ポッポ屋日記

日記的なブログにしたいです

鳩の小噺2「NINTENDO64がもうすぐ25周年と聞いて」

 

こんにちは、ニホンバトです🐦

今回の小噺のテーマは64がもうすぐ25周年との事で64の思い出をちょこっとだけ振り返ってみようかと思います🙌

 

NINTENDO64は1996年に発売されたスーファミに次ぐ3代目の任天堂据え置きハードで、64という名の付く通り、64ビットCPUがハード性能的な大きな特徴とされ、任天堂のハードでは初めて完全3Dポリゴンゲームを作る事が可能とされており、ローンチタイトルである「スーパーマリオ64」や「ゼルダの伝説 時のオカリナ」は64を代表するゲームソフトとして超有名

ただ同世代のPlayStationに比べてROMカセットによる記録メディアが入れられるゲーム内容の容量問題やら、そもそも他ハードに比べて開発がしにくいハードとしてサードパーティーからは敬遠されていた等もあって、後に出る次世代ハードのゲームキューブと同様、日本国内での売上はあまり芳しく無かったようです。

僕も64というハード自体は持っていたのですが、それほど多くのソフトをやりこんでいた訳ではなく、専らスーマリ64やカービィ64、初代スマブラマリオカート64マリオパーティぐらいしかやっていなかったんですよね...他にもゴールデンアイや、バンジョーとカズーイの大冒険など、隠れた名作ソフトも多く出ていたみたいなのですが、残念ながらこれまでの人生でそんなソフトにリアルタイムで触れる機会は訪れなかったです😭

 

ただそんな中で唯一「思い出深いなぁ...」と思うソフトが一つだけあるんですよね。

それが「がんばれゴエモン ネオ桃山幕府のおどり」です。 

f:id:Gameslifeisff:20210620205816j:image

メタルギアソリッドシリーズでかつて有名だったコナミファミコンスーファミ時代に発売し、当時も今もかなり珍しい日本の江戸時代を舞台にした時代設定と、その設定にそぐわないながらもコミカルな笑いの演出が魅力的なシリーズとしてその名を轟かせた純和風横スクロールアクションのがんばれゴエモンシリーズ...

ネオ桃山は64で発売されたがんばれゴエモンシリーズの当時最新作で、進化した3Dポリゴンにゴエモンシリーズとしてはかなり珍しい3Dフィールドを駆け巡るアクションゲームとして発売されたもので、質の良い和楽器風の音を使った聴き心地の良い音楽に、キャラクターに初めて本格ボイスが付いたこと、そしてオープニング曲に影山ヒロノブ、挿入歌に水木一郎とアニソン界の大御所を起用するという超豪華ソフトで、発売からもう20年以上が経ちながら最新ゲーム機での復活が望まれるなど、今でもファンからの根強い人気を誇る1作になってます。

僕は残念ながらファミコンスーファミ世代では無いので全盛期だったゴエモンシリーズのソフトは全くやった事が無く、このネオ桃山が唯一プレイしたゴエモンシリーズのゲームとなっていて、それだけにとても印象深く、思い出が強烈に残ってます。

正義のヒーローでもあるゴエモンが江戸を、更には世界を掌握せんとして次々と襲来してくる外敵から江戸を救うというベタだけど、気持ちの良い勧善懲悪ものになってるのはもちろんですが、江戸時代という時代を考えると強烈過ぎるオーバーテクノロジーが出てきたり、宿敵も妖怪や般若、未来人から果ては宇宙人と江戸という何でもありな演出がとても面白く、ネオ桃山もまたそういう意味ではミュージカル俳優、女優のような派手な敵で脱力させられながらも、ダンジョン攻略の充実具合やバトルの歯ごたえと音楽のクオリティの高さが良いギャップとなっていて、普通に3Dアクションゲームとしてはとても面白かったですね。

何よりゴエモンシリーズは神曲メーカーと言われるほどBGMの人気が高く、特にダンジョン&フィールドBGMとボス戦のBGMは今でも人気があり、ネオ桃山のBGMも進行度に合わせて曲調が3段階に変化する城ステージのBGMや聴ける回数は少ないながらも、ボス戦闘曲のBGMの人気も高かったですね〜どれもみんなカッコよくて聴いていると凄く熱いんですよ!

ゴエモンインパクトでの巨大バトルもやりごたえがあって、僕はいつもキセルチェーンで引き寄せてからの左パンチ(弱)2連発→右パンチ(強)で決めるか、キセルチェーン→左パンチ(弱)2連発→百裂パンチ→フィニッシュ直前にボヨヨンキックというコンボも決めてましたね。子供の頃は、んが砲の出し方が分からず、コマンド入力してるはずなのに出ない事に何で!?と思ってました。(後から、んが砲ゲージを貯めないと撃てない事を知ったのは秘密の話)

 

しかしこのソフトをプレイするにあたっては長年解決しなかったある問題がありましてね...何とこのソフト、コントローラパックという周辺機器が無いとセーブが一切出来なかったんですよ!

コントローラ パックとは (コントローラパックとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

コントローラパックとはPlayStationで言う所謂メモリーカードみたいなものでしてね、当時の64ソフトは時のオカリナのように周辺機器無しでもセーブできるソフトも多くあったのですが、その分ROMカセットの値段も高くなるという問題があったらしく、ゲームソフトの内容量を充実させる代わりに特定の記録のセーブ機能を外部記録メディアに保存するという方法でソフトの価格を抑える...なんて事もやっていたらしいです。しかしコントローラパックを使うソフトは64ソフトの中でも数が少なく、有名どころで言えばマリオカート64でゴースト記録を保存するのに使ったり、初代どうぶつの森で自分の村の村人のお出かけデータをコントローラパックに保存して他の人のどうぶつの森で遊びに行くのに使ったりするぐらいでコントローラパック対応でも特に必須としていた訳ではなかったのです。

しかしネオ桃山ともなれば話は別、このソフトは本編のセーブ記録をROMカセット内メモリではなく、コントローラパックに全て依存する形で記録しているのでコントローラパックは必須だったんですよ...なんでそんなしち面倒臭いシステムにしてしまったのか全く訳が分からなかったのですが、それ故にソフトは持ってても、コントローラパックが無いせいでセーブができないどんなにゲームを進めてても途中でやめたり、接触不良でフリーズ等をしたら全て最初からやり直しという地獄過ぎるにも程がある状態でプレイしなければならなかったんですよね*1...(笑)

 

でもあの当時小学生だった僕は何を血迷ったのか、コントローラパック無しでプレイして、何とエンディングまで到達してしまったのです。凄いですよね、頭おかしいですよ自分((

何より城ステージで強烈に焼き付いている特徴的なBGMとエンディング内容を覚えているのがその証明となっていまして、セーブ無しで一気にクリアをするというのは今の自分にはとてもじゃないですが無理っす🙅‍♂️

大人になった後になってからAmazonでコントローラパックを探して買ったのですが、そこでようやくセーブできる事になった安心感が凄くて、やっぱセーブできるのって良いよね〜!なんて思いながら振り返りプレイをやったのは記憶に新しいです(笑)(でも結局ネオ桃山でしか使わなかったからコントローラパックはぶっちゃけネオ桃山専y...)

 

コントローラパックを買ってまでネオ桃山を振り返りプレイをしてクリアをした後、本当はもうひとつのゴエモンの64作品のでろでろ道中を買ってプレイしようと考えていたりもしたのですが、結局それが叶う事は無かったです。

もしも仮に64の25周年を記念して64ミニを出すとして、その収録ソフトにネオ桃山やでろでろ道中が入ってたりしたら僕はもしかしたら買っちゃうかもしれませんね(笑)

 

それぐらい僕にとっては64ソフトの中で一番思い出に残ってるソフトがこのネオ桃山という事なのです。

64の思い出と言うよりかはがんばれゴエモンの思い出になってしまいましたが、皆さんもぜひ64を持ってる人、またはこれから買う予定の人がいたらぜひ買って見てください。ネオ桃山、オススメですよ。ただしコントローラパックも必須ですが((

 

 

*1:ネオ桃山はコントローラパック必須のソフトだったが故に、コントローラパックを挿してない状態でゲームを始めようとすると「コントローラパックが挿さっていません」という文言から始まり、このまま始めるとセーブが出来ず、電源を切ると最初から全てやり直す事になります、とご丁寧にコントローラパックを買ってね♡という警告までしてくれる親切ぶりが見れる