います。
・世界観&ストーリー
今回FF16で描かれる舞台は人類と神の戦争が起きてから1500年が経ち、その罰として滅びる事が確定している「ヴァリスゼア」この世界は黒の一帯と呼ばれる謎の侵食によって灰の大陸が次々と出来上がり、そこでは魔法も使えず、大地は枯れ果て、草木も生えないというまさに死の大地と化しているのが伺えます。
そんな終末的な世界の中で人類が生き残れているのは「マザークリスタル」と呼ばれるそびえ高く構える巨大物質から成る加護によって黒の一帯の侵食から護られ、生き延びているという事がこの世界の常識です。更にマザークリスタルからはエーテルと呼ばれる成分*1が抽出する事ができ、それを活用する事によって人々はある程度の魔法を使う事ができ、経済を回す事の出来る資源としても重要な事から、世界はそのマザークリスタルを巡って争っている状況にあります。
またクリスタルを媒介とせずに魔法を使う事が出来る存在として「ベアラー」更には「ドミナント」と呼ばれる存在があります。
ベアラーは先述したようにマザークリスタルの欠片無しで魔法を使う事が出来る存在で、ドミナントは更に自身の体に"召喚獣"と呼ばれる存在を宿しており、それを喚び降ろす事で圧倒的な力を得る事ができ、その力は戦況を一気に覆す事が出来るぐらいの力を持っています。そんなベアラーとドミナントは普通の人間には無い異質な能力を持っている事から国によって扱いが大きく違っており、自由民ではないという事以外特に大きな縛りが無い寛容な国もあれば、国によっては奴隷やただの兵器として人権のない扱いをされる事もあります。
更にこういったドミナント達はその力を行使し続ける事によって最終的には全身の石化という「死の運命」が待っている事が確定しています。なのでどんなに丁重な扱いをされようが、奴隷としてこき使われようが、最終的には寿命を迎える前に早死にする事が決まっているので、そういった存在として生まれる事自体がある意味悲劇的な側面を持っている所があります。
(世界観設定のソースとして参考にした記事↓)
[インタビュー]「FINAL FANTASY XVI」最新トレイラーに映るダークな世界,悲惨な境遇……吉田プロデューサーら開発陣3名にその一端を聞く
物語としてはまず、これまでマザークリスタルを巡る領土間の争いはなく、5つの国家では平和の均衡が保たれていた。……が、ある日の夜、ザンブレク皇国がロザリア公国を襲撃、主人公のクライヴと、弟のジョシュアの父親が殺され、窮地に追い込まれた時、本来存在しないはずの謎の召喚獣の黒きイフリートが顕現、そのイフリートの手によってジョシュアは帰らぬ人となってしまった…
そして時は流れ、クライヴはあの日の襲撃によって殺された弟への復讐を果たす為、謎のイフリートを宿したドミナントを探す旅に出る…という物語の序盤からダークさが滲み出たストーリーとなっています。
今回のFF16の物語は歴代の"ナンバリングFF史上最もダークなストーリー"となっている可能性が高く、更に5つの国家間でマザークリスタルを巡る"戦争中"であるという設定上、かなり残酷な描写が描かれるのも避けては通れないでしょう。実際、FF16はナンバリングFFとして史上初めて「CERO D」の判定を貰っており*2、これまでのFF以上に残虐&セクシャルな描写表現がされるとの事で、一体どんなシーンがあるのか楽しみでしかないんですよねぇ…
これまで多くのFFの主人公は自分が世界を救う使命を持って旅をしていたり、最初はそんなつもりではなかったけど、最終的に自分がしてきた事が世界を救う事に繋がるという事に気付いて、自ら誰かを助けたり、世界を救うという行動に出ていたりした中、主人公のクライヴの初めの旅の動機は「復讐」という憎悪から来るものがあります。
どのような経緯で戦う事になるのかは分かりませんが、トレーラーではクライヴと多くのドミナント達が戦い、争っている描写がある事から主人公のクライヴは旅をしていく中でドミナント達と戦う事を避けては通れないみたいです。
今回のFF16のバトルシステムが完全アクションであるという事からバトルに対する注目が集まりがちですが、僕はFF16のストーリーに対しても大きな期待感を持っています。愛する弟を殺され、復讐心に突き動かされて旅をしていたクライヴがシドと出会い、ジルと再会し、トルガルと共に目指すその旅路の果てに何が待っているというのか…?その結末を僕はこの目で確かめずにはいられないのです!
・キャラクター
今作のFF16には気になるキャラクターが大勢います。クライヴを始めとして、シド、ジル、トルガル、そして各国に所属するドミナントであるベネディクタ、フーゴ、ディオン、バルナバス…などなど、主要なメンバー達を見るだけでも個性溢れる面々となっており、残念ながらシドとジルとトルガル以外は仲間になってはくれなさそうですが、各国の思惑と陰謀が渦巻く世界の中で、ドミナント達はどのような思想とポリシーを持ってこの世界に生きているのか?そのストーリー展開も相まってとても楽しみなところであります。
というわけで主要キャラクター達の簡単な紹介と、僕が個人的に思う印象を書いていきたいと思います。(以下の画像は公式サイトからの引用です。URL→ CHARACTER(キャラクター) | FINAL FANTASY XVI (ファイナルファンタジー16)| SQUARE ENIX )
・クライヴ・ロズフィールド
クライヴはFF16の主人公にしてロザリア公国の第一王子、代々ロザリア公国を護るロズフィールド大公家の嫡男として生まれるも、フェニックスのドミナントとして覚醒はせず、その役割は弟のジョシュアが担う事になった。その代わりとして剣の鍛錬を積み重ね、御前試合にてナイトの称号を得た事によって正式にジョシュアを守る盾としての役割を担い、フェニックスの祝福を与えられその能力の一部を行使する事が出来た。
しかし、ある夜に起きた悲劇によって父のエルウィンと弟のジョシュアを失ったクライヴは黒きイフリートを追う復讐者になるのだが…
これまでのFFにも家族を失った境遇に立たされた主人公は多く存在しました*3しかしその殆どが悲しみにくれていたり、復讐心に駆られた感情に支配される事はなく、己の目的や使命のために前へと突き進む強さがありました。
しかしクライヴは目の前で家族が2人も殺されるという悲劇的な別れ方をしている事、そしてその諸悪の根源、元凶とも言える黒きイフリートとそれを顕現したドミナントを目撃していた事からクライヴの感情は復讐心に支配される事になり、父を、そして弟を殺された仇討ちのためにクライヴは青年期から壮年期に掛けて旅をします。
最初に出たティザートレーラーの最後にクライヴは「俺は……必ずヤツを殺す…!」という強い殺意に満ちたセリフを発していた事から、下手すればダークサイドに堕ちてもおかしくない主人公なんじゃないか?と最初はそう思っていました。しかし4本目のトレーラーのREVENGEでは
「復讐は生きる糧となる。だが時に、自分が復讐のために生きているのか、復讐という名の病に生かされているのか、分からなくなるんだ」
という自分のしている行為に対する虚しさにも似た感情を抱いている事から復讐心に駆られて全ての国や人に対する恨みを発散するだけの暴走主人公には少なくともならなそうで、それでもジョシュアの仇を打つための気持ちだけは忘れられないみたいで、それによる意地が目の前の障害に立ち向かう強さを持つ事になるのかなと思ってます。
しかしクライヴに関してひとつ謎なのが、クライヴは元々少年期の時代からドミナントとしての才能はなかったと定められたわけで、当然召喚獣を喚び降ろす事が出来ないはずなのですが、トレーラーを見ていると明らかにクライヴがイフリートに変身しているようにも見える描写が多々あり、謎が謎を呼ぶ事になっています。先程述べた4本目のトレーラーのREVENGEでは「来い!イフリートオオォォ!」とイフリートを喚び降ろそうとしている事が垣間見え、トレーラーの最後には殴りかかろうとするイフリートから斬りかかろうとするクライヴに変化していたりと、ドミナントでないはずのクライヴがまるでドミナントのようにイフリートの力を使っている事に謎はとても深まるばかりで、これは実際にFF16をやってみない事には解けない事だと思うので、発売日当日を待つしかないですね…!
作中は復讐心に駆られている事が多いクライヴですが、ある時期に幼馴染のジルと再会出来た事によってクライヴの凍りついた心にも若干の雪解けが起きるらしいので、この主人公には要注目ですね…!
・ジョシュア・ロズフィールド
ロザリア公国の第二王子にしてクライヴの実弟、僅か10歳という年齢でいながらその身にフェニックスを宿すドミナントとしての才覚を持って生まれたようで、ロザリア公国の王位継承者としての地位はクライヴよりも上、しかしジョシュア本人はクライヴの事を兄としてとても尊敬しており、病弱な自分よりも兄のクライヴがフェニックスを宿すべきだったと考えている。
悲劇の夜で帰らぬ人となる事が確定してしまってる可哀想な子
意図しなかったにせよ、クライヴが恨みを抱きながら世界を旅する引き金となってしまった人物である事は確かだろう。ザンブレクからの襲撃に対して逃げる事が出来ず、あの黒きイフリートからの攻撃によって無惨な殺され方*4をしてしまったジョシュアの死がクライヴにとって何ものにも変え難い程のショッキングな事実である事は確かだと思う。
PVでは青年期のクライヴと10歳の姿のままで再会しているかのような描写が見られたが、果たしてあれは実態を持った姿なのか、はたまたFF15のルナフレーナのような死してなお己の使命を果たすために留まった想いから来る幻なのか…ジョシュアの死から始まったFF16の物語の最後にジョシュアはどんな形で再びその姿を拝む事ができるのかどうか、楽しみなところですね…!
・ジル・ワーリック
幼少期の頃に北部部族から和平の証としてロザリア公国に預けられ、ロズフィールド家に身を寄せていた少女、同じ家元で育った事によってジョシュアやクライヴとは兄妹のような間柄になる。
あの夜の悲劇から逃れられた数少ない生存者にして、数奇の巡り合わせからシヴァのドミナントとなった強くたくましい女性
彼女はFF16のヒロイン枠と言える部分にあたるのかもしれません…が、FFの女性は昔から強く逞しかったのと同じようにジルもまた青年期以降の姿はとても凛々しく勇ましい姿になっていてとてもカッコイイ…そして美しさも兼ね合わせている素晴らしいヒロインだと思います。
前作ナンバリングヒロインのルーナもまたお淑やかなお姫様みたいな美しさがあった事は確かですが、ジルは誰かの力になりたいと自ら強くなる道を選び、鍛え上げたたくましさを持っているようで、発売前から既にファンも付いていると思います(笑)
幼少期の淑女のような姿からまるで女将軍を彷彿とさせる剣士になったのもまた、FF16が戦乱の世である事から強くなる事が生き残るための道…といったFF16内の世情を反映した姿なのかもしれません。少年期での悲劇の夜から逃れられた後の動向については不明ですが、少なくともあまり良い扱いを受けて成長したわけではなさそうで、PVでは手錠を架けられ、背中から蹴られているシーンがある事から、おそらくザンブレクに捕虜として捉えられたのか、或いはドミナントを兵器扱いする鉄王国にでも捕まったか…少なくともクライヴと再会するまでには前途多難な道のりがあった事は確かでしょう。
クライヴやシドと共に旅に同行する際にはどんな力を見せてくれるのか楽しみですね…!
・トルガル
トルガルはジルと同じ大陸北部の生まれの狼で、エルウィンとの偶然の出会いからロザリアに連れ帰られそこで育つ事になった。クライヴ、ジョシュア、ジルと一緒に過ごしてきた事からトルガルにとって心を許せる主人として仕えてきた。
悲劇の夜の事件から逃れられたトルガルは後にクライヴと再会し、旅の冒険に付き添ってくれる心強いパートナーとなる…
トルガルはいやもうかわいいですね!!!強く、凛々しく、そして愛らしい。こんな完璧なパートナー他にいるでしょうか???いやいない!グラフィックが高いが故にモフモフ感も凄まじくてこんな愛らしい狼一家に1匹欲しい!!と思うぐらいトルガルはマジで可愛いです(笑)
実際トルガルは戦闘をサポートするキャラクターとしても大変秀逸で、後に紹介する戦闘システムに於いてはとても重要な「チェイン」を繋げる事が出来るキャラとして使いこなせれば最高の相棒となりえる可能性がある訳ですからね。
・シドルファス・テラモーン
"誰もが人として死ねる場所"の実現を唱え、迫害を受けるベアラーや政に翻弄されるドミナントを保護する組織を率いているのが"シド"ことシドルファス、一方で大陸を蝕む"黒の一帯"の研究にも取り組むなどで、活動の幅はかなり幅広い、かつてウォールード王国に籍を置いていた事でベネディクタとも面識がある過去を持っているようだが…
FFシリーズではもはや定番となったFF16のシドで、召喚獣ラムウのドミナント。しかもただのシドではなく、「シドルファス」というファミリーネームを持ったシドで、同じシドルファスの名を持ったシドとしてFF12の「シドルファス・デム・ブナンザ」FFTの「シドルファス・オルランドゥ」がいます。この2人の共通点としては同じイヴァリースという世界に属する繋がりがあり、しかもオルランドゥに至っては「雷神シド」という別名があったりします。
トレーラーではFF16のシドがクライヴに対する支援としてラムウの力を使うシーンがあるのですが、その様相はまさしく雷神シドそのもの!雷の力を自在に操る超絶イケオジなシドがクライヴの仲間として同行してくれるなんて何とも心強いですね…!
ベアラーやドミナントといったFF16内のマイノリティがマジョリティから受けている迫害や差別から保護する為の活動に勤しむ傍らで、世界を脅かす黒の一帯の調査にも積極的なところからかなり活動的な所があり、更にはかつてウォールード王国に所属していた事がある事からベネディクタとは何かしらの因縁があるようで、トレーラーの中には一瞬だけですが、シドVSベネディクタの対決が映っていたのでシドとベネディクタにどんな関係性があるのか…ここもまた注目のポイントですね!
・ベネディクタ・ハーマン
卓越した剣技と任務遂行能力によりウォールード王国の密偵部隊長を務めているベネディクタは風と嵐を従える召喚獣ガルーダのドミナント。
見た目から来るその風貌からしていかにもやり手の女騎士といったところで、同盟国との軍事会議で冷徹な態度を取る一方で、激高すると残忍な一面を見せる所があるようです。トレーラー内ではあまり出番がないところから彼女自身がどんな性格をしているのかは不明ですが、少なくともシドとは形容しがたい因縁があるらしく、更にウォールード王国の国王バルナバスとは男女の関係である事を匂わせる濡れ場のようなシーンがあり*5、彼女がクライヴ達、そしてバルナバスとはどのように関わり、そして何故戦うことになるのか…?本編が楽しみな要素でもあります。
・フーゴ・クプカ
共和制であるダルメキア共和国顧問を務めるのがフーゴ・クプカ、ダルメキアの一兵卒でしか無かったフーゴがタイタンのドミナントとして覚醒した事で一気に地位と富を得た。フーゴの発言はダルメキア軍だけに留まらず、今や評議会に意見し、国の行く末すら左右するほどの強い発言力をもっている。そんな何もかもを手に入れたはずのフーゴだが、ベネディクタとの出会いによってその人生が大きく狂わされる事になる…
フーゴはドミナントという才能を得た事で成り上がった成り上がり系だが、召喚獣タイタンとしての実力は恐ろしいほど強いようで、何より印象的なのは召喚獣タイタンとしてのそのデカさですね!召喚獣合戦として戦うタイタンとイフリートとの体格差は歴然、PVでは飛びかかったイフリートをタイタンが掴んで叩きつけたり、更にはタイタン:ロストという超超巨大な召喚獣が登場しており、その姿は何本もの触手が伸びている事でとても召喚獣とは思えない程の禍々しい姿をしており、大きさはイフリートがタイタン:ロストの腕を駆け上がらないと中心地まで近付けないほど圧倒的巨大!
こいつがフーゴと何らかの関係があるのかどうかは分かりませんが、少なくともフーゴともバトルをしなければならないのは確定で、「一匹残らず縊り殺してやる!」というセリフや対峙したクライヴと同時に「死んで償えええぇぇぇぇ!!!!!」というセリフを発していた事から穏やかな事にはならなそうです()
・ディオン・ルサージュ
宗教国家ザンブレクの皇子にして、至高の竜騎士と誉高いディオン・ルサージュ。民衆からも部下からも信頼が厚く、召喚獣バハムートのドミナントとして、数多の戦場でいくつもの武勲をあげてきた。
クライヴが闇側の戦士であるとしたら、ディオンは光側の竜騎士といったところでしょうか。民からも部下からも愛されるという事は、武士道精神があって紳士的、そして敵に対しても敬意を払うほど志が高いんだと思います。
ただ、クライヴにとっては最も因縁深い相手になってしまうのは確かで、彼の所属はロザリアを襲撃したザンブレクですからね。しかもザンブレク王のシルヴェストルがトレーラーの中で不穏な発言をしており、「多少の存在など捨て置け。人が死ぬなら、産めば良い。建屋が燃えれば、建てれば良い。簡単な事ではないか」と発言している事から過去にロザリアを襲撃したザンブレクらしいヘイトを集める発言をしている事が容易に伺えます。
シルヴェストルの指針によるザンブレクの不穏な動きによってディオンの輝かしい実績も崩壊の一途を辿ってしまう可能性があるかもしれません…
・バルナバス・ザルム
灰の大陸を統べるウォールードの国王バルナバス・ザルムは、流れ者の身でありながらその地位まで上り詰めた男である。蛮族が闊歩し、戦乱に明け暮れていた灰の大陸は、たったひとりの男の登場により統一された。
ウォールード王国の国王であるバルナバスは召喚獣オーディンのドミナント。様々な種類の凶悪な蛮族が蔓延る灰の大陸を力でねじ伏せ、ひとつの国として統一し、纏め上げてきた実力派の彼は国王でありながら、戦場の最前線に立って剣を振るう確かな強さを持っている事でしょう。
しかもマザークリスタルの存在に依存している他の周辺国家とは違い、ウォールード王国は普通の人は絶対に手が出せない灰の大陸を逆に支配しているので、黒の一帯による侵食が増えれば増えるほどウォールード王国の領土が広がる事になります。
バルナバスは他のどのキャラクターよりも掴み所がないミステリアスなキャラクターになっていて、正直何を考えてるのかも分からないほどその眼光はどこか恐ろしいものを感じます。彼のドミナントとして顕現されるオーディンもこれまでの中で一番ダークなオーディンとなっており、その剣が多くの兵隊達に振るわれる事の恐ろしさを思うと最も油断しては行けないキャラクターになりますね…
彼がどんなキャラクターで、そして何を考えているのか?それはゲーム本編になってみないと分かりません。
公式サイトにも記載されているメインキャラクターを全て紹介しましたが、どれも特色のあるキャラクターばかりで、かなり魅力溢れるものになっていますね!
これまで出たトレーラーはその殆どが戦闘中である事が多い事からどのキャラも血気盛んな一面ばかり見られるのが注目されてしまいがちではありますが、普段落ち着いている時、それぞれのキャラクターはどんな一面を持っているのか?そしてこの物語が群像劇であると称されているように、それぞれの時代で彼らはどのように生き、戦い、人生を歩んでいくのか?その結末を隅から隅まで見届けられるとなるとこれはもう最後までやらなければならないですね(笑)
あと1ヶ月後が本当に楽しみでしかないです。
・グラフィック
近年のFFシリーズではお馴染みの魅力となったグラフィックについてですが、これまでのナンバリング史上最も最高のグラフィックになってると言えるかもしれません。
こればっかりは公式から出ている4Kトレーラーを見てもらう他に魅力をお伝えする方法がないのですが、つい最近出されたヴァリスゼアの様々な景色を映した映像では、遠景に見えるマザークリスタルの巨大さや、行き交う人々を映した市場での物の繊細さ、洞窟と思わしきところで映る青水晶の美しさ等、ナンバリングFF史上最高のグラフィックになっている事から、この作品に対するリアリティの高さ、そしてそこから来る没入感などに大きな期待が出来る所です!
遠景や街並み、人物に対するリアリティあるグラフィックが凄いのはもちろんなのですが、一番圧倒されるのはやはり召喚獣の禍々しさを感じる表現力の高さなんですよね…!召喚獣という言葉ひとつとってもその姿形は様々で、本物の獣のような野性味溢れる姿になってる作品もあれば、FF13のように機械化されて主人公達を支援するものもいて、近年は神としてその位を高めるぐらい、FFの中での召喚獣の重要性が高まりつつあります。
今回のFF16でドミナントの能力として顕現される召喚獣は全体的にダーク色が強めの姿をしていて、特にイフリートやガルーダ、オーディンなどの悪魔感がある姿や、フェニックス、バハムートといった召喚獣の怪獣感も凄まじく、その迫力を表現するものとしてグラフィックの高さによる表現力の高さは重要なものとしてあります。
近年のAAAゲームに於いて表現力の進化として重要な要素のひとつとなったグラフィックについてですが、ゲーム制作に対して莫大な予算を投じられてかつ、技術力を持つ海外スタジオがその圧倒的な出来栄えのものを見せ付けてくる事が多い中で、今回のFF16のグラフィックもかなり大健闘してる部分はあると思います。
昔から「ゲームの面白さにグラフィックは関係ない」とはよく言われますが、僕としてはやはりグラフィックが良いからこそ、その作品のストーリーや世界観に対する造詣を深められる重要で大切な要素だと思っているので、グラフィックは大事だと思ってます。
そして何より感動する事が多いんですよね…圧倒的な景色の美しさから来る感動はそれだけでもその作品の世界観へとユーザーを誘い、夢中にさせてくれるゲームの面白さとしての良さだと思っているので、今回のFF16でのグラフィックの高さがどんな出来栄えになっているのか?製品版でプレイした時の出来具合が楽しみでしかないですね…!
・バトル
これまでのFFには様々なバトルシステムが存在してました。初期3作を支えたターン制コマンドや、ATB、CTB、ADB、アクション…と、様々なバトルシステムが採用されてきました。
そんな中、FF16が採用したバトルシステムはシリーズ初の本格アクションRPGとなります。
え?FFでアクションって前にも出してなかった?と思う人もいるかもしれません。確かにこれまでのFFにもアクション性が高いバトルシステムは数多く登場してきました。そもそもRPGに於けるアクションとは「攻撃、防御、回避、回復…といった味方側と敵側の行動を全てリアルタイムに行い、直感的なボタン操作による動きや反応がある」事で、敵との緊張感が溢れるバトルを展開する事が出来るシステムになっています。
FF4~9、10-2、13などで採用されてきたアクティブタイムバトルは敵と味方が同時に動く事で「時間が止まらない=アクティブ」である事によってバトルにリアルタイム性を持たせる事が出来ています。……が、主な攻撃や防御はあくまでもコマンドである事がベースになってるのでアクションとは呼べません。
それでも過去にはFF15などでアクションの試行錯誤をしていたのは確かで、外伝作品も含むならFFクリスタルクロニクルやクライシスコアFF7もまたアクション性が高いゲームとなっています。直近ではFF7リメイクがアクションとコマンドの融合を果たし、FFオリジンではディシディアFFの制作も手掛けるTeam NINJAが作ったゴリゴリの高難易度アクションとなっています。
ではFF16のアクションがアクション性を取り入れた過去のFFとは違うところは何なのか?
おそらくそれは「ほぼ完全内製*6」といった所ではないでしょうか?
スクエニは昔からRPGのシステムを使ったゲームを作るのは得意ですが、逆に自社でアクションゲームを作った経験はほぼ皆無で、スクエニはアクションが苦手とされています。実際、NieRシリーズとして大ヒットとなったNieR Automataのアクションシステムを作ったのは、昔からアクションゲームの開発が得意とするプラチナゲームズですし、その前身のレプリカント&ゲシュタルトの開発もキャビアという会社が作っています。
ドラクエ無双と言われるドラゴンクエストヒーローズの開発を手掛けたのも、無双ゲーとしてのアクションゲーム開発を得意とするコーエーテクモゲームスのωフォースですし、アクション性が高いシステムを使ったスクエニのゲームの開発は外注委託されている事が多いです。
しかし今回のFF16のプロデューサーの吉田直樹さんや、ディレクターの髙井 浩さんらはFF16のアクションを内製で作りたいというこだわりがあり、その実現をするためにある人物をスカウトしました。今回のFF16のアクションパートが公開された時、ゲーマーの人はどことなく「DMCっぽいな?」と感じた事はないでしょうか?それもそのはず、何故なら今回のFF16のアクションバトル周りのシステムを開発したバトルディレクターを務めたのが、元カプコンの鈴木 良太さんで、鈴木さんは「デビル メイ クライ5」や「ドラゴンズドグマ」の開発を手懸けていたため、まんまDMCっぽく見えるのも当然かと思われます(笑)
今回のFF16で行われるバトルには2つの種類があります。1つは「召喚獣アクション」を駆使したクライヴが戦う通常バトル、そして召喚獣同士の激突によるド派手なアクションが織り成す「召喚獣合戦」です。
その内の通常バトルの方では、クライヴが様々なドミナントから得た召喚獣の能力を駆使する事で、他を圧倒するような派手なアクションと立ち回りをする事が可能となっています。
例えばガルーダの能力はスピード型で空中戦が得意な事から、クライヴの能力としてセットした時にも嵐の力を利用した軽快でスピーディーな動きをする事ができます。逆にタイタンの能力をセットすると、ガードに特化したカウンター型で、一撃が重い一撃必殺のような側面を持っており、ジャストガードが得意な人であればその反撃によるDPSの高さは他の召喚獣と比較して随一です。
このようにクライヴは他のドミナントから得た召喚獣の能力をセットする事によって様々な召喚獣アクションを使って攻撃する事が出来、その組み合わせパターンは千差万別。更にスキルポイントによる強化によって各召喚獣アクションのアビリティは強化する事ができ、強化を極めれば、プリセットにセットした召喚獣の能力しか基本的には使えない所をセッティング内容関係なしに技コンボプリセットに付け替えができるという自由度の拡張がされる事になります。
これによって自分好みの技の組み合わせを考えて戦う事が出来、より派手に、より爽快感溢れるアクションを楽しむ事ができるのが素晴らしいポイントだと思いますね…!!!
更にクライヴが敵と戦う中ではジルやシドといった仲間たちがAIで戦闘のサポートをしてくれたり、相棒のトルガルが攻撃支援に回る事でクライヴの戦闘を手助けしてくれます。特にこのトルガルはアクションを極めていく上では極めて重要で、なんとプレイヤーは戦闘中、トルガルに攻撃指示を出す事が出来ます。
主な内容としては噛み付きや突進などの副次的なもので、それ自体に大きな威力は無いのですが、このトルガルの攻撃も攻撃コンボにカウントされるので、上手く使いこなせば「攻撃を一切途切れさせることなく敵を圧倒して攻める事ができる」という無限の可能性を秘めています。クライヴの攻撃コンボを意識しながらトルガルにも攻撃指示を出すのは意識してもかなり難しいらしいのですが、このコンボを繋げるための操作ができるようになれば、非常に華麗なる魅せプレイをする事が出来ることから、その達成感自体がモチベーションに繋がると思います。
召喚獣アクションを使った様々な攻撃バリエーションの豊富さを実現する事が出来たのは、鈴木さんが開発メンバーに入った事による恩恵が非常に大きく、スクエニスタッフのアクションゲーム開発の技術研鑽という意味でも、鈴木さんの貢献度は非常に高いと言えるでしょうね…!
もうひとつのバトルの召喚獣合戦は、召喚獣の姿に変身したドミナントとイフリート*7が様々な方法、シチュエーションでバトルをする超ド迫力バトルとなっており、ある意味FF16のバトルの最も魅力的な部分と言えるかもしれません!
禍々しい姿をした召喚獣と召喚獣がぶつかり合う様はまさにゴジラVSキングギドラのような怪獣同士のバトルを彷彿とさせるものがあり、派手なアクション、ダイナミックな動きによるぶつかり合いはゲーム体験のひとつの形として最高のものが味わえる可能性が高いのは間違いないでしょう…!
しかもこの召喚獣合戦のバトル方式はひとつに固定化されておらず、対戦する相手によってシチュエーションは様々、プロレスのような格闘技からシューティングに至るまで様々なバリエーションがあり、使い回しは一切無いです!つまり制作コストを安く抑えるために普通だったら同じバトル方式で流用したいものを一切使い回すこと無く、すべてのバトルに於いて全く別の方法でバトルをするというユーザーを飽きさせないまさに至れり尽くせりな仕様となっているみたいです!
この手のバトルで毎回操作説明があるのかどうかは不明ですが、今回のFF16の召喚獣合戦では、ユーザーにより深い没入感やイフリートとの一体感を味わってもらうために、通常バトル程難しい操作が要求される事は無いらしく、また場面によってコマンド入力をする事で、より強いバトル体験をする事ができるとの事ですから、これは楽しみでしかないですね…!
この召喚獣合戦はまさにジェットコースターのようなバトルになっていると公式に明言されており、全てのバトルがシームレスに動き、ノンストップで展開されるものになっています。
リアルタイム性が高いそれらのアクションを実現出来ているのは、PS5の超高速カスタムSSDとそれに合わせたI/O機構の恩恵、そしてPS5に最も最適化した開発を行った事によって実現出来ている所があります。これがPC版を直ぐに出す事が出来ない最大の理由となっています。
通常、こういったイベントバトルが始まる前にはプレイヤーが操作できないプリレンダムービーが入り、少しのロードを挟んでから操作ができるようになるアクションパートに入るのが普通だと思われます。フェーズが分けられてる戦いに於いてもほんの僅かばかりのロードが入ってシームレスに動く事はありません。
しかしFF16の召喚獣合戦は全ての動きやフェーズ移行に至るまでの全てがリアルタイムに処理されているリアルタイムレンダリングとなっており、バトルの開始から終わりまで全てロード時間が一切挟まれる事がなく、まさにジェットコースターという言葉通りの戦いをする事が出来ます!
これらの機器に対する負荷がかなり高い動作処理を実現する事が出来ているのも、元々のPS5の性能が高いだけに留まらず、先述した超高速カスタムSSDとそれ合わせた統合I/Oのアーキテクチャによる超高速ロードの実現と、規格が統一されているPS5のみの開発に特化した事によってPS5ならではの恩恵を受けている事が吉田さんから何度も説明がされているので、僕は凄まじい期待感を持っていますし、やはりFF16のためにPS5を買って良かった。…と、そう思っています(笑)
ド派手な超巨大召喚獣同士の戦いはまさに迫力が凄まじいでしょうから、この点でも大きく期待できるポイントです😊
また、今回のFF16のバトルシステムが本格アクションになった事でアクションゲームを苦手とする人からの懸念が大きくあるのは容易に想像出来ることかと思います。しかしそれは既に開発陣も想定済みで、そんなアクションが苦手な人に向けたモードとして「ストーリーフォーカスモード」というものがあります。
FF16の本編には難易度選択という概念がありません。その代わりクライヴのバトルに於けるアクションをサポートするアクセサリーが最初から所持されている状態になっており、それを着けるか否かによって難易度の緩和ができるようになっています。アクセサリーはそれぞれ「オートアタック」「オートドッジ」「オートスロー」「オートトルガル」「オートポーション」の5つが用意されており、これはストーリーフォーカスモード限定の装備品ではなく、ストーリーフォーカス、アクションフォーカスのどっちを選んでも最初から所持している状態になっており、2つのモードの違いはそれらのサポートアクセサリーを最初から装備しているか否かと、若干敵味方の能力値に差異があるぐらいの違いしかないです。
敵の能力値などのゲームバランスは基本的にアクションフォーカスモードを前提に作られており、サポートアクセサリーを着けることで、アクションが苦手な人でも俺TUEEEE!を体感出来るので、爽快感の良さとストーリーをじっくり味わいたい人に向けたものとなっており、アクションが得意な人とそうでない人を両方満足させる事が出来る仕様になっているそうです!
もちろんアクションがバリバリ得意な人であればそれらの装備は最初から着けなくても良いし、トルガルの指示にまで手が回らないとか、戦闘中は熱中して回復するのを忘れてしまう…みたいな人も一部のアクセサリーだけを着ける形でバトルをやりやすくする事も可能です。
アクションシステムの作り込み自体が凄い事も去ることながら、アクションというシステムに対する敷居を限りなく低くする配慮に至るまで、徹底して作り込んでる事がこれまでのインタビュー記事でも分かるぐらいなので、僕は今回のFF16のバトルシステムにも大きな期待と楽しみを持っている部分があります。
僕自身はゲーマーの意地としてこういったアクションサポートを受けたくない…という考えをしてしまいがちですが、スタッフたちのオススメとしてはまず1周目はストーリーを味わってもらうためにストーリーフォーカスモードでバトルを楽しく進めてもらい、本格的にやり込みたい人は2周目以降にアクションの練習をしたり、高難易度モードの「ファイナルファンタジーモード」を選択することでFF16のアクションを極める道を取ることもできるそうなので僕もその通りにやっていこうかと考えています(笑)
ここまで長々と語ってしまいましたが、FF16のバトルはストーリー以上に大きな魅力となっていそうな面白い要素になっていると思いますのでこれは大きな期待を持って良いでしょう!僕もクライヴを動かして敵たちを次々と無双して行きたいです!🤩
みんなにも読んで欲しい参考にしたインタビュー↓
【インタビュー】「ファイナルファンタジーXVI」吉田直樹氏、髙井浩氏、鈴木良太氏インタビュー - GAME Watch
『FF16』の企画の始まりを開発陣に直接聞いてみたインタビュー
[インタビュー]「FINAL FANTASY XVI」のジェットコースター展開なバトル,召喚獣大決戦など“バカだな!?”と思える作り込みを聞く
最後に
冒頭にも書いたように、僕がPS5を買った最大の理由は「PS5で次世代のFFをプレイする事」でした。それまでの間は過去の名作やFF以外の期待の新作を買ってプレイするなどをした事で、新たなジャンルの開拓や好きになったゲームが増えた2年間でもありました。
そしてその夢の実現まで残り1ヶ月となる事になりました。長かったような短かったような、でもあっという間の2年間でした。
そしてこのFF16が僕にとって初めてのFFとなる部分があります。
それは「スクエニの第三開発事業本部が開発したFFをプレイ出来る事」です。
日本の最大手サードメーカーであるが故にスクエニには複数の開発事業本部があります。
- 「FF7リメイク」や「キングダムハーツシリーズ」などのスクウェアの代表的超大作を手掛ける第一開発事業本部
- 「ドラゴンクエストシリーズ」を中心に「ニーア」「ブレイブリーデフォルト」「オクトパストラベラー」などのエニックスの開発チームが多く在籍している第二開発事業本部
- 「FINAL FANTASY ⅩⅣ」や「FINAL FANTASY ⅩⅠ」といったMMORPGの開発と運営を中心に手掛けている第三開発事業本部
- 「ミリオンアーサーシリーズ」「スクールガールストライカーズ」を始めとして「SINoALICE -シノアリス-」「グリムシリーズ」といった新規IPを開発し、スクエニが開発するスマホゲームの殆どを開発・運営をしており、最近では「FFピクセルリマスター」の家庭用機版を世に送り出した第四開発事業本部
この4つの開発部門があります。
その中でFF16は第三開発事業本部が作った初めてのオフラインナンバリングFFとなっており、開発の中心にいるコアメンバーもプロデューサーの吉田直樹さん、ディレクターの髙井 浩さんを始め、前廣 和豊さん、マイケル・クリストファー コージフォックスさん、高橋 和哉さん、祖堅正慶さん…といったFF14プレイヤーにはお馴染みの開発メンバーとなっており、これがFF16が世界から大きく期待されている理由でもあります。
僕がこの第三開発が作ったFFに初めて触れる…と言ったのも、実は唯一FF11とFF14だけはプレイした事がなく、触れる機会すらなかったというのが大きくあります。逆に言うとそれ以外のオフラインナンバリングは全てプレイしてクリアした経験があるのが自分なのですが、FF11や14に関してはオンラインゲームという事が理由で手出しがしにくいというのがありました。
ただ、僕の周りのフォロワーさんの大抵はFF14をプレイしており、プレイした人はみんな口を揃えて神ゲーと言うほどFF14はナンバリングFFの中で最も人気があると言っても過言ではないぐらい作品クオリティが高く、神作とも言われています。しかしそれでも僕はプレイヤー、つまり人間同士の協力プレイをしなければならないオンラインゲームに対してはスマホゲームと同じぐらいの壁を感じてしまい、プレイしたくてもプレイ出来ずにいました。それでもつい最近ようやくプレイする覚悟を決めてコンプリートパックを購入し、FF14のヒカセン生活を始めようとしているのですが、現在放置してしまっており、やはり僕はオフラインゲームの方にプレイする傾向が傾いてしまう所があるみたいです。
そういう意味でも僕は第三開発が作ったFFに触れるのはこのFF16が人生で初という事もあり、FF14の事で既に評判を聞いている僕としてはどんなFFを見せてくれるんだろう…?と期待とワクワク感で胸がいっぱいな所があります(笑)
何しろ第三開発事業本部のメンバーはとことんストイックで「野犬の群れ」と自称をするぐらいFF愛に溢れている人が多いらしく、それほどのFF愛があるからこそ新生FF14のような超名作を作れてるんだろうなと思っています。
そんなFF16に対しては時折、炎上や騒動になる事も度々起きています。FF16に黒人が出ない事による海外炎上の騒動を始めとして、PC版が出ない事への炎上、画面が暗いなどの騒動、QTEがあってクソゲー感が強くなった…等
これはある意味FFシリーズに課せられた運命と言いますか、ネット上ではスクウェア・エニックスやFFシリーズ自体を極端に嫌っているアンチや、ファミコン&スーファミ時代のFFが絶対で近年のFFの躍進が許せない層、FFのAAAタイトルが軒並みSIEのハード独占になってる事を許さない層などが合わさって、まとめサイトやYouTube等では発売前から既にFF16に対するネガキャンが凄まじい事になっているみたいです。
僕自身はその事を一切調べないようにしているのでそういった声を見たり聞いたりする事は殆どないのですが、そういう声だけはデカい層の声は定期的に発信されているらしく、発売前からFFシリーズオワコンといった声を叫び続ける人たちの事を思うと、控えめに言って「哀れだな」としか思う事がないです。
「FFという日本が世界に誇る名作ゲームシリーズの最新作の登場を日本人が応援してやらねぇでどうすんだよ!!!」
…と、僕は声を大にして言いたいのですが、そんな事よりも僕はあと1ヶ月もあるこの時間が待ちきれなくてしょうがなくて!FF16に対しては本当に心の底から期待感と楽しみな気持ちしかないのです(笑)
これから先、新たな情報公開がされる事になって、出す可能性があるかもしれない体験版も出てくる事でしょう。
既にコレクターズエディションを予約済みの僕は今後の1ヶ月の間一切ネタバレしないようにするためにTwitterを休眠する予定です。
第三開発事業本部が作った本気のオフライン最新作ナンバリングタイトルFFの解禁を僕は今か今かと強い期待感を持って待ち望んで行こうかと思ってます!!!
FF14プレイヤーのヒカセンの皆さんも、昔からFFシリーズを愛している皆さんもこのFF16という最新のFINAL FANTASYを大いに楽しみましょう!!!
ここまで長くなりましたが、読んでくださり本当にありがとうございました!!!🙏🙏🙏
これを読んでいる皆様に良いゲームライフ、そしてFFライフを!!!
終わり
*1:現実世界で言うところの油田
*2:同じく戦争中である事が舞台背景としてあり、初めて本格的な流血描写が表現されたFF零式はCERO C、豪快で残虐な殺し方をするFFオリジンはCERO Dの判定を貰っているがナンバリングFFとしては本当に史上初
*3:ただどちらかと言うと元々家族と呼べる存在が既に居なかったり、幼少期の頃に亡くなったりしたなどの関係で作中で家族と一緒に過ごしている、もしくは過去に過ごしていた事のある主人公というのはどちらかと言うと少なかったりします。当てはまるとしたらせいぜいバッツとクラウドとティーダぐらい?
*4:ティザートレーラーでは何かを引きちぎってるかのような描写がある事からあれは恐らくジョシュアの…
*5:このシーンがあるからなのかは不明ですが、世界同時発売予定だったFF16が海外の一部審査機関から言い渡された「シーン内容の変更」という要請に答えられないため、サウジアラビアでのみ発売中止事態が起きました
*6:召喚獣合戦の戦いの一部はキングダムハーツを作った開発部門の力を借りたり、アクションゲーム作りのノウハウが凄いベテランの会社にも協力してもらったりした部分もあるみたいです
*7:相手によってはフェニックスになる事もある