ポッポ屋日記

日記的なブログにしたいです

鳩の小噺5「新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を行いました」

 

昨日の3月11日、僕は新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種をしました。

 

去年の春頃から医療従事者を先行に始まった新型コロナウイルスのワクチン接種、アメリカの製薬会社のファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3社を中心に世界でのワクチン接種が始まり、僕もまた一般の人と比べて比較的早い8月頃に1回目と2回目のワクチンを接種する事が出来ました。

ワクチンを巡る是非について、世間では接種推奨派接種否定派に大きく分かれていて、特に接種否定派の人達はワクチンを危険な存在として認識しており、コロナをただの風邪だと声高らかに宣言したり、ノーマスク運動というデモ活動に参加したりと、SNS上でかなり悪目立ちしているのが話題になったりしますが、そんな世間の論争など何処吹く風、僕が所属している社会福祉法人では全員ワクチン接種をする事は決定事項でした。

僕の周囲ではワクチンに対する危惧をしている人は誰もおらず、 副反応はちょっと怖いよねという声がありつつも、それを理由にワクチン接種を拒否する人は誰もいませんでした。ワクチンの副反応は大抵1日〜2日で症状が収まるものが多く、またワクチンの副反応が死に直結するケースも殆どないし、ニュースでそういった情報が出てきてもいない。

ワクチン接種による副反応よりもやはりコロナに感染する事自体が怖いと思うのが大方の意見だったのでワクチンを接種する事自体に恐れはありませんでした。

けれど僕はワクチンの2回目接種をした際、副反応の症状が酷く現れてしまい、散々な目に遭っていたので3回目の接種に対する不安感はありました。ワクチンの副反応は若い人程症状が現れやすいとは聞いたものの、2回目接種の際に現れる全身症状としては低確率のはずの吐き気を引き当ててしまったので今回の3回目接種も大丈夫か...?と心配していました。

 

せっかくなので3回目接種によってどんな症状が起きたのかをここに書いておこうと思います。少しでも参考になればありがたいです。

 

  • 3月11日ワクチン接種当日〜その夜

3回目のワクチンはお昼の12時頃に病院で集団接種をしました。打ったワクチンの種類はモデルナで、1回目2回目がファイザーだったので3回目にして初めてのモデルナワクチンとなりました

3回目の接種に於けるモデルナがファイザーと比べて副反応が強く発症しやすいという話が囁かれているからなのか、世間ではモデルナワクチンを接種したくない!という声が強く出ているらしく、3回目のワクチンはファイザー人気が高まっていました。

しかし一方で1回目、2回目「ファイザー」で3回目「モデルナ」のパターンは最も質の良い抗体ができやすいとも言われているらしく、一緒に同行した職員さんはラッキーだったねと楽観的に語っていました。打った瞬間はやはり二の腕がチクッとする感じで、その日の夜に接種患部が強く腫れて痛みを伴っていました。ここまではこれまでのワクチン接種で起きた最初の症状と同様のパターンだったのでさして驚きはしませんでした。

 

  • 翌日朝

朝、早番の関係で3時半に起きた僕はおでこを触ると僅かな熱感を感じていました。それと妙な倦怠感と悪寒、特に倦怠感の方は起きてから早速症状が現れており、いつもに比べて妙に起き上がるのが面倒というか少ししんどく感じていました。

ただその時はまだ熱感はありながらもそこまで辛いって言うほど辛くはなく、朝ご飯の支度をしてご飯も普通に食べられました。この時はまだ胃腸も弱ってなかったみたいですね。

ただ食べ終わった食器の片付けをしようにも、どうもやる気が起きず、若干動くのが面倒に感じていました。また、立ち上がってから歩くのにも少しふらつきの様な感覚を僅かながらに感じていました。

その後、熱を測ってみると体温は37.3度

微熱といった感じでしたが大事をとってその日は仕事を休むと連絡を入れ、昼の朝の9時頃まで二度寝をすることにしました。

 

  • 朝9時〜昼11時まで

二度寝を決め込んで起きた後、症状は少し酷くなっていました。熱っぽさは更に高くなったような感覚がして、頭がボーッとする。倦怠感は更に強くなっているようでベッドから起き上がりたくても体が思うように動きませんでした。それでもまだ何とか動けるレベルではあったので、お昼の時間が迫ると共に熱を測り、その後昼〜翌日の朝までの食事を考慮して近所のコンビニまで買い物に行きました。

この時計測した体温は38.4度

この時点でかなり体温が高くなっており、無理して動くべきではなかったなと今更感じました(苦笑)

 

  • 昼12時〜午後2時まで

この時間が副反応の症状が最も重くなったピークの時間帯でした。

この時体温計で測れなかったので分からなかったのですが、体感的には40度の高熱が頭だけでなく全身で高熱を感じていて、中から鈍器でガンガン叩かれていて頭が割れそうなレベルで痛い頭痛が発症。胃腸も弱くなってしまい、飲み物以外何も受け付けられないレベルの吐き気を催したので帰ってきてから食べようと思っていたお粥も食べられませんでした。

それだけでなく、相変わらず続く倦怠感悪寒に加えて関節痛筋肉痛も起きてしまい、ベッドから1歩も動けない始末。

高熱、頭痛、吐き気、倦怠感、悪寒、関節痛、筋肉痛、これらの症状が同時に発症していたので意識が朦朧としてしまい、思わず救急車を呼びたい...!と無意識のうちに思うレベルでした。

こんな状態だと思考力なんか消失するレベルで何も考えられなくて、常に「頭痛い...体が熱い...辛い...キツいよ...」とうなされながら過ごしていました。正直本当に辛かったです。

2回目接種の時を上回るレベルで副反応の症状が酷かったです。

それから僕は午後の2時頃まで気絶するように眠っていました。

 

  • 午後2時〜現在

午後の2時頃、気付いたら全身が汗で濡れていました。ベッドシーツも布団カバーも汗によってぐしょ濡れ、どうやら40度近い高熱による全身発汗で相対的に体温が下がったらしいです。

ピークのあの時よりも熱感は軽くなり、あれだけ辛かったはずの頭痛も軽めに抑えられており、ここでようやくお粥が食べられるようになりました。直ぐに手元に置いてあったアクエリアスを手に取って失われた汗の分飲み干した後、動ける今のうちにとお粥の準備をしました。

あの時食べた白粥の味めっちゃ美味かった...

 

そして夜の今現在、熱は一気に下がり、頭痛はほぼなくなり、胃腸の調子も元に戻りました。

ただ病み上がり故に固形物を食べるとまた消化不良を起こすかもしれないとして、今夜のメニューもお粥で済ませました。

 

結果

今回の3回目接種の特徴として僕の体感では2回目接種での副反応と比較すると

「全身症状の発症時間は3回目の方が短かった」

「その代わり副反応の重さは3回目の方が強かった

という結果になりました。

先程1回目2回目「ファイザー」3回目「モデルナ」のパターンは「最も質の良い抗体ができやすい」...と書きましたが、その一方で「最も副反応の症状が強く出やすい」パターンであるともされているようです。

製薬会社によって成分が僅かながらに違う抗体を3回目の接種で初めて接種をした事によって身体の免疫機能が過剰反応を起こしたからなのでしょうか?僕は医者じゃないのでそのメカニズムについてはよく分かりませんが、少なくとも1回目と2回目に接種したワクチンが同じ製薬会社のワクチンで、3回目がそれとは異なるワクチンを接種する場合は注意が必要かもしれません

とは言ってもワクチンの副反応による重篤な症状の現れや死亡例というのは本当に稀なケースなのでそこまで過剰に心配する必要はないと思うのですが...

 

またこれはあくまでも僕自身が副反応を引き当ててしまい、発症した症例なので全ての人がこうなる訳では無いです。

現に同じ日に接種をした僕以外のグループホームメンバーはほぼ全員副反応が起きませんでした*1

僕だけが副反応を引き起こしやすい若者だったからなのか、はたまた僕の身体が貧弱過ぎるだけなのか、或いはその両方なのか...人によって副反応の症状が出る出ないは様々ありますが、少なくとも僕はかなり酷い症状が起きてしまいました(苦笑)

 

今は本当に十分落ち着けています。

このブログを投稿したら後でゼリーでも食べてゆっくりしようと思います😋

 

皆さんもワクチンの3回目接種をする時には体調面には気を使って、準備の方も万全に進めていてください。仕事は無理してやらない方が良いです。無理を効かせると余計に症状は酷くなるし、治るものも治らないですからね(笑)

 

それでは、鳩の小噺のコーナーでしたm(_ _)m

 

 

 

*1:1名だけ体温が上昇したものの、食欲はしっかりとあり、辛そうな様子ではなかった