ポッポ屋日記

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ドコモの「home 5G」が高速通信難民の自分にとって救世主になるかもしれない話

 

今年の8月の末頃、ドコモは新しい通信規格事業サービスとしてドコモ初の本格ホームルーターの販売とそれに伴う新しい通信サービス開始をアナウンスした。

home 5G | NTTドコモ

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ドコモのWiFiルーターモバイルルーター(ポケットWi-Fi)という形で一応今までにもあるにはあったのだが、WiMAXを始めとする他のモバイルルーターの方が通信に掛かる月額料金も安く、コスパが良いという事で比べるとドコモのWi-Fiはかなり割高感があり、はっきり言って今までは見向きもされなかった。しかしドコモはhome 5Gの販売によってWi-Fiルーター界に金棒を持って本気を出してきた。しかもライバルにWiMAXソフトバンクエアーがあるドコモ初のホームルーターという事で世間から大きな注目を浴びており、早速この5Gホームルーターは予約が殺到、現在品切れ状態を起こしている。

何故ドコモのホームルーターがここまでの人気になっているのか?

そして何故僕はこのホームルーターを契約しようとしているのか?

この2点に絞ってざっくり解説したいと思います

 

「ドコモならではの安心感」が最大の要因

ドコモのhome 5Gについては現在多くのネットメディアがレビュー記事を書いてたりするので詳しいスペック内容は各々で検索して欲しいのだが(丸投げ)個人的にドコモのホームルーターが世間から人気になっている最大の理由は見出しタイトルにもあるように、「ドコモの通信速度の速さと安定感は業界トップクラス」という点にある。ドコモはNTTグループ大本営にある会社なので全国に設置されているドコモの基地局の数は日本最多、故に対応エリアの守備範囲が広く、通信速度の面で言っても他の大手と比べて速さと安定感がある。

そんなドコモは今現在5Gエリアの拡大に力を入れており、よりハイグレードになる通信規格の世界で他社に勝負をする為、5Gという通信規格を活かしつつ、ユーザーの需要に応えた製品を出した。それがドコモの5Gホームルーター、home 5Gという事なのだろう。

ホームルーターと言えばSoftBank社が出している「ソフトバンクエアー」がテレビCMやWebCMでバンバン流れているため世間から有名ではあるが、ソフトバンクエアーは

「通信速度が常時(夜は特に)遅い」

「対応エリアが狭くて繋がりにくい」

「途中解約した時の違約金が*1べらぼうに高い」

という難点によってネットユーザーからは悪評が高い。特に夜間のゴールデンタイム時の通信速度の遅さは「まともに使えないレベル」で、

「やーーい!!おまえんち、ソフトバンクエアーッッッッ!!」というネタに見えるが切実な思いが隠されたツイートがTwitterで大バズりするほどソフトバンクエアーの通信速度の遅さ、悪評の高さは有名になっている。

ただ、そんなソフトバンクエアーも最近では5G通信規格に対応する事が発表されたのでこれによって最大の問題点となっていた通信速度の遅さが改善される事に期待をする声も少なくはない。

【Huawei制裁】SoftBank Airが5Gに対応!新型Airターミナルが「OPPO製」に変更された理由を考察してみた - うぃんどろいど.com

↑リンク先はガジェオタフォロワーさんのソフトバンクエアーについての記事、とても詳しく書かれているので是非読んでください

 

その点で言えばドコモのhome 5Gは通信速度の速さと安定感では他社を上回っており、5G対応エリア外の場合に使われる4G LTEエリアに於いても「少なくともソフトバンクエアーより速度は速い」という事が発売日に買えたファーストユーザーのレビューで明らかになっている。

通信速度の速さは業界トップレベルで月額料金も税込4950円とそこそこお安い*2値段、契約解約時の違約金も一切ない*3コスパの良さでは他社を上回っており、その人気はますますうなぎ登りになっているわけだ。

 

ドコモのhome 5Gについてもっと詳しく知りたい人は一番見てて参考になったこちらのサイトからどうぞ👇

ドコモホームルーターhome5Gの評判・口コミからわかる実力!料金・3日制限・契約方法・在庫状況まで徹底網羅 | ちょっとWiFi

 

僕がドコモのホームルーターを契約しようとしている理由

ここからは僕の個人的な事情をお話するが、僕は長年、高速通信ができるWi-Fi環境に恵まれない人生を生きてきた

僕は昔からTVゲームが好きなゲーマーなのだが、随分前からゲーム機はADSLを初めとした光回線Wi-Fiと繋げられるようになってきており、ゲーム機は今やパソコンと同じくWi-Fiによるネット接続を前提としたデバイスになっていた。ゲームソフトのダウンロード版は当たり前のように販売され、ソフトのバグ修正の為のパッチや本体のシステムアップデートをするのにもネット接続が必須のものとなり、ゲーム機とネットを繋ぐ事はゲーマーの間ではもはや当たり前になった.....しかし!!!ほんの5〜6年ほど前までの僕はWi-Fi環境が一切無い環境の中で育ってきたのである!

というのも、僕が去年まで住んでいた実家は団地という事もあって建物を管理している管理会社からは光回線工事をするための壁の穴あけを一度断られてしまったという経緯がある。*4

うちでは何度か高速インターネットを使えるようにする為に光回線工事をしようと試みた事があったのだが、幼少期〜小学生の間まで住んでいたアパートでは大家さんから頑なに光回線工事を反対され、先述した通り去年まで住んでた団地でも管理会社からは光回線のための壁の穴開け工事を一度断られている。なので5〜6年前にWiMAXを初めて契約するまでは一切Wi-Fi環境が無い中でゲームをやっていたりしたのである。

当然そんな状況ではゲーム機をネット接続する事が出来なかったのでゲーム機の本体アプデなど「本体アプデ?何それ美味しいの?」な状態だったので、それは今でも恥ずべき状況だった。しかしそれでも3DSの方はまだ救いがあった。気軽に外へ持ち運べる携帯機としての利便性によって外出先でのフリーWiFi接続や当時数多くのゲーム小売店で配置されていた3DSステーションに接続をする事で3DS本体のアプデやソフトのダウンロード版の購入、オンライン対戦をする事だって可能だったのである*5

実際僕も外出先でのマクドナルドや市内のトイザらス(現在は閉店した)に3DSを持ち込み、その日現在の3DSの本体更新やソフトのアプデを確認したり、果ては3DSの引越し作業も外出先の3DSステーションでやった経験もある!*6そんな中で僕が最もお世話になってたのが家の近所のセブンイレブンのフリーWi-Fiで、毎日毎日3DSを弟と共にセブンに持ち込んではMiiverseのチェックをしたり、ニンテンドーeショップで動画を閲覧したり*7、ネット対戦なんかもやったりした。平均3〜5時間は何も買わずにセブンの前でずっと立ちっぱで通信をしていて、今思えばセブンの店員さんからしたら迷惑極まりない迷惑行為でしかなく、その当時は子供だった&店長が寛大な人だったおかげで許されていたのは確実にある。実際他のセブンでフリーWiFiに繋いで1時間ほど入り浸っていたらゴミ箱の掃除をしに来た店員さんからキツく睨まれてしまった(当然だが)経験があるのでやはりうちの近所のセブンだけが特別優しかったのだと今思えばそう考えられる。掃除しに来た店長さん迷惑そうな顔ひとつせず寧ろこっちに話しかけてくれたし、店内で目が合った時には手を振ってくれたし...あの時の店長さんほんまマジありがとうございました。そしてごめんなさい*8🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

それほどまでに、ことWi-Fi環境に関しては「酷い」の一言で言えるほど酷い有様で据置機のWiiUはもっと悲惨だった。ネット接続が出来ない為に本体アップデートを施す事が出来ず、ソフトのアプデがあってもダウンロードが出来ないのでバージョンはずっと発売日当日の古いまま3DSMiiverseを見ていた時も時折WiiUコミュニティから投稿される様子を見て「羨ましいな...僕もWiiU持ってるのに...」と今置かれている自分のWi-Fiの無い環境に意気消沈としながらWiiUからの投稿を眺めるだけの事もあった。

 

そしてそんな日々が続き、18歳の高校卒業をしたあたりからようやくWiMAXというポケットWiFiの存在を知り、契約するに至ったのである。当時は光回線の工事が出来ないのなら電話線を使ったADSLでの接続も候補のひとつとして考える事もできたはずではあるのだが、あの当時はその発想も頭になかったし、何より母親が光回線である事に強い拘りを持っていた為なのか、或いは光回線以外のWi-Fi環境を整える方法がある事を知らなかったのか、光回線工事が出来ないことを嘆き、光回線以外の方法でネット接続をする方法を調べる事もなかった。

しかしWiMAXを契約したのは良いものの、WiMAXスマホの普段使い(Twitterなど)をするのには非常に便利なものだったのだが、ゲームに使うという意味ではやはりまだまだな点が多かった。何より3日間の合計通信使用量が10GBを超えると夜間の下り(ダウンロード)速度が1Mbpsに制限される縛りがキツかった。制限された状態になるとネット検索で画像を読み込むのも多少遅く、Twitterの動画再生も画素が荒くなるレベルで少々キツかった。*9当然10GBを超えるゲームソフトのダウンロードや大型アプデをしようもんならあっという間に10GBの使用量を超えてしまい、一発で制限されるのは当たり前、一度ダウンロードしたら最後、最低3日間は1Mbpsの制限下の状況でしばらく生活しなければならなかった為、色々とキツい部分があった。

WiMAXの通信速度は主に一人暮らしの人で、スマホの普段使いやたまに動画視聴をする程度であれば十分な通信速度があり、使えると思う。しかしゲームに使うという意味で考えれば、ダウンロード速度は光回線の様な3桁台の速さでは無いため大容量なものが多いPS4、PS5ソフトのDL版をダウンロードする時のダウンロード完了までの速度は遅く(当然10GB制限にも引っかかる)。またWiMAXは通信速度の制限に関係なく普段の上り(アップロード)速度は1Mbps程度(実測値)しか出ていない為Twitterに動画シェアをする時の速度も遅い遅い!実際PS4ソフトのキャプチャー動画をTwitterで投稿できる限界の2分20秒に縮めて投稿したりするとアップロードが完了するのに30分以上を要するのなんてザラにある。

オマケにこれはどのモバイルorホームルーターWi-Fiに言える事だが、WiMAXPING*10は40〜50台とそこまで早くはない。なのでゲームをオンラインでやるのには不向きで、当然モバイルルーターの殆どが無線で繋いで通信をする事になるため、光回線による有線接続勢からはラグを引き起こす元凶として激しく嫌われる事になる。なので僕はこれまでゲームソフトのダウンロードや本体更新をする為にWiMAXを使う事はあってもネット対戦要素を楽しむ為にWiMAXを使う事は一切無かった。(弟はスマブラのフレンド対戦をやる為にオンラインでやっていたが)

今回契約しようとしているhome 5Gでは5Gによる接続によって光回線と同等かそれに近いレベルでの通信速度の速さを実現している。通信速度が速いという事はゲームコンテンツのデータをダウンロード完了するのに掛かる時間も短縮できる事になる。それだけでなく、home 5Gでは上り速度もある程度はWiMAXより速い事が分かっているので、home 5Gもアップロードに不向きと言うユーザーもいたが、少なくともWiMAXの様な常時上り速度1Mbpsの激遅アップロードによるストレスはある程度緩和できるだろう

だが流石にオンライン対戦をする勇気は無い。僕は自分の通信環境が原因で他人に迷惑を掛けるぐらいならオンライン対戦やオンラインゲームはやらない。僕が本当に安心してオンラインゲームができるのは光回線を導入する事ができた時だけなのである。

 

唯一の不安要素は「将来的な3日間制限の規制強化」

ドコモのhome 5Gは新しくサービスを開始したばかりの通信事業という事で現在の契約ユーザー数は少なく、懸念されている3日間の大量データ通信による規制も掛かってないと言う人もいれば、規制を喰らったと言う人の声もあり、その実情は不透明な所が多い。しかし現時点では3日間に一定規定量を超えた通信をする事で掛けられる規制の基準は緩いのでは?とも言われている。実際"今の時点"では大量通信をされてもサーバーに掛る負担は少なく、通信量もたかが知れている。

しかし、この先契約者数が増えていけばその緩い規制もどうなるのかは分からない。

実際、過去のワイモバイルや初期のWiMAX、「どんなときもWiFi」はサービスを開始した当初は3日間の規定使用量超えによる規制もない"真の意味での無制限"で運営できていたのだが、規制無しで通信量無制限で使える事に飛びついた事で多くのユーザーが付き、通信に掛かる事業者のサーバー負担も大きく増加した事によって3日間の規定使用量制限を設けて通信の規制をかけたり、通信量無制限自体を廃止したりと次々とサービスの改悪化が進んだ事で阿鼻叫喚となる事態にもなっていた。

当然ドコモのhome 5Gだって今の時点では規制が緩くてもこの先どうなるのかは全く分からない。公式サイトには既に「当日を含めた3日間の通信使用量によっては通信規制をかける場合がある」とする旨が記載されており、「一度に大量の通信をした場合はその通信が止まる場合があります」とも書いてあったりするので少なくともPSソフトのダウンロード購入をしたり、4K動画を見まくったりしていたらあっという間に規制を掛けられてしまってもおかしくは無いのだ。その点ではやはりどうしても光回線を上回る事が出来ないポイントであり、ゲームに於いて最高のWi-Fi通信環境はPING値が小さく、大量通信をしても通信規制が一切掛けられることの無い光回線がベストであり、全ゲーマーのマストにするべき指標なはずなのである。

 

通信制限が掛けられる事の問題は将来絶対起きる事なのでそこは仕方がないとして、問題は「3日間に何GB使うと通信制限がかかるのか?」というのがポイントになるのだが、個人的には3日間で30GBぐらいの制限であって欲しいと思う。1日10GB程度の余力さえあれば、ゲームのダウンロードは別にしてもサブスクによる映像ストリーミングコンテンツ*11でアニメやドラマを連続で見たり、映画を数本見たとしても1日に10GBもあれば十分に回していけると思っている。ネットに繋げる重要デバイスは今やゲームだけじゃない、テレビだってオンラインで接続する事によってエンターテインメントを楽しむ事ができる素晴らしいデバイスとなっているのだ。それぐらいの緩い制限であればテレビの中にあるアプリを使って映像コンテンツを本格的に楽しむ事だって出来るはず、自分の中での夢や期待は膨らむばかりである。

 

結論:完全なる"光回線の代わり"にはならないかもしれないが色々と期待大

元々ドコモがhome 5Gを出した経緯のひとつとしてコロナ禍によって家の中でおうち時間を楽しむ家庭が増えてきた昨今、家の中で通信を使った娯楽を楽しむ家庭が増え、仕事関係でもZoom等のビデオ通話アプリを使ったテレワークをしたりと家の中で通信を使う場面は多々あり、特にテレワークやオンライン授業等の関係で家庭でWi-Fi通信ができる環境を整えるのは必須とも言える状況になった。しかしその中には住宅事情の関係で光回線工事がセッティングできない家庭も多く増えてきており、更にそもそも通信といえばスマホの通信ぐらいしか使った事がなく、Wi-Fi環境が無いという家庭も当たり前のように多く存在しており、それによって家庭毎のネット環境に格差が生じる事になってしまっている。

コロナが可視化した日本の課題 「公平なネット接続」を生存権に! (西田 宗千佳) | ブルーバックス | 講談社(1/5)

この国の「通信格差」。学生の通信環境問題を考える【西田宗千佳のイマトミライ】-Impress Watch

上2つはそんな日本のネット環境の格差についてを西田宗千佳氏が記事にしているので是非読んでもらいたい。

 

つまり、僕のような安定した高速通信難民...もとい光回線難民と言われる家庭は僕だけじゃない色んな家庭でも存在しているという事が分かってきた。そこでドコモは5G技術を使った通信をする事で極力光回線の代わりになる通信を使った工事不要のホームルーターを出す事で家庭に少しでも高速通信環境を、というモットーで開始したという経緯もある。記事タイトルにもあるようにこのドコモのhome 5Gは光回線難民の救世主になれる可能性が極めて高い製品になっているという事である。

ちなみに僕は9月16日の現在、このhome 5Gをとうとう購入&home 5Gプラン(通信プラン)の契約をした。はてさてその結果はいかほどとなるのか...楽しみにしながら製品が届くこの先を待とうと思う。

 

以上!気になるドコモの5Gホームルーターの話でした!

 

10月13日追記:home 5G使用レビュー

実際にhome 5Gを9月下旬に契約をしてからまだ1ヶ月未満ではあるが、home 5Gを使用した時のWiFiとしての快適度がWiMAXと比べてどれぐらい違うのか?をレビューしようと思う。

 

受け取りから開通まで

f:id:Gameslifeisff:20211013183958j:imageまず箱はこんな感じ、思っていたほどそんなに大きくなかったのでリュックに詰めて持ち帰る事が出来た。僕は在宅で受け取れるかどうかがわからなかったのでhome 5Gを「ドコモショップ受け取り」で選択したのだが、ドコモショップ受け取りを選択した場合、指定したドコモショップにhome 5Gが届いた事を確認してから来店予約をしなければならず、またWebでの来店予約の来店目的欄ではドコモショップに届いた商品の受け取り」といった類の項目が無かった為、どの項目を選んでも本来の目的と合致しないので最初は予約をするのに手詰まり感を感じてやや大変だった...。結局来店した時にその場にいたショップスタッフに事情を説明する事で無事に受け取る事が出来たが、こういう煩わしさが面倒だと思う人は素直に自宅受け取りを選択するのが吉だと思われる。(来店予約自体が面倒臭いからと言って予約無しで来店するとスタッフは予約者の対応を最優先にする為下手すりゃ何時間も待たされる羽目になるので来店予約は絶対にしておこう)

ただドコモショップ受け取りであればhome 5Gに関する疑問点や聞きたいことなどをその場でスタッフに聞く事ができるので手厚いサポートを受けたいという人にとってはドコモショップ受け取りの方が良いと思う。
f:id:Gameslifeisff:20211013184009j:image本体の大きさもそんなに大きくはない
f:id:Gameslifeisff:20211013183932j:imageルーターと一緒に入ってる同梱物としてACアダプター・LANケーブル(試供品、CAT6)・マニュアルとhome 5G専用のSIMカードが入っている。
f:id:Gameslifeisff:20211013184002j:image左から順に4G/5Gでの通信種類、電波強度、システム状態を見る事ができる。この写真の場合、今いる場所が5Gエリアではないので通信の種類は4GLTE、電波強度は最高、システムは正常に起動中となる
f:id:Gameslifeisff:20211013183924j:image縦の長さは縦置きにしたPS5の半分ほど、home 5Gの小ささとPS5のデカさが如実にわかる構図となった。

まずhome 5Gを開封したら早速やることが開通手続きである。「え?コンセントに挿せばそのまま使えるんじゃないの?」と思われるかもしれないが、home 5Gをドコモオンラインショップで購入&契約をした場合は自分の操作でhome 5Gの開通手続きをしなければhome 5GのWiFiをそのまま使うことが出来ないのだ

また、その開通手続きをする為のWebサイトも煩わしさのあるものとなっており、ドコモオンラインショップ公式サイトに入ってログインをして「購入履歴」の項目をタップし、ドコモオンラインショップでhome 5Gを購入した時にメールで受け取った受付番号と契約時に入力した電話番号を入力して商品の詳細に入り、その中にある「開通手続き」をタップしなければ開通をすることが出来ない。

この開通手続きをするための手順が分かりにくい!と初っ端からユーザーには不評となっている...が、その面倒な手続きを終えてようやくコンセントに挿すだけのWiFiが使えるようになるのである。

その後、SIMカードを本体に挿してコンセントを挿して起動、本体下部にある二次元バーコードを読み取る事で即座にスマホWiFiを繋げる事ができた。その後詳細設定用Webサイトに入って初期設定にされているログインパスワードとSSID名、SSIDパスワードを変更、接続機器のデバイス名設定も完了してようやく本格的に使うことが出来た。

 

速度比較


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んで早速やったのが通信速度比較、home 5Gの契約当時はまだWiMAXとの契約が残っていたのでWiMAXとの通信速度の比較を各通信速度の測定サイトで比較して並べてみた。上の写真は左がWiMAX右がhome 5Gとなっている。どちらと同じ2.4GHz帯となっており、明らかに速度の速さが違うのが目に見えて分かる結果となった。

特に大きく違うのがアップロード速度の速さ、ダウンロード速度も20Mbpsもの違いが出ているが、WiMAXでのアップロード速度が制限に掛かってなくても常に1Mbpsしか出ないという貧弱な速度だったのに対し、home 5Gのアップロード速度は16Mbpsと一般的に使う範囲でのアップロード速度としては十分なレベルの速度が出ている。


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こちらは別の測定サイトの結果、やはりダウンロード速度は倍違い、アップロード速度もWiMAXにしては5Mbpsと頑張った方ではあるがやはりhome 5Gの方に軍配が上がる事となった。


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こちらはゴールデンタイムでの測定結果、左右がごっちゃになっている為申し訳ないがアップロード速度が遅い方がWiMAXとなっている。一般的にゴールデンタイムは最も多くのユーザーがネットを同時接続するために回線速度が遅くなりやすい傾向にあるのだが、home 5Gでは夜間のゴールデンタイムでも安定したスピードによってYouTube等の高画質再生も気軽にできるようになっていた。

また、今回は画像を用意できなかったがPS5での速度比較もしてみたところやはりhome 5Gではダウンロード速度が平均30Mbps近く出ており、アップロード速度が16前後出ていた。今までWiMAXの貧弱1Mbpsアップロード速度のせいでTwitterでツイートできる動画制限の2分20秒ギリギリのキャプチャー動画をツイートをするとアップロード完了まで30分はゆうに超える事がザラにあったのだが、今回のhome 5Gによってその時間は10分以内に短縮、光回線の人からしたらまだまだ遅い方で満足出来ないかもしれないが、今までWiMAXというWiFiルーターとしては微妙な物を使っていただけに今回の速度改善は僕にとって革命的なものであった。*12

 

気になる速度制限は?

最も多くの人が気にしているであろう速度制限であるが、結論から言うと"ほぼ制限には掛かっていない"と言える。

少なくともこれまでWiMAXでは3日間で10GB制限という縛りに対して「1日に3.3GBまでに抑えないとなぁ...」と思いながら気を遣っていた通信使用量も気にせずに使う事が出来た。f:id:Gameslifeisff:20211013183954p:image今のところこれが1日で使った通信の最高GB数になるのだがこの時はTGSオンラインの開催期間中で、スクエニオンラインの生放送をYouTubeで最高画質(フルHD)視聴を数時間継続的にしていた事でこの消費量となった。少なくともWiMAXでこんなに使ったらあっという間に翌日の夜から速度制限がかかる事は間違いないレベルの使用量となるのだが、home 5Gでは一切制限にかかる事が無く、3日間のスクエニ生放送を最後まで鑑賞する事が出来た。これだけでももうhome 5Gは快適なWiFiであると僕は自信を持って言えると思う。

流石に大容量のPS4、PS5ソフトのフルインストールという高負荷な通信はまだしていないが、一般的な範囲での動画視聴やプライムビデオの視聴といった動画コンテンツサービスを利用しても"制限に掛る事はほぼない"と言えると思う。

ただ!1度だけ「制限に掛けられた?」と思う出来事があった。その日の朝、いつものルーティンとしてTwitterを見ようとアプリを開いたのだが思ってたよりも読み込みが遅く、Web検索もままならない事があったのでおかしいと思い、いつもの測定サイトで測定をしてみた結果こんな速度が出た。

f:id:Gameslifeisff:20211013192704j:imageダウンロードの速度は半減、アップロードは1桁台とWiMAXと変わらない速度になっただけでなくPING値とジッター速度が異常なほど高値を出してしまった為、Webサイトの読み込みやSNSのレスポンスが遅く、不便だな...と思うことがあった。しかしこの前日はそれほど多くの通信をした覚えが無かったし、仕事から帰ってきてもう一度測定してみた時には通信速度は元に戻っていたので気のせいだったのかもしれないが、少なくともhome 5Gが速度制限をする時は朝から制限をかけるという事がこれでわかった

下の画像は現在最新のhome 5Gでの月間通信使用量と3日間使用量をスクショしたもの、毎日ちょくちょくしているYouTubeの高画質視聴やゲームソフトのアップデートなどをしている関係でここまでの通信使用量となって膨らんでいるが未だに通信速度の制限は前述した朝のたった1度だけでそれ以降は全く無い。少なくとも常識的に使う範囲内であればhome 5Gは全く制限に掛けられる事がない夢のようなホームルーターであるという事が分かった。

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結論:ゲーマー向けではないかもしれないが一般的なオンラインコンテンツを楽しむのには十分なレベルの品質の通信ができる

home 5Gは通信の大本営であるNTTグループの通信基地局を使った通信をしているため多くのユーザーを抱えても安定的な速度を出す事ができている。

ある程度の予想はしていたがここまでの通信ができるとは思いもしなかった。しかし現在のhome 5Gは今から新規契約をしようとすると本体端末の取り寄せに3週間〜1ヶ月は掛かると言われているほど人気の商品となっている。つまりそれだけ多くのユーザーが大容量の通信をしても制限にかけられないWiFiを求めてこぞって集まっているという事になる。そうして利用するユーザー数が増えれば増えるほどhome 5Gで使用しているサーバー負担も大きくなる事に繋がる。そうなった時ドコモは既存ユーザーに対してhome 5Gの通信速度の規制を大きく縛る事になるのかどうか?ここが大きな注目ポイントとなっており、今が快適に使えているからと言って油断をしてはならないと思っている。ただそれでもhome 5Gを出した切っ掛けとしてテレワーク等の仕事上必要なビデオ通話やおうち時間を楽しむ為のインターネットコンテンツを気軽に楽しんでもらうため、をコンセプトとして出した商品であるが故に発売から1年〜2年程度ではそこまでのキツイ縛りをする事はないと思われる。

もしそんな縛りを掛けられる事になったら解約違約金がない縛り無しの気軽なプランだけに多くのhome 5Gユーザーが一気に離れる事になるだろう。ドコモとしても方針の改悪をキッカケにユーザーを手放すという事には繋げたくないだろうと踏まえ、もう少し様子見をすると思われる。今後がどうなっていくのか見物である。

 

とりあえず僕はこれのおかげでゲームでも、オンラインコンテンツでも楽しく快適な生活を送る事ができている。

反面、外でも持ち運んで使えるWiMAXを失った為に外でのモバイルデータ通信が気軽に出来なくなった所はあるが、元々外でスマホを見ることに依存し過ぎていた事を前々から気にしてた僕としてはそれを辞めたいと思っていただけに良い切っ掛けとなった。

快適な通信でオンラインコンテンツを楽しみたい!でも光回線工事が出来ない...!😭とお悩みのあなたも是非home 5Gを検討してみてはいかがでしょうか?少なくとも僕はかなりオススメです。

 

ここまで読んで下さりありがとうございました!

 

 

 

*1:エアーターミナル本体代を分割払いにしている場合は分割残りの代金も一括で更に掛かる

*2:残念ながら月額料金の値段だけは業界最安値ではない

*3:本体を分割払い購入にしていた場合は解約時に残っている本体代の残債を一括で支払う必要がある

*4:現在では新しいエアコンを買い替えた際に排水ダクトを繋ぐ為に行った壁の穴あけをした事で、その穴を通じて光回線ケーブルを室内に引き込む事ができ、悲願だった光回線を導入する事ができているのだとか、しかし現在の僕は諸事情によってその恩恵を受ける事が出来ない

*5:しかし、今思えば支払いに使うクレジットカード等の重要な情報を保管しているゲーム機というデバイスでフリーWiFiに繋ぐ事は大きなリスクにも繋がるし、3DSステーションを中心にフリーWiFiがあるスポットでは3DSを持った子供達が店先で用もないのにWi-Fiを繋ぐためだけに店内や店外に入り浸る現象が度々見られた為、問題視されたのかゲーム小売店での3DSステーションは次々と撤去された経緯がある

*6:当然長時間居座る事になるのでお店の人には迷惑を掛けてしまったが...

*7:当時熱狂したスマブラforでのクラウド参戦ムービーが流れた早朝のNintendo Directもそこのセブンで生で見た

*8:実は既にWiMAXを導入していたにも関わらず一気にソフトをダウンロードすることで通信制限に掛かるという理由でSwitchのソフトをダウンロードするのにも再び利用してた事がごく僅かにある。大人になったにも関わらず未だに利用してしまったことも反省します。

*9:それでもモバイルデータ通信の制限速度の128kbpsよりかは圧倒的にマシだが

*10:オンラインでゲームをしている時に例えばボタン操作をした時の入力結果が自宅とサーバー間でやり取りされ、実際の画面上でリアルタイムに反映されて表示されるのに掛かる応答速度の事、この数字が小さければ小さいほどラグも無くヌルヌル動き、遅延が直感的な操作に大きな痛手となる格ゲーやFPSの世界では特に重要視されており、現在PING値が最も小さく通信できるのは光回線だけである

*11:AmazonプライムビデオやNetflix

*12:ただ、オンラインゲームをするのに重要な値とされるPING値はそれほど小さくはなく、FPSや格ゲーといった応答速度、反応速度の正確性が求められるゲームの快適なオンラインプレイは残念ながら望めないと思う。そういう点では光回線に軍配が上がるポイントであり、やはりゲームをするのに光回線は絶対と言える事が証明された。