ポッポ屋日記

日記的なブログにしたいです

次回作はどうなるのか?ミッドガル脱出後の分作2作目以降の事を考えてみる

 

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こんにちはニホンバトです!

発売日がたまたま近かった事もあって世間ではあつまれどうぶつの森と共に大注目となっているFF7リメイクを皆さんは楽しんでおられるでしょうか?

前回の記事で僕はこのFF7リメイクを発売から2週間経ってクリアをし、その魅力をお伝えした記事を先月書き綴り投稿しました。あれから更に1週間程経った5月6日...僕はとうとうFF7リメイクのトロフィーをコンプリートしました!

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トロフィーコンプリートの証でもあるプラチナトロフィーのアイコン

 

エンディングを迎えた事で開放されたHARDモードの追加によりFF7リメイクの全てをやり込む為の余地がまだ残されていた事には驚きました。

RPGでやり込みと言えば、エンディングを迎えるまでの過程にやり込み要素があり、エンディングを迎えたら全てが終わりというイメージがありました。ですので、なかなかクリア後のやり込み要素というもののイメージが予想つかなかったんですよね。

しかも今回のFF7リメイクのようにワールドマップに出るまでの物語となる1作目では一本道になるので、一本道でのやり込み要素とは如何程なものかと思っていましたが、HARDモードによる2周目の追加要素はもちろん、イベント・ストーリーの分岐過程を埋めるプレイログ記録ラスボスを倒し、HARDモードをこなし、あらゆる記録のコンプリートをした者だけが目指せる更なる高見がそびえるバトル...など、一本道でありながらここまでやり込み要素を練り込んでいたのには驚きました。記録のコンプリートの為にはアクション操作の技術力が求められる為、アクションが苦手な人にとっては高い壁になってしまいますが、それまでのFFとは一線を画したリアルタイムな操作性はとても面白く、やっていくうちに慣れて楽しくプレイ出来ていました。

途中何度かゲームオーバーになる場面はあったものの、最後の最後にはハードモードでラスボス、そし裏ボスを撃破。最後の最後まで余すことなくFF7リメイクの全てを楽しみ尽くしました!

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こちらが実際のプレイログ

特に大変だったのはCHAPTER9でのドレスのパターンを全て埋めること、ティファとエアリスのドレスを変えるためにCHAPTER3とCHAPTER8を3周はして調整しないと全パターンは見れない為、大変手間が掛かった

 

さてさてそんなFF7リメイクを楽しみ尽くしてからまだ間もない時ではありますが早くも分作2作目以降がどこまでの物語が描かれ発売されるのか少し予想をしてみようと思います。

 

分作2作目はワールドマップ=オープンワールドとなり得るのか

ここでオリジナル版FF7のミッドガル脱出後の展開をざっくりと紐解いていこうと思います。

 

まず、ミッドガルを脱出したあとのクラウド達5人は神羅ビルで情報を得た*1セフィロスの痕跡を追う為、パーティを二手に分けてミッドガルに最も近い街のカームにて合流する事に

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そこでクラウド過去に起きたセフィロスとの確執ニブルヘイム事件*2を語る事に

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カームの先で足を踏み入れた湿地帯にて凶暴なミドガルズオルムの惨殺体を発見、セフィロスがやったと睨む

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湿地帯を抜けた先の洞窟ミスリルマインにタークスのルードとツォンが登場、新人タークスとしてイリーナも初登場、そこで神羅セフィロスを追っている事を知り、セフィロスジュノンの港町に向かった事を知る

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ジュノンにて...

と、ここまでの流れを見ると、ミッドガル脱出後、クラウド達も神羅もお互いセフィロスを追って世界を旅している事が分かります。原作のオリジナル版FF7では様々な仲間との出会いや紆余曲折がありながら所在不明のセフィロスを追う事を物語の中核として動いているんですね

リメイクでも倒してもなおセフィロスの存在を感じ取ったクラウドセフィロスを追うためにこれから世界を旅し始める決意を固めてエンディングになっていたので2作目以降でも恐らく神羅の妨害がありながらセフィロスを追う物語に恐らくなるとは思うのですが、そもそものゲームシステムの懸念問題としてワールドマップがあります。

 

ワールドマップとはFF1〜FF9まで存在していた世界のフィールドであり、主人公たちは訪れた町で次に進むべき目的地を見つけては隣の町やダンジョンへの移動を繰り返して出歩く場所でもある重要なシステムとなっております。ワールドマップから見える世界観は作品毎に違いがあり、特に僕が子供の頃はスーファミ時代のFF作品でギャラリーブックとして価値のあったNTT出版発行のFF攻略本で見るワールドマップの地図は目を見張るものがあり、当時から世界の広さというものを実感していました。

飛空艇を入手するまで世界の移動には多少制限が付くものの、飛空艇入手後に世界を飛び回れるようになった事でより世界を旅している没入感があり、ある程度自由な進み方、自由なプレイができるようになるのも従来のFFでは当たり前のシステムでもありました。

 

さて、そんなワールドマップの概念を圧倒的進化を果たした今のFFではどう表現していくのか?シームレスに動くひとつの巨大なマップを町やダンジョンごと描き、そこにプレイヤーでもあるクラウド達が旅をする。現代のゲームでよくある考え方をすればそれは「オープンワールド」に近い概念に当たるかと思います。

しかしオープンワールドというのは正確に言えばどんな移動の仕方やどんな進み方をするのもプレイヤーの自由で縛りが殆どない世界であり、圧倒的な舞台世界の広さはあっても、次に進むための目的地までの移動を限定的に制限されたりすれば、それはオープンワールドとは正確には言えないと思います。

なので妥当に考えるとすればオープンワールドによく似た広さを持つワールドマップとするのがFF7の世界を描く上でベストなのかもしれないと自分は予想します。

近年ではゲーム業界では一種のオープンワールドブームみたいな風潮があり、オープンワールドのシステムの導入を求める人の声も少なくはありませんが、何でもかんでもオープンワールドにすれば面白いゲームになるのかといえば決してそうではなく、オープンワールドにしたならしたで、無計画なつもりで進んだ先でもちょっとした褒美がある様なユーザーが満足するような面白さを作りこんでいかなければ、ただ世界が広いだけのつまらないゲームに終わってしまう可能性は大いにあります

リメイクとなった事でゲームシステムに大幅な改変が加わり、新たな面白さを確立することができたFF7リメイクですが、ワールドマップの概念がそのままオープンワールドとして当てはめられる事になるのか?またそうすることによってFF7リメイクらしい面白さというのは作られるのか?

今後のFF7リメイクのゲーム作りに於いてはまだまだ未知数な部分があるかとは思いますが、濃密なFF7リメイクの世界を描くためにどこまで力を入れていくのか、スタッフのゲーム作りにはある意味楽しみにして良い部分があると思います。

 

個人的な望みとしてはオープンワールドにする事でミッドガルの外の世界を出歩きたいという気持ちも多少はありますが、フィールドマップ自体に魅力を見出すというよりかは、訪れた先の町やダンジョンで紡がれる物語に魅力の比重が置かれている作品でもありますので、正直ワールドマップは簡素でも良いとは思うのです...が、今回の分作1作目で並々ならぬスタッフのこだわりを感じた一作になったので、今後もそこら辺の妥協は一切せずに作り込みそうな気もしますね。

 

残りの仲間たちについて

分作1作目であるミッドガル編で仲間となる主要なメンバーは、クラウドを始めとしてバレット、ティファ、エアリス、そして今作ではプレイアブルキャラとしては使えませんでしたがレッド13と、総勢で5人のキャラが仲間になっています。彼らだけでも十分魅力溢れるメンバーではあるのですが、FF7にはまだまだ語り尽くせないほど魅力的なキャラはいます!

不思議なオモチャのケット・シー、罪の意識に苛まれながら眠るヴィンセント・ヴァレンタイン、宇宙へ飛び立つ事を夢見るオヤジのシド・ハイウインド、謎のニンジャのユフィ・キサラギ...と、ミッドガル脱出以降に登場するキャラにも大きな魅力が詰まっています。しかもどのキャラクターもクラウド達と同じ様に神羅とは何かしらの繋がりや因縁の様なものがついていますので、これからも相対する神羅と彼らがどの様に関わり物語を紡いでいくのかが楽しみで仕方ありません!

特にヴィンセントとユフィは原作のオリジナル版では隠しキャラクターの扱いでありながらどちらもファンからは一定の人気があり、特にヴィンセントは彼個人でのスピンオフ作品ができるほどの人気キャラでもありますので、リメイクでは隠しキャラという扱いではなく、正式に何らかのストーリーを経て仲間になっていく事を僕は望みたいと思うばかりです。

オリジナル版ではミッドガルの外の世界で出会う彼らにも一人一人、見せ場となる所がありましたので、リメイクではそれがどのように描かれ活躍をしていくのか、楽しみで楽しみで仕方がないですね(笑)

 

フィーラーが護ろうとした運命を捨てたクラウド達が紡ぐ白紙の物語とは?

神羅セフィロスに次ぐ第3の敵 フィーラー

彼らの正体をレッド13が語った運命を司る番人という名の通り、最終決戦では運命を変えようとするクラウド達の前に立ちはだかり戦う事となりました。結局それに打ち勝った事で物語は本来紡がれるはずだったオリジナル版FF7の物語とは違った展開を見せる事となり、戦闘中のエアリスの発言曰く「その先の物語は白紙」という事が示唆されました。

実際、エンディングでは本来あって然るべきだった過去の運命でさえ変わる事となり、これからの物語が一体どうなるのかが全く分からなくなりました。先程書いた残りの仲間たちに関しても、もしかしたらケット・シーと出会う初めての場所がゴールドソーサーでは無くなったのかもしれないし、本来当たり前だと思っていた物語フィーラーが護ろうとした運命という構図ができあがった事でもしかするとエアリスの身に降り掛かるあの運命が避けられる可能性もなくはないという事になったのかもしれません

しかし変わっていないのはセフィロスクラウド達はこの先もずっと敵対し続けるという事実であり、旅の途中で(特にクラウドが)セフィロスに悩まされながらいつか結果的に世界を救う事になるのかもしれません。

 

こればっかりはスタッフの手の中で紡がれる物語であり、その白紙から何を生み出すのかは完全にスタッフ次第となっています。

色々な予想を張り巡らせて想像してみたい所ではありますが、オリジナル版をどっぷりとプレイしていた自分としてはどうしてもオリジナル版の運命からどう変わっていくのかが全く想像が出来ないんですよね。

なので今後のFF7リメイクはオリジナル版FF7の物語をリアルなグラフィックでなぞって行くもの...という固定観念は捨てて臨んでいくのが良いかもしれません。

 

何せ今の段階ではエアリスやマリン、そしてセフィロスまでもが何かを知っている、思わせぶりな発言をしていたりするのですが、如何せん次回作以降で回収されるであろう伏線発言でしかないので、今の段階ではその発言の真意を知ることは出来ないし、今この場でどんな答えになるのかという事を想像しても予想とは大きく違った物語になる可能性が大なんですよね。

 

なので今後を待つ...とするのが現段階でのベストな答えなのでしょう。

 

予想してみた、想像してみたとするタイトルでありながら「どうなるのか分からない」という元も子もない結論を書いてしまって若干申し訳ない部分もあるが、楽しみに待っておくことで、少しでも期待感を持っておくのが適切である。と自分は考える。

 

 

今回はこれで終わりです。

次回作以降のFF7がどうなっていくのか、気長に待つ事にする事と致します。

 

 

これを読んでいる皆様にも良いFFライフを!

*1:オリジナル版FF7ではプレジデント神羅が正宗に刺殺されている事をキッカケに初めてセフィロスの存在を知る事となるのでこの時はまだ姿すら露にならず、この時点ではまだ名前だけの存在だった

*2:クラウド、ティファ、ザックス、セフィロス...と、主要人物の人格と人生を大きく一変させる事となった未曾有の大事件