ポッポ屋日記

日記的なブログにしたいです

年賀状とか手紙の話

 

今日は1月4日の土曜日

皆様は三が日をいかがお過ごしでしたでしょうか、世間では早くも仕事初めの人が出てきておりますし、中にはそうでない人もいます。私の母も今日から仕事初めで夜勤に行きました。

 

さてさて、お正月といえば年賀状の話題が出てきますが皆様は今年、どれぐらいの年賀状を貰ったでしょうか?昨年はクリスマスの時期が迫ると共に令和最初の年賀状という事で写真印刷会社や日本郵便がこぞって年賀状のCMをしていましたね。

近年では人と人との繋がりや連絡先交換に携帯電話のEメールやスマホのLINEといった電子での繋がりがあることによっておめでとうという言葉を気軽に送ることが出来ますが、それに比例して一枚の紙に手書きで字を書いて送る手書き封書や年賀状を出す人の割合は年々減っていき、人が人に手紙を送る文化は廃れていくのではとも言われ危惧されています。

実際、私の職場周りでも手紙を書いた事があるかどうか聞いたところ、今は書いてないという人が100%で、私よりも下の後輩などは手紙や年賀状を書いた事すらないという事もありますから驚きです。ですが手紙を書かないという事自体は若い人に限った話だけでなく、普段から手紙を書く世代であるはず(私の勝手なイメージです)の30代〜50代の人ですらスマホで「おめでとう」と言い合う簡単なやり取りに慣れてしまい、手紙を書かなくなったという人が多かったのもまた「時代の流れなんだなぁ...」と少し心寂しくしみじみと思う部分があります。

 

でも確かに考えてみたら手書きの手紙書くのってそりゃあ面倒ですよね。

スマホと違ってペンとハガキを買って用意しなきゃいけないし、封書だったら更に便箋と封筒、それから切手も用意しないといけないし

それだけ頑張って用意しても字は懇切丁寧に綺麗な字を書いて間違えちゃいけないし間違えちゃっても修正が効かないもしくは大変だし

大変な割にはLINEとかメールではほぼ無限に書ける電子上のそれとは違って書ける字の数には制限があって有限だし

フリック入力でパッパッと書けるそれとは違ってひとつの物を書き上げるのに時間が掛かるし

相手と自分の住所を知っていなきゃ届ける事が出来ないからハードルが高いし

メールと違ってすぐ届かないし、ちゃんと届いたのかどうかが分からないから不安だし

全てに於いて手紙や封書はメールやLINEを下回っていて面倒くさい!

 

...な〜んて、手紙を書かない人が思う手紙のイメージなんて挙げたらキリがないでしょうね。まぁ実際はその通りです。手紙は手間もお金も時間も掛かって面倒臭い。それが当たり前に思うことかもしれません。

ですが、手紙には唯一未だにメールやLINEでは越えられない大きな利点があります。

 

それは書いた人の想いは手書きだからこそより強く伝わり、受け取った人の心はより強く気持ちを温かくしてくれるという事です。

 

人と人のコミュニケーションでより最も自分と相手の気持ちが伝わりやすいのは「直接人と話す事」「手紙を書く事」だと私は思っています。逆に口では直接伝えにくい事も字に書き起す事で伝えられるという人も中にはいますのでそういう意味では手紙の方に軍配が上がります。

少し大げさな表現かもしれませんが手紙には不思議な力があります。メールなどの電子上のやり取りでは必ずしも伝わりにくい相手の意図する言葉のニュアンスや想いというものが手紙ではよく伝わってくるからなんです。

もちろん電子の言葉でも正しい日本語と表現を用いて書けば相手に自分の伝えたい言葉の意味が伝わるかもしれませんが、言葉の書き方ひとつ間違えただけでも意味が思わぬ形で相手に受け取られない事にもなりやすいです。そうなりやすい原因というのはメールはスマホで簡単に書ける分、案外何も考えずに文を書いてしまいがちな事が多いからなのです。

簡単に早く書けるというのは自分の言葉が早く相手に伝わる分良い事ですが、それだけひとつひとつの言葉を書いたり文章を書いたりするのに考える時間が手書きのそれよりも短く、パッパッと何も考えずに書いて打ち出してしまい、後からそーじゃないんだよ...という事にもなりやすいからなのです。

これはLINEのグループLINEでのやり取りやSNSでのやり取りなどに案外多いトラブルの火種ともなっており、SNSの使い方などを調べるとよくあるトラブルの例として出るぐらいあるあるな出来事だったりするんですね。

私自身もこういうブログやSNSでのやり取りだったり、以前二次創作小説などを書いていた時は全てスマートフォンなどで文を打って書いていたので時には誤字ったり、言葉足らずな部分が出て相手に自分の言葉がよく伝わらなかったり...といったトラブルも何度かちょいちょい起きていました。

その点、手紙の方はと言うと一つ一つの言葉を書くのに時間が掛かる分、相手にはどんな事を伝えたくてどんな文章を書くのか、どんな言葉を書くべきなのかを考える時間が出来ます。時には書いている手を止めてうーんと熟考して書き進めることもありますから、しっかりと自分の言葉というものを考えられやすく、相手に誤解されやすい言葉を書いてしまったり、書き間違える事がほぼありません。

もちろんそれは相手にどんな事を伝えたくてどの言葉、どの文章を書くのが適切かを考える時間を設けているからこそできる事なのであって、電子上の文章でもちゃんと考えながら書けば相手にはちゃんと自分の言葉というものが伝わります。もちろんその逆も然りでいくら手書きの手紙だからといって何も考えずに書いていたら訳の分からない文章になってしまいます。

電子上のそれと手書きの違いは 「書く時間の長さ」と「手間の違い」です。だから手紙を書くのに時間が掛かる事を恥ずかしいと思う事はないんです。それだけ長い時間を掛ける分、手紙を書く相手の事を考えて書いているという事なのですから。

 

そしてこれは人の価値観にもよるので一概には言えないですが、手紙というのは基本的に貰うと嬉しいものです。そもそもの話、手書きの手紙を貰う事自体が「自分に時間を割いて手紙を書いてくれた」という事実がありますから余計に嬉しいし、書いてくれた手紙をちゃんと読み込もうと思えるんですよね。

なので人それぞれが書く字には必ず筆跡の違いによる癖があり、読もうと思ってちゃんと読み込んでいる分、書いた字の文体からも相手の伝えたい気持ちがよく伝わってきます。修正液で修正した箇所でさえ「あ、ここ間違えたんだなぁ」と微笑ましい気持ちになったりします。

そして読み終わった時に感じる心の温かさは未だにメールやLINEでは感じ取ることの出来ない素晴らしさがあります。だからこそ私はどれだけ時間のかかるものであったとしても、手紙を書く事が辞められず、今も手紙を書くのが好きです。

 

今年の年賀状

私が今年受け取った年賀状の数は5枚です。

1人は小学校の頃からお世話になっていた元先生から、そして2人は気心の知れた友人から2通、そして残りの御二方は某漫画家の先生から頂きました。しかも私が応援していて大好きな先生から2通もです。漫画家の先生という事もあってかどちらもかなり手の込んだ年賀状イラストになっており、大変な有り難さを感じたと共に一生の宝となる素晴らしきものを頂けたと心がうきうきとしています。

漫画家の先生からの手紙となるとイメージ的には

「そうそう貰えるものでは無いハードルの高いもの」

「それだけで価値のあるほんの一握りのもの」

というイメージが有るかもしれません。まぁ芸能人の人に手紙を書くのと同じく、漫画家の先生にファンレターを書くというのは少し敷居が高い様に感じるのかもしれませんね。

 

しかし私の経験を元に書かせていただくとファンレターに返事はしないという方針を取っているか、忙し過ぎて返事ができないという事でもない限り、大抵は返事を書いてくれる事の方が多いです。

漫画家の先生にとって、漫画雑誌の巻末に付いているアンケートハガキからの得票がその雑誌内での漫画の人気投票券であるのなら、漫画家にとってファンレターとは

「特に絶対応援するという意思があるファンから漫画家先生本人と編集部に届ける熱烈なラブコール」

だと私は捉えています。今の時代はTwitterのフォロワー数や漫画をTwitterに出した時のバズり具合が人気のバロメーターとも言われていますが、やはり昔ながらにあったファンレターはその手紙が書かれた先生のやる気を高ぶらせ、編集部からも確実なファンがいるという先生に対する評価ポイントにもなります。

もちろんファンレターと一言に言っても作品を褒める事ばかりがファンレターとは言えないかもしれませんが、私は基本的にその作品が好きである気持ちを全面的に推して書きます。

 

純粋に良いものを良いと評価してくれるファンに対して嬉しくないと思う先生は居ないと思っています

 

よっぽど手紙を受け取った先生の性格がひねくれていたら違うかもしれませんがね(笑)

なので先生は時間に余裕がある時やスキマ時間を作っては一生懸命に手紙の返信を書いてくれます。一般の人が触れられる存在ではない筈の先生から届くファンレターへの返信は、先生を想い、一生懸命に手紙を書いてくれたファンへのささやかなお礼の意味も込められているのです。

ただし!これを見てよし、好きな先生にファンレターを書こうと思った人はまず心がけなければならない事があります。

  1. 返信を期待して書かない
  2. 良かれと思って貶しすぎるのは厳禁
  3. ちゃんと真心を込める事

まず返信は基本無いものだと思って書いてください。

ファンからの手紙に対して返信をするかどうかは先生の判断に委ねられます。なので返事が来なかったら来なかったで当然な部分もあります。また返信をしようとしてくれていたとしても、仕事が忙しくてなかなか書けないことの方が多く、手が回らない事などもありますので、せっかくファンレター書いたのに返事が来ない!と怒るのはご法度ですのでそこはちゃんと理解しましょう。あくまでも返事が来たら幸運だと思っておいた方が気が楽ですよ。

 

それから好きな先生の作品をより良い漫画にする為に自分なりに思ったダメな所を書きすぎるのも良くないです。素人目に感じた気になる部分を軽く指摘する程度ならまだ良いですが、作者だって人間です。あんまりにも作品の事を貶す内容ばかり書くと先生のやる気が削がれ、作品に対する自信が無くなっていきます。作品のここがダメだと貶し、修正をお願いしたりするのは先生本人と編集部との打ち合わせで既にやっている事もあるでしょうからとにかく良い所を見つけて褒めてあげるのが筋かなと思います。特にまだ読み切りを載せたり新人賞を取ったばかりの新人漫画家さんにファンレターなどを出すことがある際は、とにかく作品を褒めてあげましょう。褒めて伸ばす。これが私なりに考えるファンレターを書く際の心がけです。

 

あと...真心はちゃんと込めて書きましょう。

自分に書ける内容が薄くても良い、具体的に褒めたりするのが下手でどう書けばいいのか分からなくたって良い、とにかくその作品、その先生が好きである事を伝える為に気持ちを込める事が最も大事です。真心の籠ってない手紙に先生は感銘を受けたりはしませんからね。

 

私は時折ファンレターは良いぞ...!と推すこともあります。なかなか億劫で書くのが面倒と思うかもしれませんが、想いが込められ綴られた手紙ほど貰って嬉しいものはありません。なので書きたくなったら丹精込めて書いてあげてください。

少し手紙の事で熱弁してしまった気がしますが、要は「確かな愛があれば想いは必ず届く」という事です!

 

皆様も気が向いたら手紙、書いてみてくださいな

新年のご挨拶

f:id:Gameslifeisff:20200102220830j:image

皆様、あけましておめでとうございます

少々遅ればせながら新年のご挨拶をここに記しておきます。

 

昨年は良い結果に終わったと心から思えた令和元年...家族でお酒を飲んで、毎年恒例の面白いテレビを見ながら新しい年を迎え、夜中の氏神様へのお参りで久々に見た満点の星空を仰ぎながら、深夜なのに多くの人が練り歩いている非日常感を感じさせるいつもの道を歩いて行く...

毎年恒例でやっている事ながら、何年経っても大晦日から元旦を迎える時の特別感は飽きること無く感じる事が出来るのですね...

 

私にとって三が日の間のお参りには特別な思いがあります。

 

そもそもの話になりますが私の家庭では正月を迎えても三が日の間に特に特別な何かをするわけでもなく、ただただ普通の正月休みを過ごすだけでありました。ただ子供の頃は冬休みという少し長いお休みがあったので、クリスマスの日に買ってもらったゲームを冬休みの期間中にいっぱい遊びまくったり、面白い番組が多かった正月バラエティの番組を見てはゲラゲラ笑ったりとそれなりに有意義な正月休みを過ごしていました。

ですが時が流れるにつれて我が家の家庭環境が変わり、大人になるにつれ正月というものに特別感を感じる事が無くなり、金銭的な問題もあったのですがやがて正月休みに有難みを感じなくなっていました。

しかし私が社会人になりだした頃、うちでは突然三が日の間に初詣に行く事になりました。それも場所は各駅停車なら1時間以上かかる秩父神社へ、何故突然秩父への初詣をする事に決めたのか、その当時の私には全くわけが分かりませんでした。

「どうして突然秩父なんかへ?」

「普通に近所のお寺で御札買えば良いのでは?」

秩父行きが決まった当初はそんな疑問に頭がいっぱいでした。しかし今思えば分かった事なのですが、うちは父の突然の病死によって家庭環境が劇的に変わり、その当時の母はまだ子供だった私や弟の子育てに必死で向き合わなければならなかった時であり、その影響で父が存命の時は当たり前にしていた大きなお出かけや家族旅行などの行事をすることが無くなり、言い方は悪いですが当時のうちは代わり映えのしない毎日を過ごさざるを得ない環境にありました。

その事については私も弟も特に大きな不満を持っていた訳ではなく、普通に受け入れていたことでありました。しかし特別感のある日を過ごさせる事が出来ない事に懸念をしていたのは母の方でした。

毎日毎日同じ家庭の同じ環境で同じ毎日を過ごさざるを得ない、周りのみんなは夏休みや冬休みの日などに旅行に行ったりしてるのにうちでは少し遠くに行くことすら出来ない、そんな毎日を過ごさせるのはあまりにも可哀想だ。

そんな不安を考えていた母はシングルマザーとしての子育てにひと段落がついた私が19歳の段階で秩父神社へ行こうという事を決め、特別感のある日を過ごさせてくれました。

そしてそれは何年も続き、今では三が日の間にやる特別な毎年の恒例行事となりました。

 

こうして特別な何かをさせたりしてあげようと考えてくれる人の存在は本当に稀有で有難い存在です。この22年間を今日まで過ごしてこれたのはそんな私や弟の事を常に考えてくれる母の存在があるからこそ出来たことなのであり、そこには感謝の気持ちしかありません。

なので近年はまず平穏無事な一年を過ごさせていただいた昨年への感謝の意を示し、これからの一年を家族一同無事に過ごせる事を願う...ここ最近はそれだけを神様にお願いしています。

 

そして今日もまた秩父の旅へと足を運び、今年も秩父神社へのお参りをしてきました。お参りをするだけのシンプルな旅路ですが、清々しい快晴の中で静けさのある商店街を歩くのはこれまた普段からは感じられない特別感を感じさせ、心踊る気分へと誘いました...

 

そして今年は私が前厄である事が判明したので初めて厄祓いを受けました。

人生で生きてきて神事というものをこの身に受け、立ち会ったのは初めての事だったのでかなり緊張しましたが、これまでにない有難みを感じ取る事ができ、これで一年は大丈夫!という安心感を得ることが出来ました。

 

本当に素晴らしい特別な日でありました...

 

さて、私には今年の抱負があります

まずリアルでは順調なままの仕事への現状維持を続け、ネット・SNSなどでは波乱のない一年を過ごしたいという事を目標に頑張っていく所存であります。

これからも私ニホンバトは皆様との交流を楽しみ、互いに心温まる存在になれるような存在になっていきたいです。

 

今年からの一年もまたよろしくお願いします

 

令和2年1月2日 ニホンバト

 

 

オマケ 最後に秩父名物のわらじカツ丼の写真を載せて終わろうと思います。

f:id:Gameslifeisff:20200102221139j:image

最近のからかい上手の高木さんについて

 

まず始めに

*一部単行本のネタバレになる記述もしております。閲覧の際にはご了承ください

こんにちは、突然ですが「からかい上手の高木さん」という作品をご存知でしょうか?

これは月刊少年サンデー(通称 ゲッサン)で連載されている作 山本崇一朗先生の代表作でもあります。

私はこの作品が大好きで、この作品にハマったのは2017年の夏頃でした。

その当時から既に高木さんはじわじわと着実にその人気を高めており、ちょうど高木さんのアニメ化も決まったばかりの頃でした。それから高木さんのアニメ1期は大成功、見事に高木さんという作品の良さが世の中に広まり、一気にファン層が増えていきました。

それから高木さんの破竹の勢いは留まることを知らず、元高木さんや恋に恋するユカリちゃんなどのスピンオフ作品の展開や、週刊少年マガジンでの新漫画の連載など、山本先生自身の発展もあって最近では高木さんのアニメ2期が無事に放送された事も記憶に新しいですね。

そんな高木さんというどんどんとその規模が大きくなっていく作品ではありますが、今日まで高木さんを読んでいた私は実は近年、原作漫画の方では数年前と比べてちょっとずつ、ある変化が訪れているのでは?と感じている部分があるのです。

 

時が動き始めた

高木さんは平たく言えば、日常系ラブコメディ作品です。他の作品の様にベースとして大きな土台を構えて進んでいく物語性のある作品と言う訳では無いので、いつも毎月ゲッサンで掲載されている話では時に季節感や時間軸がズレる事もあります。ただ話の方向性としては普段の生活の中で有り触れた出来事や、何気なく過ごす日常、ちょっとしたイベントやゲームを仕掛けたり...と、何かしらに対してからかいのテーマを決めて、1つの完結作品として物語は描かれるので特に大きな問題となる事はありませんでした。

連載初期の当初は唐突に2年生の時代のスポーツテストが描かれる事もあったぐらいなので、"高木さんという作品の世界はサザエさん時空で描かれてるのでは?"という声なんかもあったりしました。

しかし近年、高木さんという作品には時の流れがある事を明確にする描写や作品が増えてきました。例えば「入学式」、あれとかも高木さんと西片君が初めて出会った時の物語を描く事で二人がまだ初々しかった過去があった事を明確に描写しましたよね。あれのおかげでアニメ版1期の高木さんでは漫画原作にはなかった明確な時の流れというものを表現する際に入学式の話が最高の最終回へと結びつける為の良いパスの役目を果たしました。

しかし漫画原作の方でもそれだけには留まらず、明確な変化が2018年の5月号で描かれました。それは当時、西片の声優役の梶裕貴さんがプレゼンツした作品名「エイプリルフール」にて、その話の最後のオチで高木さんは西片君にこう言いました。

 

「2年になっても同じクラスだといいね」

 

この作品の内容を提案したのは梶さんですから、この最後のセリフまでリクエストしていたのかは分かりかねますが、この時から高木さんと西片君は中学1年生から2年生へと進級する事が示唆されていたのは確かでありました。

事実、その後の2019年の7月に発売されたゲッサン8月号にて高木さんと西片は本当に中学2年生へと進級しました。アニメ2期が高木さんと西片が中学2年生になってからの物語である事を公式が明確に示した事からその連動性を意識してこうなったのかは分かりませんが、それまでずっと1年生の時代をずっと過ごしていたのかどうだったのか、ずっと曖昧だった時間軸にはある程度の区切りができました。まぁ例え中学2年になっても変わらない部分は変わらないでしょうし、意外とそのままな可能性も考えられると思います。

しかし近年感じた変化はそれだけではない気がするのです。

 

高木さんと西片君自身にも若干の変化(?)が

高木さんという作品はただひたすら高木さんが西片君をからかうだけという最高に幸せな日々を題材としています。高木さんが西片君をからかう理由というのは最早言わずもがな...な事なのですが、連載当初は若干イジワルな含みも感じられる描写が印象的でした。

特に連載開始時の第一話の消しゴムは山本先生の絵柄がまだ、ふだつきのキョーコちゃん連載時の特徴の鋭い目付きだった事も相まって、顔も表情も丸くなった今とは大違い。いつ頃から変化し始めたのかの調査まではしていませんが、高木さんも長期連載が続いていく中で少しずつ変化していきました。そんな中、近年感じられる変化というのは

高木さん西片君の距離感の近さ」細かく言えば

高木さんは西片君に対してより積極的、且つ大胆に

西片君は高木さんに対して少し素直に、且つより意識する様に

なったのではないかと私は考えています。

 

近年の高木さんを見ると、高木さんは西片君に対するからかいがより積極的になっています。今までにも軽いボディタッチや手繋ぎなどのスキンシップなどはありましたが、最近では(シチュエーションからして状況的には自然な事ではありますが)後ろから抱き締めたり、舐めてる途中の飴の味を確かめるか問いたり、果ては...というように、高木さんはより西片君に対する好意の度合いが大きくなっていると思うんですね。いや良いですね...からかいを含めている事に変わりは無いものの、高木さんはより自然に、自分の気持ちというものに対して素直になってきているのが読んでいて微笑ましいです。

ネットの声を見たりなんかすると 高木さんは西片の方から早く告白して欲しくて必死にアピールしているのでは?なんて声も見た事はありますが、私は必死にアピールしていると言うよりも高木さん自身の中で西片君に対する好意の感情が高まってきていて思わず大胆な行動に出やすくなって来ているのでは?とも考えたりしています。

学年も上がって14歳(推定)にもなったという事は、思春期の度合いもより高まったという事になり、恋する乙女の感情も1年以上想い続けていたらそりゃ焦がれる訳でして、高木さんが(気持ち的に)より乙女になっているのがはっきり伺えるんじゃないかと思うんですよね。これはごく自然な事だと思います。

 

そして一方、西片君の方も変化が無い訳ではありません。一部のファンからは 「自分の気持ちに素直になれず、好意を認める事が恥ずかしい事だと思い込んで高木さんの想いに一切気付かない鈍感野郎」と、若干酷い言われようというか、高木さんは好きでも西片君は好きではないという声もチラホラと聞こえてきたりするんですよね。要するに高木さんのパートナーとして西片君は相応しくないと妬む同性の嫌がらせでしょう(笑)

そんな事はさておき、確かに西片君は今でも高木さんに対して気恥しいと思ったり、勝負事に偏りがちな思考の傾向があるのは間違いないですが、西片君もまた高木さんに対する心に変化がない訳ではありません。

西片君は相変わらず根底にある優しさを遺憾無く発揮させている事で自覚無く高木さんを照れさせており、そして彼の高木さんに対する気持ちに変化が訪れているのは確かです。

はっきり言いますと彼は高木さんの事をより意識しています。それは彼女の事を女の子として意識するのも然り、彼女に関係した西片君自身の気持ちというものが素直に現れ始めているのがよく分かるんですよね。そこら辺が一番よく分かるのは...やはり「」そして「告白」ではないでしょうか。高木さんと西片、どっちから告白をするのかは正直全く持って予想がつかない事ではあるのです...が、 西片君が自分の気持ちに完全に素直になるのも恐らく時間の問題かと思います。

頑張れ!西片君!君が自分の気持ちにウソをつけなくなるのもあとちょっとな気がするぞ!(完全に個人的な願望を含めた応援)

 

高木さんという作品の今後は

時の流れが動き出し、2年生に進級した事で2人の気持ちに変化が訪れ始めている中で今後、高木さんという作品はどういう結末までを辿って行くのか?まぁ元高木さんがあるのでハッピーエンドである事は確定されているのに揺るぎはないですが、やはり私が一番気になるのは2人の馴れ初めなのでありまして...(笑)

元高木さんでもなかなか付き合っている時の思い出を振り返ってくれないのもあってやはり告白やお付き合いといった人間の人生のターニングポイントはこの高木さん本編の中学時代にあったのだろうか?

...と、今でも妄想が膨らむばかり

ええのぉええのぉ微笑ましいのぉ( ^ω^)

なんて思いながら今でもゲッサンを買っては、高木さんを読んでいます。この2人の日常をいつまでも見ていたい、見ていてこんなに微笑ましい気持ちにさせられるのはこの作品と元高木さんだけです。

 

これを読んでいる皆さんも2人のからかい、からかわれにやきもきしながら今後の2人を見守っていきたいですね...

 

では、本日はここまで

 

 

まだもうちょっとだけ語らせてください(12/21追記)

高木さんと西片君の学年が上がって時が動き始めた事に関して個人的には「うぉぉぉやっとかぁ!」と心のどこかで安堵した部分がありました。だって初掲載からもう5年以上経ったのに未だに中1のままだったら「え、終わりは...?いつになったら進展するの...?」ってなっちゃいますからね(笑)

もちろんサザエさんのように必ずしも登場人物の年齢を上げる必要性はないのかもしれません。しかしこのまま高木さんという作品でこれから先もずっと中1のままだったら高木さんと西片君の心の成長が見られないまま作品だけが延々と続く事になってしまいます。もちろん元高木さんの様に中学時代と比較する意味で西片君の成長を感じさせる部分はあったりしますが、元高木さん自体が別の時間軸の物語となっていますのでそれはそれです。

問題は高木さんという作品の中で思春期さながらの心の葛藤さや、身体的・精神的に少し大人になり始めた事をどう描き、展開するのか、そこが重要なんじゃないかと思います。

高木さんはこれからも変わらず西片君の事を想い続けるでしょうし、西片君は彼女と接していく中でだんだん精神的に成長していく...本当にゆっくりではありますが、少しずつ...少しずつ高木さんと西片君の心の距離感は縮んできています。その成長(主に西片君の)を見る度、読む度に「おっ、いいぞいいぞ!」と思いながら読むのが本当に楽しいんですよね...。

高木さんはアニメ2期の主題歌にもある様に2人の心の距離がゼロセンチメートルになるまでの過程を楽しむのが今の高木さんという作品を読む上で楽しめるポイントなのではないでしょうか。

 

決して大きな大業を成したり、世界を救ったりとかそういうスケールの大きい話ではないけど、溢れかえる日常の中、確かな幸せがそこに在る

そんな幸せを見守り続ける事が...面白い

ちょっとだけ転機が訪れた話とか

 

お久しぶりです

 

せっかく日記を立ち上げたのに全くと言っていいほど更新をしていなくてごめんなさい

 

はてなブログの運営からも何か書いてみませんか?とメールが来て「あぁ申し訳ない...」と思いながらも書けず終いで日にちがただ過ぎ去って行くばかりで...ほんますみません

 

 

今年も残り1ヶ月半を切りましたね

年明けしてから令和に入って、令和かぁ令和かぁなんて言いながら仕事をしていたら誕生日を迎え、夏もすぐに過ぎ去り...

あっという間に令和元年も残り1ヶ月とちょっと...こんなにも時間の経過というのが一気に早くなったのを感じた事はありませんね。ほんま年上の人に怒られてしまうかもしれませんがこうやって人間は歳をとり、老化していくのか...という事を実感しております(;´∀`)

 

今年の10月、人生がもしかしたら少し変わるかもしれない大きな転機が訪れました。

 

去年の9月から1年と1ヶ月に渡って仕事をしてきた今の職場でやっと雇用契約を果たす事が叶ったのです。いやぁこれはかなり嬉しかったですねぇ(´ω`)

私が今まで働いて得た給料は日給2000円の×22日分(もしくは23日分)なので手取り44000〜46000円

それが雇用契約を機に時間給制となる事で日本のその県の最低賃金が時給として貰えるようになるので、貰える給料は雇用契約前のおよそ3倍ほどにもなるという訳でして...まぁ要するに一般的にバイトをする人がフルタイムで働いた時に貰える給料とだいたい同じぐらいの額が貰えると思ってもらえば良いんですが

バイトの給料だからと侮るなかれ、やろうと思えば一人暮らしをしていく事だってできるし、家族共働きで得る給料の補助的な足しの意味合いにしてもかなり大きい事が見込めるわけですねこれが。

いずれにしても自分はここまで来れたんだな...とこれまでの努力が実った事に対してなんかこう...グッ...!と来る気持ちがあるんですよ(笑)

正直な話、精神的に燻っていたとはいえ国民の義務として果たさなければならなかった学校への通学や通勤などが出来なかった自分が、今やっと仕事を仕事として毎日こなすという当たり前を継続してこれた訳ですからね...

 

他の方にとってはそんなの出来て当たり前じゃんと言われる事かもしれませんが、とにかく自分の中ではこれが出来たというのは相当凄い事なのでありまして、あぁ良かった...!と今の自分がここまで来れた事に骨身に染みる思いを持っています(笑)

無論、ここで終わる自分ではないと思っています

ここから先も仕事に通い続けて少しでも良い給料を貰い...まぁ今現在は家族を支える形として使えるのであればそれでもいいかなと(ただし流石に私自身の稼いだ給料でもあるのでそれ相応の取り分は頂きますが)

 

ここから先の人生がどうなっていくのかは私にもまだ分かりません。もしかしたらこの先でまた一波乱、二波乱が起きるかもしれないし、そういう事が起きる事もなく平穏に終わるかもしれない。まぁなるたけ私は平穏に暮らしていきたいんですけどね_( _´ω`)_

今のところ私は母を先頭にした家族同士の住まいで過ごしているのですが、そうした中でも色々と家庭内でトラブルがよく出て悩んでいたりもします。その度に「もう嫌だこんな家!」とか「家を出てやる!」なんて思ったりもするのですが、自分にはそうするほどまでの決意も意志も弱くて中々踏ん切りがつかず、結局ここに留まる生活に甘んじているところもあったりで...ほんと、どうしたいのかハッキリしないですね自分は

 

とりあえずその事については時間をかけてゆっくり考えようかと思います。絶対に周りからはさっさと出た方がいいって言われるかもしれない...っていうか現に既に言われていますがね(笑)

 

今年ももう少しで12月、クリスマスですね‪( ◜௰◝ )‬

今年の12月は無事平穏に過ごしたいなと願いながら働きます!

ブログ始めました

 

突然ではありますが日記を始めました!

元々はフォロワーさんのブログの読者になる為に始めたのですがせっかくなので日記的な感覚でブログを始めました☺️

更新頻度はそんなにないかもですがよろしくお願いします🙏