ポッポ屋日記

日記的なブログにしたいです

埼玉の秘境...三峯神社・三峯神社奥宮参拝!(前編)

 

こんにちは!久々のブログ更新となりましたニホンバトです!

最近のブログ更新は月一ペースという亀のような更新頻度になっていますが、有名ブロガーのように常日頃からブログに出来る程の面白い話題を見つけたり作ったりしていることが無く、毎日同じ様な生活を繰り返している中で出来る更新はこれぐらいがちょうどいいのかなぁなんて思い始めています(笑)

さてさて、そんな僕ではありますが実は先日、埼玉の秘境にして関東最大級のパワースポットとして有名な三峯神社に行ってきました!

今回は参拝に至るまでの道のりと参拝時に撮った写真と共にその魅力をお伝えしていきます!

 

参拝の決意に至った経緯と下準備

今回、三峯神社参拝をするに当たって僕が第一に考えた事は三峯には自らの足で向かいたいというものでした、つまりは登山ですね。

今でこそ国道が舗装され、交通機関の整備が整った事で誰でも行きやすくなった三峯神社ですが、かつては大輪バス停から三峯神社直通のロープウェーが整備されていた事があり、それより以前には表参道、裏参道、タケルの道という3つのコースから三峯まで自らの足で赴くというのがかつての参拝方法でした。山の上にある神社仏閣という事もあって誰でも行きやすいものではなかったんですね。

今では殆どの人が車やバスなどの交通機関を使って行く人がいる中で何故敢えて表参道からの登山をする事としたのか、ちょっとクサいセリフになりますが、自らの足でその大地を踏み締めながら行く事でその土地のパワーを感じ、そこに辿り着いた時の達成感と感動は計り知れないものがある... そう思い、徒歩での三峯参拝に至ることとなりました。

さて、そんなこんなで三峯神社に行く決意はしたものの、バスを使わないルートで行くとなるとどうしても山登りになります。山登りをするとなると必要なのは入念な下調べと下準備です。なんたって山ですからね?公式には表参道"ハイキングコース"と銘打っていますが初心者向けとはいえ山であることに変わりはありませんからそれなりに準備もします。

まず真っ先に考えたのはクマとの遭遇

秩父市は手付かずの自然が残った山々の連なる地域ですから当然クマも存在します。特にツキノワグマが生息していて目撃情報や不幸な事に被害情報も過去には出たケースもありますから当然警戒しなければなりません。そこでそんなクマ対策のために買ったのがこちら!

f:id:Gameslifeisff:20200202150236j:image

Amazonで買った熊よけのベルです(笑)

熊よけ鈴の大きさとしてはかなり大きく、遠くまで響かせる事が出来る音の大きさが特徴です。しかしだからといって聞いてて不快になるほどの音ではなく、静寂感のある高音が耳にも心地の良い音を奏でてくれます。

しかしこの音を聴いた母からは「なんかお遍路みたいな音だね」と言われた時はツッコミをせずにはいられませんでした(笑) 確かに音だけ聞けばお遍路っぽいけどさ...(笑)

吊り下げ式のベルには紐とカラビナがついていたのでリュックの隙間など付けられるところがあればどこにでも付けることが出来る便利なものでした。僕は自分の手持ちのウエストポーチにどうぞここに付けてくださいと言わんばかりのフック掛けがあったのでそこに付けました!

これで熊よけ対策はバッチリ!一人で行く登山だったので尚更必要なのは間違いありません。本当は万が一熊に遭遇した時に使える緊急時用の熊よけスプレーというものがあってそれがあれば尚良いのですが、人体にも有害な危険物でしたし、値段もべらぼうに高かったので手が出ませんでした...(笑)

そしてもうひとつ、これも買いました

f:id:Gameslifeisff:20200202154534j:image

THERMOS社の携帯用魔法瓶!

僕は常日頃から水筒を持っていく事がなく、持ち歩く習慣が無かったのですが今回の登山では休憩したい時に飲み物を持っていないと不便だし、だからといって暖かいペットボトルを買っただけでは持ち運んで、さぁいざ飲もうと思った時に冷めて冷たくなっていたら悲しいじゃないですか。温かい飲み物を長期的に保存して飲みたい!そう思った時にパッと思いついたのが魔法瓶だったんですね。

最近の魔法瓶はステンレス製でも最低6時間以上の保存が効くものも多く、どれを選ぶのか迷いましたが携行量として500mlがちょうど良かった事とセール中の値段の安さ、そして好きなカラーの青系統という事でこれを買いました。出かけたりする上で水分補給は大事ですから、これを家からの持ち込みで飲み物を用意すれば現地で買うより安く済みますからね。

 

熊よけ対策と水分補給、最低でもなくてはならないこの2つの準備は完了、靴はたまたま買って貰っていた登山用靴があったので履物はこれでOK、本当は安定した支えを手に入れるためにストックも欲しかったのですが予算の都合で断念、しかしそれなりの準備は出来たと思い、僕は2月1日を待ちました。

 

目覚めは朝の3時、気合を入れた朝

本格的な登山という人生で初めての体験に緊張していたのか、2月1日が近付くにつれて自分の中で緊張感が迸って来ました。何度も何度もソワソワして落ち着かない、仕事中にも緊張からなのかちょっとえづいてしまったり...と、明らかにプレッシャーのような何かを感じていました。そして出発前夜も3時起床だから早く寝なきゃと思っているはずなのに眠れず、結局いつもの時間に仮眠をとる事に...そしてとうとう3時に起床!家族はまだ寝静まっている中、僕一人だけせっせかと朝の準備を始めました。

今回は向こうで温泉にも入る予定にしていたのでリュックには着替えとバスタオルを入れ、他にも懐中電灯にロープ、そして熱々のアップルティーを入れた魔法瓶にコップ、ウエストポーチには普段持ち歩いているセットに携帯用モバイルバッテリー、財布、そして熊よけベル...などなど、諸々の準備は完了!急いで早朝の朝ごはんを食べ、自転車で最寄りの駅へ

厳しい寒さを乗り越えながら駅に着くと驚いたのは、始発電車だから人が少ないかと思いきや結構な人が来ていたこと、パッと見サラリーマンやOLさんが多かったが地方から東京に仕事に行く人などはこの時間から動いていないと間に合わないのだろうか...そう考えると出勤自体が大変過ぎて僕には到底無理だなと感じた。

そんなこんなで僕は西武秩父駅に向かうための電車に乗ったのだが、さすがにそこに向かう人の数は少なく、同乗者は何やら大きな荷物を持った人がちらほらと...電車を1本乗り換えてあとは西武秩父駅に向かうまで1時間揺られ続けるのみ...ちょうど僕の真後ろに座っていた女性はまだ眠かったのかうつらうつらと眠そうにしていた。この人も何かの目的を持った旅をするためにこの時間から来てるのかな...?そんな疑問を持ちながらまだ暗くて見えない車窓を眺めているとだんだん朝焼けが...

f:id:Gameslifeisff:20200202211538j:image

普段こういう早朝の時間に外へ出ること自体が殆どなく、人のいない光景はどこか非日常感を感じさせてくれ、僕の心はどこかテンションが上がっていました。なかなか出来ない体験でもありましたからね(笑)

そんなこんなで西武秩父駅に到着!ここでゆっくりしている暇はないので急いで秩父鉄道御花畑駅へ!

f:id:Gameslifeisff:20200202212017j:image
f:id:Gameslifeisff:20200202212014j:image

昔ながらの駅であることを感じさせるこのこじんまりとしたレトロ感が心をくすぐりますねぇ。そしてやってきた三峰口駅行きの電車、乗ってみるとどこか懐かしい様相を感じさせつつも同乗者は若い男性が1人だけ...まぁ早朝からの電車に乗ってる訳ですからそりゃそうですよね。

秩父鉄道を走る電車からの車窓を見ていると改めて秩父市という所は本当に山々の多い地域の中で人が暮らしているんだな...と、自然の多い田舎に憧れを抱く若者の様な感想を持つ程までにその車窓から見える町の地域は閑散としていました。

そしてだんだんやってくる三峰口までのカウントダウン...早朝からの電車旅は終わりを迎えそして遂に...!

f:id:Gameslifeisff:20200202213713j:image

終点の三峰口駅に到着!この時の時刻はまだ7時を超えたばかりでした。駅の事務室を見るとまだ駅員さんが出勤していなかったのか中には誰もおらず、無人駅となっていました。既にいた人は駅前の売店で開店準備に取り掛かったおばさまが1人だけ...おはようございますと挨拶をしたあと、バスが来るのを待ちました。そしてバスに搭乗、10分近く揺られながらこれまでの状況をツイートしていたTwitterでだんだん反応が出てきていたのがとても嬉しかった。そしてようやく...

f:id:Gameslifeisff:20200202215307j:image

 

三峯神社に向かう表参道コースの登山口である大輪に到着しました。バス停前には早速案内板があって助かりました...ですが写真には写ってないものの、実はこの下の方には西武バスからの重要なお知らせが書いてあり...かいつまんで内容を書くと

ここにはハイキングと書いてあるが実際にはキツい山登りをするのと同じ場所...熊も出るしコンディションによっては危険なところにもなる、道路が渋滞しているからって軽装備で歩いて行こうなんて軽い気持ちで舐めて掛かったら痛い目に遭うぜよ!そういう時は大人しくバスに乗れや!」という様な内容でした (あくまでも演出の為こんな書き方で書いてはいません(笑))

もう一度書きますが秩父という地域は野生の熊が生息している場所、例え今いる場所が標高の浅い場所だからといって危険がない訳ではありません。これが本当の登山なんだということを感じると改めて気が引き締まりました。

 

いざ、登山開始!

という訳で日が昇り始めてまだ間もないこの時間から登山はスタートしました!ウエストポーチにはしっかりと熊よけのベルを取り付け歩き始めるとまず入口にはこれから登山をする人を出迎える大きな石鳥居が...

f:id:Gameslifeisff:20200202221543j:image

 

鳥居をくぐった先には狼を御眷属とした狛犬ならぬ狛狼が両サイドにいました

f:id:Gameslifeisff:20200202222034j:image
f:id:Gameslifeisff:20200202222039j:image

ここ大輪ではかつて車で向かうための道路がなかった頃、三峯神社に向かう登山口として最初に登山者を出迎える為の場所として食事処や商業施設が建てられ人が盛んになっていた時期があり、賑わっていました。少なくともロープウェーが廃業される平成19年頃まではここ大輪の地も賑わいを見せていた事だったでしょう。13年経った今では表参道から登山をしに来る者以外の人が訪れることはなく、閑散としていました。

f:id:Gameslifeisff:20200202223839j:image

お犬様にご挨拶をした後先へ進むとそこには荒川を渡る為に繋いだ長い登竜橋が

f:id:Gameslifeisff:20200202224118j:image

そこから見えるまだ荒々しさのある荒川はとても綺麗でした...橋を渡った先にある看板を見るとどうやら何かトラブルでもあったのか三峯神社境内へのペットの入場は禁止されていました。何かあったのか...

 

f:id:Gameslifeisff:20200202224434j:image
f:id:Gameslifeisff:20200202224428j:image

まずは舗装された遊歩道へ

f:id:Gameslifeisff:20200202225141j:image

ちょっとだけ寄り道をします

f:id:Gameslifeisff:20200202225236j:image

竜門の滝に到着、ここで驚いたのはその水の透明度の高さ、東京都でも流れている荒川の源流が近い場所だからなのか奥が透き通っていて青々しく輝く水面はとても美しいものでした。

f:id:Gameslifeisff:20200202225621j:image

登山を再開するとここから一気に本格的な山道となる看板が...熊出没注意の看板に背筋がピンとなりました。

いざその先へ進んでみると本当に荒々しさの残る山道が続き、本格的な登山である事を実感しました

f:id:Gameslifeisff:20200203003809j:image

↑元からこうだったのかもしくはこの前日の夜中に起きた地震の影響なのか柵がなぎ倒されて足場がなかったです
f:id:Gameslifeisff:20200203003745j:image

↑下は崖
f:id:Gameslifeisff:20200203003802j:image

↑沢のようなものを発見
f:id:Gameslifeisff:20200203003755j:image

↑確かに厳しい道のりですが柵がある分、奥宮までの道のりよりはマシです

山ですから当たり前の事ですがずっと続くのは上り道だけ、登山経験のある人や普段から運動神経の良い人にとっては軽々かもしれませんが小学生以来の山登り&1000メートル級の山は初挑戦の自分にとっては結構足に来ます...息切れもせず体力にはまだ余裕もありますがこのまま持つのかどうかちょっとだけ不安になってきました(笑)

最初の休憩スポットである椅子を発見したので少し座って休憩、表参道への道のりは慣れた人だと2時間半程度、初心者の人は休憩も込みで3時間以上は掛かるとされています。

そして再び歩き始めるとそこには...

f:id:Gameslifeisff:20200203005533j:image

後から人が作ったであろう鉄パイプの橋が...

嫌だなぁ〜...嫌だなぁ〜と思いつつも、でもここを渡らなければ三峯神社参拝なんて夢のまた夢、意を決して渡り始めますが...

f:id:Gameslifeisff:20200203005937j:image

やっぱり下が透けてました〜!

ていうか網ですよねこれ(笑) 人が渡れるように出来てるとはいえ、なんか乗ったらしなってる気がするし、ギシギシしてるし、下は崖だし、正直心臓がヒヤッとしました。渡りきった時の安心感って言ったらもう...!(笑)

そんな訳で登山を再開、時間が経つ中で太陽は徐々に空へと昇りだし、周りも明るくなり始めます。

f:id:Gameslifeisff:20200203010800j:image

↑それにしてもこんな風に柵がなぎ倒されてるのを見ると色々と不安になってきますね...何があったのかが分からないから怖いもんです

そしてようやく到達地点の半分である清浄の滝に辿り着きました!

f:id:Gameslifeisff:20200203012952j:image

マイナスイオンが飛び交う大自然の中でポツンと佇む滝...この滝は今でも修行僧の人が修行の場として滝行をする時に使われるんだとか!

ここでようやく本格的な休憩、魔法瓶から持ってきたアップルティーが寒さと疲れで疲弊した身体に染み入るように入ってきます...この時点で登山開始から1時間経過、普通だと清浄の滝まではだいたい40分ほどで着けるみたいなのですが僕は写真を撮ったり、SNSにアップしたりで時間を割いていたので割かし時間が掛かってしまいました。

 

ここからペースアップしていこう!と考えたのですがこっからがキツかった...

 

f:id:Gameslifeisff:20200203015009j:image
f:id:Gameslifeisff:20200203015018j:image

清浄の滝まではまだ平坦な道を歩く事も多かったのですが、滝を超えてから先は更に急勾配の道に様変わり、ひたすら上に、上にと続く道のりである為だんだん足と膝に来る様になってきました。

あとこの時点で気付いた事があったのですが意外と暑いんですよね...1000メートル級にもなる山だという事で気温は日中でもマイナスになると予想して結構着込んできたのですが、今年は気象異常とも言えるレベルの暖冬という事もあり、山の上でも0度を下回ることすらないという予想外の事態に、おかげで全身服の内部はびっしょりと汗だらけ、しかしいくら寒くても脱いでしまうと立ち止まった時に余計に寒くなる。しかも汗をかいている状況の中で寒さに打たれるのはあまりにも逆効果、荷物にもなってしまうし、ここは我慢をしてでもそれを着て上に登ることが必要でした。

f:id:Gameslifeisff:20200203032946j:image

すると薬師堂跡に到着、はるか昔、ここは登山途中で怪我をした人や治療の為に入り、更にかつては登ることを禁じられていた女性の人が入るための施設でありました。ここで治療を受けた人はこの山の中でどんな光景を見たのでしょうか...そんな事に思いを馳せながら再び休憩、この時点で標高は700メートル超え、あと少しといった所でした。

 

f:id:Gameslifeisff:20200203033352j:image
f:id:Gameslifeisff:20200203033401j:image
f:id:Gameslifeisff:20200203033417j:image
f:id:Gameslifeisff:20200203033409j:image

いよいよ登ってきたという事でしょうか...山の斜面に太陽の光が当たり、暖かさ(僕の場合は暑さ)がさらに増します。しかし同時に雪が残っている場所も出てくるようになりました。

f:id:Gameslifeisff:20200203033728j:image

するとここでなんと民家を発見!

テレ朝の某番組を彷彿とさせる様な生活感の残る佇まいではありましたが残念ながらこの家に人が住んでいる気配が感じられず、横に電気メーターもあったので確かめて見てもメーターは一切動いていない...きっとかつてここに人が実際に住んでいたという事を知って欲しいがためにあえて残すという道を選んだのかな...なんて思ったりしながら前へ進み出す。

f:id:Gameslifeisff:20200203034213j:image

するとまた一軒家が...

f:id:Gameslifeisff:20200203071412j:image

もしまだ人が住んでたら郵便屋さん大変だな...(笑)

f:id:Gameslifeisff:20200203071628j:image

するとようやくここで人と出会うことが出来ました!若い男性だったのですが、着込んだ厚着のせいで汗がだくだくで暑さでフラフラしかけていたところの僕とは対照的にスイスイと早い速度で駆け下りていく男性...帰りだったのでしょうか?しかしここまでずっと人っ子一人にも会わず、山道で孤軍奮闘していた事もあってか嬉しくなって「こんにちは」と声を掛けました。

何なんでしょうね...普段近所を歩くときですら自分からこんにちはって声を掛けることなんかほぼないのに、今回の山登りでは道中ですれ違う殆どの人とこんにちはと挨拶を交わしていましたね...やはり山登りをずっと1人でしていた事の寂しさもあったのでしょうか...?とにかく道中で出会う人の温かさが素晴らしかったですね。

f:id:Gameslifeisff:20200203072537j:image

そしていよいよ最後の道!

足パンパンになり、きっと乳酸も溜まりまくってる中で最後の力をふりしぼりました!

 

そして...

 

 

 

登頂成功!

f:id:Gameslifeisff:20200203072827j:image
f:id:Gameslifeisff:20200203072819j:image

f:id:Gameslifeisff:20200203073604j:image
f:id:Gameslifeisff:20200203072806j:image
f:id:Gameslifeisff:20200203072812j:image

遂に...三峰山の標高1100メートル...遥拝殿に辿り着くことが出来ました!

そこは一気に下界を見ることが出来る三峯神社内随一の人気観光スポットとなっており、1100メートルから眼下に見下ろす山々の景色は格別の一言に尽きます。

3枚目の右側、分かりにくいかとしれませんが一つだけちょこんと突き出しているあそこが妙法ヶ岳の頂点、1329mの地点に住んでいる神様の住む地です。分かりやすく言うと神域、聖なる地とも言えますね。

遥拝殿は奥宮に危険なので登れなかったとした人でも変わりに奥宮に向けてお祈りをすることが出来る場所でもあります。賽銭箱がしっかりと置いてあった為、僕はそこで奥宮に向けてお祈りをしました。しかしその後本当に奥宮まで到達する事になるとは思ってもいませんでしたが...

 

ここに到達をしたあの時、表参道のあの道から上がってくる僕が相当珍しかったのか、遥拝殿から眺望を眺めていたおじさん達から物珍しそうに声をかけられました。早朝から挑んだアタックである事を説明するとかなり驚いていました。僕は少しだけ鼻が高かったような気がします(笑)

景色を眺めていると後からやってきたカップルがその眺望をみて「すごーい!」と驚いていましたが、しかし僕が感じる凄さとあのカップルが感じる凄さには何倍もの差があるんだろうな...と正直な話、そう感じていました(笑)

それもこれもここまで来るのに掛けた苦労の差がより何倍もの達成感を味わわせ、壮観な気持ちにさせたのでしょう。

 

人生で生きててこんなにも素晴らしい景色が見れたのはこれが初めてです!本当に苦労して登ったかいがありました!

 

というわけでこの後はようやく随身門をくぐり、拝殿到達になるのですが...それは後半で!