ポッポ屋日記

日記的なブログにしたいです

鳩の小噺6「最近スクエニミュージックに異常にハマってます」

 

こんばんは、ニホンバトです。

こちらは本人も忘れかけていた鳩の小噺という名の雑談コーナーです。

いつもいつも僕が書く記事は長ったらしくて読みにくいという事に対する自戒の意味も込めて作ったこのコーナーですが、普通に雑談レベルのものの記事を意識して書こうとしても書く事が出来ず、どうしても長文化が避けられない事が多いのですっかりこのコーナーも機能していませんでした。なので今更かよと思われてしまいますが、この記事は雑談記事だとでも思っといてください。

できるだけ文章内容も短く簡潔に纏められるように頑張ります。

 

というわけでさっさと本題に行きましょう!

 

今年から異常にハマりだしたスクエニミュージック

これまで僕のTwitterやブログをちょくちょく見ている方は既にお気付きかもしれませんが、僕はスクエニ特にファイナルファンタジーが大好きな人間です

生まれてこの方25年、幼心から既に触れていた事でその存在が身近にあり、かつての任天堂と同レベルでハマっていたゲームシリーズでもあるファイナルファンタジーシリーズ…ナンバリング作品毎に変わるその壮大な世界観と数々の物語は世界中の多くのユーザーを魅了し、僕もまたその中のファンのうちのひとりとして、今でもずっと飽きずにハマり続けている人間でもあります。

特にここ最近なんかはSwitchで昔のPS時代のFFに触れ始めたのを切っ掛けに、FF7リメイクやFF15、FFオリジン等、最新のFFにも触れてハマっている事で今を凄く楽しんでいる最中でもあります。オマケに来月以降にクライシスコアFF7リユニオン、シアトリズムファイナルバー、FF16と期待の新作&リマスター作品が次々と出てくるもんですからもうアドレナリン出まくりですね!(笑)

そんなFF好きでもある僕がFF…ひいてはスクエニ作品全体の要素のひとつとして特に大好きなものがあります。それは音楽です。

 

ゲーム音楽は作品の世界観を彩るのに欠かせない重大な要素のひとつとして存在しています。特にドラゴンクエストの「序曲」や、モンスターハンターの「英雄の証」ゼルダの伝説の「メインテーマ」…などなど、その作品全体を象徴するテーマ曲がひとつでも存在すれば、あまりゲームを知らない人でも「この曲なんか聞いた事ある!」と、聴いた人の耳から想起される作品に対する印象を記憶させる事ができるので、曲の存在って実はめちゃくちゃ重要なんですよね。

特に初期のドラクエやFFが存在していた頃のいわゆるピコピコ音とされるファミコンスーファミの内蔵音源では、通常の音楽作りには無い制約が相当に課せられていたというのもあり、同時発音数が三和音+1しか出せなかったファミコン時代はメロディーラインの主張が大きい曲を作る事によってユーザーの音楽に対する印象を覚えやすくしようとしていたなんて話もあるみたいですからね。でもそのおかげで名曲といわれる曲が多くこの世に生まれる事になり、それは今でも色んな形でアレンジされながら奏で継がれているわけです。

スクエニもまた名曲量産機と言えるぐらい伝統あるシリーズ作品で数々の名曲が生まれています。ドラクエやFFのみならず、サガ、聖剣伝説クロノ・トリガークロノ・クロスゼノギアスLIVE A LIVE、ニーア、オクトラ…そのシリーズや作品を象徴する数々の名曲がコンポーザーの手によって生み出され、それを聴いたり、弾いたり、アレンジしたり、色んな人が色んな形で楽しんでいます。

ゲーム音楽っていわゆる歌モノのようなボーカルや歌手の人がメインになりやすいそれではなく、昔は内蔵音源で、今は様々な楽器を用いて奏でる主旋律=メロディがメインとして立つインストゥルメンタル楽曲が主なものになるので、楽器そのものが主役になる音楽なんですよね。だからその曲の良さを語る時に、歌モノの場合は「〇〇さんの歌声良いよね〜!」とか、「あの歌詞のあのフレーズを歌う時の〇〇さんの息遣いが凄い…!」とか、歌手やボーカルの人の歌唱力をメインの魅力として語りやすいその一方で、ゲーム音楽の方は「イントロから流れるアルペジオの旋律が美しいな…」とか、「〇分〇秒から流れるエレキギターの転調の激しさがシビれる…!」といったように、ボーカルという分かりやすい魅力語りの指標が居ない分、その曲の良さを語るのは結構難しくて、ある程度の知識と語彙力が必要になります(笑)

でも僕も含めてその曲の良さを的確な言葉で表現するのなんてまぁ無理な話で、大抵は「とにかく聴いてみて!マジでめっちゃいいから!」みたいな謎の推し&布教をする事でしか曲の魅力をお伝えできないのが悔しいところではあるんですがね(笑)

 

で、この記事タイトルにもあるように、今年の僕はスクエニミュージックに対して異常にハマっています。子供の頃は各ナンバリングタイトルのサントラをブックオフ等で買い集めてはCDプレーヤーで聴いていたなんて事もあり、数年前にはFF7リメイクシリーズのオリジナルサントラを買い集めたり、アコースティック、オーケストラアレンジといったCDにも手を出して楽しんでいたりしてたのですが、今年は特にFFも含めたスクエニミュージックに対して僕は色々とお金を掛けている部分があり、散財が激しくなっています。

今年の8月に行く予定だったはずのFF35周年記念のDistant Worldsでは当然のように先行抽選販売でS席を選択していたり、スクエニが一昔前から力を入れているLPレコードを人生で初めて購入したり、今年の9月に行ったTGS2022ではゲームの試遊券を貰うよりも真っ先にスクエニミュージックの物販ブースに行って買い物をしたり…と、ゲームを楽しむ事と同じレベルで僕はスクエニの音楽を楽しむ事に対しても全力を注いでいます。

中でも異常と自分でも言えてしまうぐらい行った出来事が「SQ MusicのCDを全て買い揃える」という出来事でした。

 

僕とSQ Music

f:id:Gameslifeisff:20221101221055j:image買い揃えるキッカケはLast SQでした

SQ Musicはスクウェア・エニックスが誇る名曲を色んな形でアレンジし、ユーザーにお届けする事を目的としてスクエニが立ち上げた新規アレンジアルバムシリーズで、2009年発売のLove SQから2015年発売のLast SQまでの6年間色んなスクエニ作品の名曲を色んなアーティストがアレンジして世に送り出されてきました。手掛けたアーティスト達は一見すると誰?と口にしてしまうほどメジャーな方々ではないのですが、知る人ぞ知る人達ばかりで、音楽好きには堪らない構成となっており、分かりやすい有名な方で言えばROCKETMAN(ふかわりょう)星野源さんがソロアーティストとして有名になる前に活動していたバンドのSAKEROCK等、今となっては有名になったであろう人たちも参加しており、その中には現在スクエニのコンポーザーとして参加している鈴木光人さんも入ってたりしています。

そんなSQ Musicと僕との出会いのキッカケは地元にまだブックオフがあった頃の時でした。実家にいた頃はお出掛け帰りに用もないのにブックオフに立ち寄る事があり、その中で並べられた中古ゲームを物色したり、CDコーナーを見て回るのがちょっとした楽しみでもありました。その中にはマイナー枠ではありましたがゲームミュージックのコーナーも配置されており、そこでゲームのオリジナルサントラなどを物色するのも楽しみのひとつで、実際そこでFFのサントラも何本か買ったりもしていましたね。

で、ある時ふとCDパッケージの背表紙に書いてあった「Love SQ」という文字が目に付き、「SQ…?」と、スクエニのサントラが並ぶ中に置いてあったSQという文字が気になった僕はそのCDを取り出すと、ジャケットに描いてあったのは「ヘッドホンを着けた女性の横に置いてある赤いボックスから吹き出るスクウェアのドット絵キャラクター達」というかなり斬新なジャケットデザインのCDでしたね。

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それがスクウェア作品のアレンジアルバムである事を当時知らなかった僕は興味本位でこのCDを購入、家に帰ってからCDプレーヤーを起動し、聴いて見たその時、その大胆なアレンジ楽曲の耳に残りやすい旋律の美しさに初めて聴いた僕の心はとても震え上がりました…!

冒頭のPE'Zが奏でる「FFメインテーマ」は壮大さを保ちながらカッコ良くアレンジされたジャズ調アレンジで聴く者のテンションを上げ、続けてlivetuneが送り出す「遥かなる時の彼方へ(livetune remix)」は原曲の音源を織り交ぜつつもクラブで流れるようなDJリミックスされた音源でグルーブ感を感じさせてくれて、→Pia-no-jaC←が演奏する「ビッグブリッヂの死闘妖星乱舞片翼の天使」は驚異の早弾きテクで流れるような名曲メドレーを披露し…と、それはそれはもう最高の名曲揃いばかりで僕は何度もLove SQの全曲リピートを繰り返していきました!

こういったリミックスアレンジアルバムや、昔の作品のリマスターで行われるかつての名曲のアレンジというのは原曲こそが一番の最高点とする人も多い事から高い評価を受けにくい事もしばしばあるものですが、ことLove SQに於いては大胆なアレンジながらも原曲をしっかりとリスペクトしたその上で作られているというのがしっかり感じられるものばかりになっていて、いわゆるハズレのような楽曲は全くありませんでした(個人の感想です)

こうしてLove SQがアレンジアルバムとしての評価が高かったのか、公式でも「Love SQがスマッシュヒット!」と銘打ってシリーズ第2弾としてChill SQを出していき、以降はSQ Musicシリーズとして毎年新しいアレンジアルバムを出していきました。

 

SQ Musicを全て買い揃えるまで

僕にとっては衝撃的な出会いと強烈な印象を残したLove SQではありましたが、それ以降は全くSQ Musicに触れる事はありませんでした。FFの音楽自体は昔から好きだったものの、その当時の僕はゲーム音楽を音楽として真剣に向き合い、聴き浸って楽しむ程の魅力がまだ分かっておらず、シアトリズムFFが出るまではゲーム音楽を日常的に聴く音楽として楽しむ事がありませんでした。

それとSQ Musicに関して言えばLove SQ以外にも色んなSQ Musicが発売されていたという事は薄々分かっていたものの、実際に聴ける機会がなかったが故に他のシリーズに手を出そうという気までは起きてませんでしたね…ですが、その気持ちを変化させるちょっとした出来事がありました。

それはスクエニが立ち上げた新規YouTubeアカウントである「SQUARE ENIX MUSIC CHANNEL」が今年の3月に公開した新作アレンジアルバムの楽曲を織り混ぜた2つのテーマに分かれた楽曲の視聴動画でした。

Mellow Minstrel Mix🎮Game Music to chill, study, work - YouTube

Airship Cruise Beats🚀Game Music to hype you up - YouTube

ひとつは癒しを目的としたメロウミックスで、もうひとつはハイな気分にする事を目的としたDJミックス。その中には過去のSQ Musicの楽曲も多分に含まれており、その動画で初めて楽曲に触れる事になった僕は「名曲揃いやん…」とまたしても感動しましたね…

名曲の原曲が何年経っても色褪せない魅力を持つのと同じように、アレンジされた名曲もまた時の経過による古さを感じさせない現代にも通ずる力を持っている事を再認識した僕は改めてスクエニの作るアレンジ楽曲のレベルの高さを知る事となりました。

それから半年後、先述したTGS2022のスクエニミュージックの物販ブースでの買い物で僕はSQ Musicシリーズのベスト盤となるLast SQを現地で購入しました。これはTGS2022の開催に合わせて公開されたスクエニミュージックTGS2022の特設サイトのおすすめ商品一覧の中から、Last SQが紹介されていたのが目に付き、それを見た僕はLove SQの事と3月の動画の事を思い出し、買ってみようか…と思ったというのがありましたね。

結果的にこれは大当たり。Love SQが既に名作揃いだったという事もあり、他のSQシリーズの楽曲もそれぞれの音楽性に特化した大胆なアレンジによる聴き心地の良い音楽ばかりが凝縮されており、一番の目的にしていたオケコンのライブCDやエレクトロニカチューンズを除けば一番買って良かったと思えたCDでした!

しかし、一番最初のアルバムであるLove SQと最後のベスト盤であるLast SQ、この2つだけしか持っていないともなると残りのSQシリーズの楽曲が気になってくる…Last SQがCD2枚組のアルバムだとはいえ、これまでのSQ Musicで出た楽曲の中からより好評だったものを選りすぐって入れた為にひとつのアルバムに対して収録した曲数は1~3曲程しか選ばれていないのが現状…そうなると名曲であるにも関わらず、惜しくもベスト盤に入る事が出来なかった楽曲も存在するのでは?現に、公式YouTube動画で公開されたリミックスの中でLast SQには入っていない楽曲も多数存在していた。そう思い、いても立ってもいられなくなった僕は…

 

スクエニe-storeとAmazonを併用して残りの全てのSQ MusicのCDとFF25周年記念の時に発売された「FINAL FANTASY TRIBUTE 〜THANKS〜」計10枚のCDを一気に買い揃えました

 

何故CDで買う事にしたのか?それは僕自身が漫画を電子書籍で購入したり、ゲームのダウンロード購入が多くなったりと、あらゆるサブカルコンテンツの電子化が進んでいる中で、未だにCDメディアというアナログ媒体に対するこだわりが抜けきれていないという事と、CDレコを活かして夢のような楽曲リストを作りたかった事など、色々ありますが、DL販売では全てのSQ Musicの楽曲を網羅する事が出来ないというのが物理メディア購入を選んだ一番の理由でもありましたね。

つい最近、FFを中心とした数多くのサントラ、ライブCD、アレンジアルバムなどがサブスク解禁された事が記憶に新しいですが、アレンジャーの権利関係の問題があるからなのか、残念ながらSQ Musicはサブスク解禁されず、それどころかiTunes等でのダウンロード販売ですら一部のアルバムに抜けがある始末。これじゃあせっかくの名曲アレンジが聴けないじゃないか!という事で、だったらCDとして揃えてしまった方がコレクションとしてのキリも良いし、永久保存も可能だから良いだろう、という事で10枚分のCDに掛かった費用は総額2万円超え。6000円台のフルプライスゲームソフトが3本も買えてしまうという音楽に掛けた金額としては破格の値段ではありましたが、この時の僕はこれだけのCDを買う事に一切の迷いはなく、今でもこの選択をした事を後悔はしていません。


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それまでFF7リメイクとFFオリジンぐらいしかなかったCDレコのラインナップも豪華になりました。ダウンロード配信では手に入らない楽曲リストを作れるのがCDレコの魅力ですね✌️

f:id:Gameslifeisff:20221102010621j:imageダイソーの200円ケースに入れたCDの重みは確かなものを感じました…!こんなにCDを集めたのも久しぶりです。

そんなこんなで一気に楽曲が増えた事で仕事の徒歩通勤時に往復しながら聴いて歩いている日々を送っています。一気に150曲ぐらい増えたので全てのCDを通しで聴いてループしようとするとかなりの日数が掛かりますが、逆に言うと繰り返し聴くことによる飽きが来にくいという効果もあるので毎日が新鮮でスクエニの音楽に触れられるってのは嬉しいものがありますね…!

サブスクで聴いているサントラやアレンジアルバムの曲数も相まって無限に聴いていられそうな気がします(笑)

 

そして現在…

スクエニの音楽は今や僕のリアルでの精神面を安定させる"安定剤"という意味でも欠かせない程の重要な存在になっていました。それは今年の僕がスクエニの音楽に力を入れる事に対する躊躇のない姿勢と、掛けてきた金額のデカさがそれを物語っているようにも感じられます。

ゲームに対して一定の価値を見出しているのと同じように、スクエニゲーム音楽に対しても同等の、或いはそれ以上の価値を見出している僕はきっとこれからも新しいスクエニのアレンジアルバム等が出されたら速攻で買うだろうし、これからも開催されるであろう音楽イベントに対しては迷いなく参加するだろうし、僕の中のFF愛が爆発し続ける事は間違いないでしょう(笑)

f:id:Gameslifeisff:20221102020605p:imageそして2022年11月現在、僕はスクエニが出している"最新の"アレンジアルバムを買って揃えようとしています。しかし流石に一気に買ってしまうと聴ききれないし、お金もそれなりに掛かってしまうので今度は月に1本という制約を設けることにしました。そうでなくてもまだまだSQ MusicもFFトリビュートもオケコンアレンジやエレクトロニカチューンズも擦り切れるほど聴けてるわけではないのでもうしばらくの間は音楽アルバムを買うのは控えた方が良いんですけどもね(笑)

 

とにかくこれからの僕もFFを中心としたスクエニの音楽を楽しみ続ける事に間違いはないです。

皆さんも大好きなゲーム音楽があるのでしたら、その音楽に対して力を入れてみるってのはどうでしょうか?

ゲーム音楽は自分の人生を豊かにしてくれるはずですから…!!!

 

では、小噺のコーナーをここで終わりにしたいと思います。

皆さま最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

結局トータル7000字を超えちゃったけど本当に短く感じられるのかしら…😅