ポッポ屋日記

日記的なブログにしたいです

6sから13へ...iPhoneの世代交代

 

こんにちは、ニホンバトです。

今回は長年ずっと使い続けていたiPhone6sから最新のiPhone13に機種変更をしたので、その経緯についてとiPhone6sの思い出を振り返りながらここに記そうと思う。

 

iPhone13機種変までの経緯

iPhone13はApple社が2021年の9月に発売したナンバリングiPhoneのシリーズ最新機種、最近のiPhoneの傾向としてシリーズ毎に複数種類の端末を用意しており、単純にiPhone13ひとつとってもサイズダウンして手頃な価格帯に抑えたiPhone13 miniやトリプルカメラを搭載した上位機種のiPhone13 Pro、その中でも最高性能&最高級のiPhone13 Pro Max等、同じナンバリングiPhoneでも一昔前のそれに比べて選択肢は大幅に増えた。

今回僕が買ったのはその中ではスタンダードモデルなiPhone13のストレージ256GB、スタンダードとは言ってもそれまで僕が長年愛用していたiPhone6sと比較するとスペックには雲泥の差があり、これだけでも僕にとっては大幅な性能の向上感を感じ取ることが出来た。

f:id:Gameslifeisff:20211215061136j:image↑iPhone13の外箱、昔からそうだがiPhoneの箱はこういうシンプルなデザインがオシャレさを醸し出している。

買ってから言うことではないが、実は僕がもし機種変更をするならiPhone13ではなく、iPhoneSE(第2世代)を買おうと考えていた事があった。というかそっちの方向で行こうと半ば決意をしていた部分もあった。

というのもそもそも僕は最近のiPhoneやハイスペックスマートフォンの価格帯の高さに苦言を呈していた事があり、「スマホにそこまでの金をかける必要あるか...?」と、最近の大手メーカーの出すスマホの高級化路線に懐疑的な目で見ていたのも確かだった。

ハイスペックと言われるスマホはどれもこれも値段が軒並み10万超えは当たり前、それはもはやちょっとした高級家電を買うのと同じレベルであり、10万もあればPS5を買って3本ほどフルプライスのソフトを買ってもお釣りが返って来る、そんな高級スマホを買ったとしても、スマホゲームもしなければ、動画編集などのスペックが要求されるアプリケーションを使う訳でもない。僕がメインに使うのはせいぜいTwitterとLINEとpixivみたいなSNSサイトと、軽くYouTubeで何本か動画を見たり、はてなブログでこうやって時折文を書くのに使うぐらいしか用途がなく、そんな自分にハイスペックスマホは宝の持ち腐れ、使うアプリの少なさやアプリに求められる要求スペックの低さのことを考慮したら4万〜6万円ほどの価格帯のミドルクラススマホを買えば十分なのでは?と思っていた。

故に現行で発売されている機種の中でもとりわけ価格帯が安くて手頃なお値段のiPhoneSE2はそんな自分にはうってつけで来年の1月になったらそれを買おうと考えていた事もあった。しかし試しにドコモのオンラインショップでiPhoneSE2の事を調べてみたら何ともう既に売り切れ。考える事はみんな同じなのかiPhoneの中でも手頃な値段で買えるiPhoneSE2は人気がとても集中しており、ドコモオンラインショップでは次回の入荷は未定の状態だった。

ここで僕は悩んだ

当初の目的として買いたかったiPhoneSE2の再入荷を待つのも良いが、それだといつ新しいiPhoneに乗り換えられるのか分からなくなってしまうし、2年前に発売されたものだから最悪そのまま販売終了になってしまう可能性も無くはない。

かと言ってAndroidのミドルクラススマホはメーカーや種類によって善し悪しがハッキリと分かれているから慣れない物を選んで失敗はしたくない。

ではどうしたのか?結論として僕はiPhone13を買った。

あれだけハイスペックスマホに懐疑的だった自分が結局価格10万超えのiPhone13を買ってるなんて何のお笑いだ?とバカにされるのも仕方がない。でも僕がiPhone13を買う決意をした理由は思ってたよりもiPhone13が安く手に入れられるプランをドコモが打ち立てていたからである。それがドコモの「いつでもカエドキプログラム」これはハイスペックスマホの購入にのみ適用されるプランで、本来10万超えもするiPhoneやハイスペックスマホ2年後に返却する事を条件に分割料金を安く抑えたもので、2年後に返却をするとその後の機種本体代の残り残金分を支払わなくても良いという"常に最新機種への乗り換えはしたいけど分割払いの残金が負担になる..."という人にはうってつけのプランとなっていた。

だが僕はこのプランを適用しているが現時点では2年後にこのiPhone13を返却する気は無い。今のところは...だが、そうなると2年間で払ってきた本体代の残金分を更に24分割に分けて支払いをすることによって結果的に4年間の支払いで本体代の分割払いが完済する計算になっている。最近のiPhoneがそうであるように、スマホのスペック向上に伴う新モデルの登場頻度は極めて高い傾向にある。その当時は最新機種だったものが1年、2年経てばもう古臭いものになるというのが最近の時流になっており、常に最新機種を求める人にとっては最もお得なプランだとも言えるかもしれない。

しかし僕はiPhone6sを5年9ヶ月も使い倒してきた男である。できるだけ長く使いたい自分にとってこのいつでもカエドキプログラムは本体代の分割払いのプランには無い48回払いをするためのプランと捉えており、10万超えの製品でも流石に48回払いもすれば月々の負担額を限りなく安く抑える事ができる。僕はそういう考えもあってiPhone13を購入するに至った。

iPhone13は最新機種だけあって大きさも、容量もスペックの高さも申し分ない。前世代機種のiPhone12と比較するととりわけ目立った違いというものはあまりないとする部分もあるらしいが、この先長くiPhone13を使っていくつもり故に性能の良いものを買っておくのは良い事だ。何より5年9ヶ月も活躍してくれたiPhone6sをそろそろ休ませてあげねばならなかったし、これからはiPhone13をずっと使い続けていく予定だ。

 

iPhone6sの思い出

僕が人生で初めて手にしたスマートフォンは高校卒業をした18歳の3月に買ってもらったiPhone6sだった。それまでは父の形見であったガラケーを使っていて、ガラケー慣れをしていた自分にとってスマートフォンというものは未知なる存在の物だった。

そもそもその時点では僕と弟はスマホというものを一度も持った事がなく、世間的にもガラケーからスマホにシフトしつつあるあの当時の中でうちらはだいぶ...というかかなり遅れた人間だった。スマホ自体に憧れみたいなものはあるにはあったのだが、僕自身そこまで欲しい!と思うほどではなく、あの当時の母はドコモのAndroidスマホを持っていたのだが、そのスマホはスペック自体が低いものだったのであまりちゃんと動作せず、またAndroid故のカスタム性の高さが母には難しかったようで上手く使いこなせないでいた。

そんなこんなで僕が学生時代の頃にスマホを買ってもらうというチャンスは一度もなかった。

しかし僕が高校卒業をしたと同時に母は急にiPhoneを買おう!と言い出した。理由はそろそろ僕と弟にスマホを持たせておかないとヤバいと母が急に思った事と、どうせなら3人全員同じキャリアで揃えれば携帯代が安くなるからという理由でそうなった。その当時の僕はiPhone自体の名前は知っていたのだが、iPhoneって何ぞや?な状態なので何もかもが新鮮だった。ドコモショップの店頭にはiPhoneの最新機種が展示されてるのだが、iPhone6sの液晶画面に映し出された見本用の色彩豊かな画像は当時として考えればめちゃくちゃ綺麗に感じられたもので、これがiPhoneなんだ...と何もかもが未知の体験だった。

その当時展示されていた最新機種は主にiPhone6sと6sPLUS、2016年の3月にはiPhoneSE(第一世代)が発売されたばかりだった。その半年後にはiPhone7が発表されたりするのだが、その当時の自分たちが選んだのはiPhone6sのストレージ64GBモデルで、ランク的なことを言えば当時としてはミドルクラス級の物だった。家族三人が全員新しいiPhoneを一気に買うという事なのでその当時のドコモショップの店員もまぁやたらと接客態度が良かったのも覚えていた*1

f:id:Gameslifeisff:20211215061142j:image今のiPhoneと比較すると本当に小さくて薄い、これだけでよく長く持ったものだ

今でこそAndroidのカスタム性の高さやiPhoneには無い特筆ある機能面によってAndroidにも人気が集中しているが、iPhoneは当時も今も初心者向けのスマートフォンとして何もかもが分かりやすく、使いやすかった。iPhone6sはホームボタンにある機能のTouch IDによる指紋認証が使いやすく、スマホを起動する時もいちいちパスコードを打たなくても良かったのでとにかく使いやすかった。またiPhone6sと6sPLUSはiPhoneSE(第一世代)と同じくイヤホンジャックがまだ搭載されている唯一のiPhone、7以降イヤホンジャックが無くなったことを考えた時に有線イヤホン派の人にとっては未だに愛用されるものとなっている。またiPhone6sは日本で1番人気のあったiPhoneとしての実績があるからなのか、発売から6年が経った今でもiOSでのサポートがされているというiPhoneとしては異例の長寿命iPhoneとして今でも話題になったりする。

 

iPhone6sは13に乗り換える今日までずっと活躍し続けてくれた。アップルから毎年のように新型iPhoneの発表がされてもまだまだ使えるからと、このiPhoneを手放す考えには至らなかった。

買ってから3年が経てばそろそろ乗り換えても良いのでは?と思ったりもするが、それでもまだまだ取り替える気は無かった。この時点で6sの本体分割払いは既に終えていた為、いつでも機種変しようと思えばできていた。1回だけかなりバッテリーの消耗が激しくなり、そろそろ寿命か?なんて思ったりもしたことがあるが、それもアップルストアでのバッテリー交換によって事なきを得た。

それから更に2年と9ヶ月...iOSのサポートが終了したらそろそろ機種変しないとな...なんて思ったりはしたものの、未だにiOSがサポートされ続けている事で機種変をすぐに決めきれるものではなかった。けれどアップルストアで処置してもらったバッテリー交換によるバッテリーも再び劣化が激しくなり、何もしなくても電池をかなり消耗するようになっていた。冬場の今なんか特に寒い気温の中で使おうもんならあっという間に充電切れ、モバイルバッテリーの存在が必須となっていた時点でそろそろ機種変しなければならなかったのは明白だった。またlightning端子を挿しても反応しない事が度々起こるようになっていて、寝る前の夜に充電器に挿したのに充電されるどころか3%までバッテリーが下がったなんて事もあった。

もうiPhone6sは限界なんだと明らかに感じていた

そろそろiPhone6sは休ませてあげねばならない、ちょうど今年の終わりも近いし、来年からまた心機一転としてiPhoneも新しくして新年を迎えよう。そしてiPhone13に機種変更した今に至る。

f:id:Gameslifeisff:20211215055631j:image大きさはiPhone13の方が大きいがこうして比較して見ると親と子の様な佇まいが感じられる。長年戦い続けた6sの汚れた背面姿はやはり格が違う。

思えばこの5年と9ヶ月間、よく壊れずに持ってくれたものである。保護カバーとフィルムはつけていたが、何度か落としてしまった事があった。その時も液晶画面がひび割れるどころか傷一つ付きもしなかった。落としどころがたまたま運が良かっただけなのかもしれない。けれど何度か落としてしまっても壊れることなく持ってくれたiPhone6sには脱帽の気持ちしかない。

6年近く壊れること無く持ち続けたのはiPhoneとして考えてもかなりの大往生で、それだけ壊れないように気を使っていたのが幸いしたのかもしれない。iPhone6sは素晴らしく使いやすいデバイスだった。人によってはこれがiPhoneの完成系だと言う人もいるし、それはその通りだろうなと思う部分もある。常に自分の手元にはいつもiPhoneがある。肌身離せないものになっていたのは確かだ。

これからはiPhone13が活躍してくれる。長い長い任期を終えてiPhone6sは眠りにつく、改めてこれまでの5年9ヶ月間僕のマイデバイスとして活躍し続けてくれて本当にありがとう。

 

iPhone6sのその後

iPhone6sはドコモの下取りに出す事にした。なかなか愛着があって手放すのも惜しいとは思うが、ドコモで買ったものをまたドコモに返すというのもまた乙だと思い、下取りしてもらう事にした。流石に6年以上前の物なので状態良好でも買取価格はさほど期待できるものでは無いが、6sも限界だと思うので向こうで休ませてあげたいと思った。

本当に手放すのは寂しくなってしまうがここまで長く持ってくれた事に感謝をしながら下取りに出させてもらう。

 

これからは新しい相棒、iPhone13と共に生きていく、また次の世代交代が行われるその日まで...

 

 

 

*1:勿論ドコモショップの店員の接客態度が良いのは今もそうだが(笑)